Taylor SwiftとBeyoncéのツアーがアメリカのGDPを押し上げか?


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Taylor SwiftとBeyoncéが2023年に行っている全米ツアーが、アメリカに大きな経済効果をもたらしているようだ。
記録的なチケット売上となっている両ツアー
Taylor Swiftは、2023年3月からワールドツアーである「The Eras Tour」を開始。現在までにアメリカやメキシコで行われており、年内は今後ブラジルでも行われる。また2024年には日本を含むアジアやヨーロッパ、アメリカ、カナダでも行われる。
Beyoncéは、2023年5月からワールドツアー「Renaissance World Tour」を開始。スウェーデンでの公演を皮切りにこれまでにイギリスやフランス、ドイツなどヨーロッパで行われており、現在はアメリカで開催中だ。
両ツアーはすでに数多くの記録を打ち立てている。例えば、「The Eras Tour」は、今月CNNが報じた内容によると、最終的に北米のチケット売上だけで22億ドル(約3200億円)に達すると推測されている。この売上高は、LAで今月9日に終了したばかりのアメリカ公演の正規チケット販売に加え、来年秋に予定されている2巡目の北米15公演を合わせたものだという。そのため、同ツアーは音楽史上最高の収益を上げたツアーとなると見込み。
一方、オフィシャルチャートによると「Renaissance World Tour」も今年8月の時点で2億9600万ドルの売上を記録。これは黒人女性アーティストのツアーとしては歴代最高売上額となっている。また現在の予測では、同ツアーは4億1500万ドルを売り上げ、280万枚のチケットを販売すると見られている。さらにForbesは「Renaissance World Tour」が最終的に21億ドルを稼ぎ出すと予測するなど、こちらも記録的なセールスとなっている。
ちなみにTaylor Swiftの「The Eras Tour」は、3時間15分を越える10部44曲構成、Beyoncéの「Renaissance World Tour」は2時間半 6部34曲構成と言われており、どちらもそのエンターテイメント性を高く評価されている。
Really blows my mind that we have one last city on the US leg of The Eras Tour. Santa Clara this weekend was a partyyy, both crowds were so loud and rowdy. And I’ll never forget when Alana, Este and Danielle emerged wearing their gowns from the Bejeweled video 😂 Loved every… pic.twitter.com/uVIjsbPs64
— Taylor Swift (@taylorswift13) July 31, 2023
"バーベンハイマー"とともにアメリカのGDPを押し上げる要因に
現在、アメリカのGDP(国内総生産)を押し上げる要因となっているのは、これらのツアーと"バーベンハイマー"という造語を生み出した大ヒット中の映画『バービー』と『オッペンハイマー』だ。ブルームバーグ・エコノミクスによると、2大スターのツアーと大ヒット映画は、7-9月(第3四半期)のGDPを最大85億ドル(約1兆2400億円)押し上げると予想されている。また両アーティストによる50近くのアメリカツアーはGDPを54億ドル押し上げる見通しだという。
しかしながら、ブルームバーグ・エコノミクスのエコノミストは、ツアーや映画による押し上げ効果は、あくまで一時的なものだと主張している。Taylor SwiftもBeyoncéも10-12月にアメリカツアーの予定はなく、「バーベンハイマー」についても「めったにない」出来事だと指摘。「こうした力強さの大部分は一時的な要因によるもの」だとし、「これらの要因は堅調な消費というまぼろしを作り出しているが、実際には消費は息切れしている」と分析している。
なお、先述したようにTaylor Swiftの「The Eras Tour」の日本公演は、2024年2月7日から10日まで、東京ドームにて4日間開催される。またこの公演は海外女性アーティストとして初の東京ドーム4日連続公演となる。




