TikTokチャートで1位を獲得!大ヒット「Million Dollar Baby」で注目のラッパー、Tommy Richmanとは


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今、要注目のアーティスト!
今年4月にリリースされた「Million Dollar Baby」で一躍有名になったアメリカのラッパー、Tommy Richman(トミー・リッチマン)が同曲のMVを公開した。MVはTommy Richmanと彼のチームが各地でモブる様子がメインで、ロサンゼルス、パリ、そして地元バージニアで撮影されたもの。VHSのようなエフェクトを使ったビンテージ感もある映像となっている。
大学を中退し音楽活動に専念
「Million Dollar Baby」の大ヒットが注目されているが、Tommy Richmanは2016年にサウンドクラウドやSpotifyで楽曲をリリースし、ラッパーとしてのキャリアを歩み始めたアーティストだ。ドラムの先生である父親の影響もあってか音楽は幼い頃から身近な存在で、オペラで歌うためにボイスレッスンに通っていたこともあった。
ラッパーとしての道を歩むために大学中退を決意した彼は、2022年に1st EP『Paycheck』をリリース。翌年R&BシンガーBrent Faiyaz(ブレント・ファイヤズ)のレーベルと契約すると、ツアーにも同行し、プロのアーティストとしてステージに登るようになった。
2023年にはBrent Faiyazの作品にも参加し、2024年4月にリリース前の「Million Dollar Baby」の一部をTikTokに投稿すると、一気に何百万回もの視聴数を記録。リリース後もビルボードHot100では初登場2位に、TikTokチャートでは1位を獲得するほどの大ヒットとなった。
「Million Dollar Baby」だけを聴くと“緩めのラップ”というイメージを持つが、これまでの彼の音楽スタイルはR&B、ファンクやパンクも取り入れており、幅が広いので是非過去の作品もチェックして欲しい。
「Million Dollar Baby」がヒットした理由は?
TikTokの影響もあって、リリース後すぐにヒットとなった「Million Dollar Baby」。キャッチーなメロディーが耳を奪うこの曲は、夏に向けて完璧なタイミングでリリースされた。4月と言えばまだ夏まで時間があるように思われるが、アメリカの大都市では徐々にプールパーティーやルーフトップパーティーが増える時期でもあり、ラジオやDJのプレイリストに入ることはその後の数ヶ月に大きく影響する。
数人のトラックメイカーによって作られたビンテージなファンクベースライン、南部のヒップホップで多用されるハイハットは独特なグルーブを生み、Tommy Richmanの言う「みんなにとっても自分にとってもクールなものを作りたかった」というリクエストに100点で返したトラックといえるだろう。
「長らく地元をレペゼンしているのに、俺のことは何も言わないんだな」という、反骨精神の表れたワンバース目の最初のリリックにも注目したい。ゆるい曲と思われがちだが、この入り方には気持ちが込められている。
地元がヴァージニアということで同郷のPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)からも影響を受けているとインタビューで話しているので、いつかコラボできたら面白いことになりそうだ。
Tommy Richmanは「Million Dollar Baby」に続くニューシングル「Devil Is a Lie」も6月にリリースしており、デビューアルバム『Coyote』のリリースも控えている。




