Janet, Mariah, The Notorious B.I.G.など リリース25周年を迎えるヒップホップ/R&B名盤。1997年は歴史上最も重要な年だった?


この記事をシェア
今ではチャートで上位を占めることも多いヒップホップ/R&Bだが、90年代はその黄金期だったと常に言われている。そんな90年代の中でもクラシックが量産されたのが1997年。この年リリースされたアルバムは2022年の今年に25周年を迎え、すでにblock.fmで紹介したUsher(アッシャー)『My Way』のように記念盤がリリースされているアルバムも少なくない。
Mariah Carey、Janet Jacksonも記念盤をリリース
プライベートでも変化があり、Mariah Carey(マライア・キャリー)にとってキャリアの転機ともなった6枚目のアルバム『Butterfly』もまた1997年にリリースされた作品。今年9月にはアニバーサリーイヤーを祝う様々な企画が発表され、アルバムもファンの間で人気の高いBrian McKnight(ブライアン・マクナイト)とコラボした「Whenever You Call」を含む、リミックスやアカペラなど8曲が追加されたデラックス盤として新たに再リリースされた。
Mariah Careyと同じく長年R&B・ポップシーンを牽引するJanet Jackson(ジャネット・ジャクソン)の6枚目のアルバム『The Velvet Rope』のデラックス・エディションも10月7日に配信が開始された。デラックス・エディションには、当時シングル盤のB面に収められていた「Accept Me」「God’s Stepchild」の2つのレア曲を含むリミックスなどストリーミング・プラットフォームで今まで聴くことができなかった10曲や、以前はCDシングルでしか入手できなかった複数のリミックスも収録。グラミー賞を受賞した「Got ‘Til It’s Gone」のリマスターされたMVも公開されている。
ヒップホップからはThe Notorious B.I.G.、Jay-Zのアルバムも
もちろん1997年が特別な年だったのはヒップホップにとっても同じこと。The Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)が他界した年であり、彼は死後にセカンドアルバム『Life After Death』をリリース。「Mo Money Mo Problems」や「Hypnotize」といった今もなおラジオやクラブで盛り上がるクラシックが収録された名盤だ。今年6月にはアナログ8枚組の25周年記念スーパー・デラックス・ボックス・セットもリリースされている。また、The Notorious B.I.G.を世に送り出したPuff Daddy(パフ・ダディ)が『No Way Out』という名作をリリースしたのも1997年のことだ。
The Notorious B.I.G.の死後、次なるスターを必要としていた東海岸、特にニューヨークのシーンにとって救世主となったのが同郷のJay-Z(ジェイ・Z)であり、彼もまた1997年にセカンドアルバム『In My Life and Times Vol. 1』をリリースしている。Jay-Zにとっては友人の死もあり楽しめるアルバムではないと話すが、当時のメディアではストリートとポップの両面を兼ね備えた作品であり、Jay-Zが“キング”への一歩目を踏み出したクラシックであると言われている。
紹介したアルバム以外にもMissy Elliott(ミッシー・エリオット)、Erykah Badu(エリカ・バドゥ)、Boyz II Men(ボーイズIIメン)などなど、幅広いアルバムが世に送り出された当たり年である1997年。今から25年後、今年リリースされたアルバムはどのような評価を受けているのだろうか。





