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Rave Racersが紡ぐ、90年代レイヴ・サウンドの現在進行形|新世代ダンスミュージックの最前線

2024/04/02 18:30
Moemi
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90~00年代のレイヴ・カルチャーに大きな影響を受けつつも、それを独自の視点で昇華するダンスミュージックプロジェクト。4月6日にはZEROTOKYOにて、国内のナイトライフ第一線で活躍するDJ陣による「RAVE MAFIA」に出演する。

“90年代のレイヴ・ミュージックがリバイバルしている”。ここ数年で度々耳にしている人も多いだろう。

実際に、サマソニ2024で初来日するPinkPantharess(ピンクパンサレス)や、UKシーンで注目されるプロデューサーNia Archives(ニア・アーカイヴス)など、若い世代のアーティストが90年代のレイヴサウンドから影響を受けた楽曲をリリースし、ヒットを記録。

そして、世界的にレイヴ・ミュージックが再評価される中、ここ日本にも当時のサウンドに影響を受けたダンスミュージックプロジェクトが存在する。

ユニークな存在感を放つダンスミュージックプロジェクト、Rave Racers(レイヴ・レイサーズ)。ラッパーのJUBEEが立ち上げたこのプロジェクトは、独自の音楽性と多彩なアーティストの集結により、国内のリスナーを中心に新たな音楽体験を提供している。

レイヴ・ミュージックを現代に昇華。アンダーグラウンドシーンから支持を得る

Rave Racersの楽曲は90年代〜2000年代のカルチャーに大きな影響を受けている。テクノ・ハウス・ジャングルなどレイヴ・ミュージックを基軸としつつも、単にそれをなぞるのではなく現在進行系の音楽として昇華し、新たな魅力を発信しているのが大きな特徴だ。

Punkspider、CYBERHACKSYSTEM、Lil Nostalgia 93、S2など様々な分野で活動するクリエイターがメンバーとして活動しているが、メンバーの詳細は明らかにされていない。ビジュアル面はデザイナーのGUCCIMAZEが手掛けており、アイコニックなアートワークはグッズとしても多数展開されている。

Rave Racersは2020年に1st EP『Rave Racers 1st LAP』をリリース。1stで提示したレイヴ・サウンドを再解釈した『2nd LAP』、そして80年代後半〜90年代前半のThe Second Summer Of Love時代から影響を受けたサウンドを中心とした『3rd LAP』という3枚のEPを立て続けにドロップし、アンダーグラウンドシーンを中心に注目を集めた。


ロックバンドからダンス・ミュージックプロデューサーまで、多彩なアーティストが集結

プロジェクトごとに様々なアーティストが参加するのも、Rave Racersの魅力のひとつだろう。

『3rd LAP』にはロックバンドAge Factoryの西口直人やJersey ClubプロデューサーのK BoW。続く『SPEED WAY』にはハード・コア音楽ユニット・RYOKO2000や80KIDZのメンバーJUNの別名義・SOLDERMANN、『SPEED WAY 2』にはどんぐりずのチョモ、エレクトロバンドgatoのAgeが参加。

2023年にリリースされたアルバム『Overtake.』にはテックハウスシーンで活躍するKZMTやロックバンドのyonigeが参加するなど、オルタナティブ・ロックからダンス・ミュージックまで個性豊かなメンツがどの作品にも参加している。

Rave Racersとしての軸は持ちつつも、様々なアーティストが参加することによってより実験的で斬新なサウンドが生まれ、それが独自の魅力としてファンを増やし続けているのではないだろうか。

2000年代ヒップホップ味溢れる「NEW ERA」、最新作『Overtake 2』ではさらに幅広いサウンドを提示

そんなRave Racersが2023年7月にリリースしたシングル「NEW ERA」では、今までのレイヴサウンドとは打って変わって2000年代を彷彿とさせるヒップホップをフィーチャー。

本作はタイトル通り「NEW ERA®」とのコラボシングルだ。NEW ERA®にまつわる歌詞や2000年代オマージュのMVなど、当時を知っている人には特に懐かしく映る作品に仕上がっており、Rave Racersはまた新たなファンを獲得した。

その後リリースされた最新EP『Overtake 2』では、warai_motokoが新たにメンバーとして参加したほか、カナダのDJ/プロデューサーSinjin Hawke、スペイン出身のDJ/プロデューサーZora Jonesが参加し、ラインナップもより国際色豊かに。1曲1曲が全く違うサウンドを提起しており、このEPを聴いただけでも彼らの世界観の幅広さを感じられるだろう。

ブレイクビーツやジャングル、UKガラージなど新たなジャンルを作り上げた90年代のレイヴ・カルチャー。その過程では様々なジャンルが融合し、実験的なサウンドが幾千と生みだされたからこそ、“黄金期”と呼ばれるほどのムーブメントになった。

2020年代はRave Racersの音楽から、ダンスミュージックの新しい潮流が生まれることに期待したい。

そんなRave Racersの最新セットが観られるイベント「RAVE MAFIA」が新宿・ZEROTOKYOにて開催される。(2024年4月2日現在)

出演はRave Racersの他に、フジロックなど大型フェスにも出演するLicaxxx、多彩な音楽をジャンルレスにプレイするnasthug、DJだけでなくアパレルのデザインも手掛けるecec。

東京のナイトライフ第一線で活躍するDJ陣の世界観を体感できる一夜になるだろう。

【イベント情報】

RAVE MAFIA
2024.4.6(土) RAVE MAFIA
@ZEROTOKYO
OPEN 23:00
HP:https://zerotokyo.jp/event/rave-mafia0406/

DOOR:¥3,500-
FASTPASS TICKET:¥3,000-(優先入場・入場料金含む)
ZAIKO:https://zerotokyo.zaiko.io/e/rave-mafia0406
UNDER 23割引 ¥2,000- (エントランスにてIDをご提示で割引)

【Z HALL】
Licaxxx
Rave Racers
nasthug
ecec

【OTHER FLOOR】
LINE UP COMING SOON

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