LE SSERAFIM初の全編英語詞楽曲でメンバーが作詞に挑戦。また、『オーバーウォッチ 2』ではコラボとして新スキンやゲームモードの追加も行われる予定だ。

ゲーム内での多様性を表現する音楽と、それがもたらすユーザー、アーティスト双方が受けるメリットを考える。

<p>今後日本の音楽は、ゲームをきっかけにして世界へと知られていくかもしれない。</p>
<p>現在、海外で知られている日本の音楽と言えばアニメをきっかけにした楽曲が多く、2022年にSpotifyが<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000022249.html" title="発表">発表</a>した「海外で最も再生された日本のアーティスト」では、『進撃の巨人』、『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』などの昨今のアニメ主題歌がランキングに並び、海外におけるアニソンの人気を再確認できるものとなっていた。</p>
<p>このように、オタクカルチャーによって日本の音楽が世界に知られることはよくあるが、そういった動きも多様化されてきており、YouTubeなどの動画サイトから日本の70～80年代を彩ったシティーポップが海外で話題になったり、TikTokをきっかけに注目される日本の楽曲なども現れている。</p>
<h3>ゲームから注目される国内アーティストの音楽</h3>
<p>その中で、筆者が特に注目しているのが「ゲームをきっかけに広まる日本の音楽」だ。これまで、ゲームに使われる日本の音楽で世界的に有名なものと言えば、『ゼルダの伝説』や『FINAL FANTASY』などの所謂ゲームミュージックが多かった。しかし近年では、ゲームミュージック以外でも日本の音楽がゲームをきっかけに注目され始めている。</p>
<p>そのような流れで最近話題になったことといえば、2020年にリリースされたMFS「BOW」のバイラルヒットだろう。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="MFS - BOW" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/V3cI0LIMRcw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>この楽曲は2022年にリリースされた『オーバーウォッチ2』に起用されたことからネット上で大きく話題となり、Spotifyのバイラルチャートにおいて世界45の国、地域でチャートイン。そしてグローバル、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランス、オーストラリアでは1位を獲得という、日本人アーティストとして前例のない快挙を成し遂げた。</p>
<p>もちろん、この楽曲の中毒性のあるサウンドやインパクトあるリリックも人気の要因だが、起用された『オーバーウォッチ2』は、リリースから10日で全世界のプレイヤー数が2500万人を超えるほどゲーマーからの注目度が高かった作品。作品内に登場する日本人キャラクター「キリコ」のテーマソングとして、起動後のメニュー画面やYouTubeのトレーラーでも楽曲の一部が使用されたため、作品を触ったプレイヤーの多くが「BOW」を耳にすることとなり、そこからバイラルヒットに繋がったのだと考えられる。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="オーバーウォッチ 2｜短編アニメーション「キリコ」" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Cai5FIVtfxY?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>『オーバーウォッチ2』に起用される前から、レッドブルの企画「RASEN」への出演や、国内最大級のヒップホップフェス「POP YOURS」への出演など日本のヒップホップシーンでは注目されていたMFSであったが、このバイラルヒットにより一気に世界に名を広めることとなったのである。</p>
<p>『Grand Theft Auto』シリーズのゲーム内ラジオのように、ゲーム内でライセンス楽曲が使われるというパターンは今や珍しいことではないが、今回のような形で日本人アーティストの楽曲が起用され、バイラルヒットにつながるという出来事は他に類を見ないだろう。しかし、こういったヒットが生まれる流れにはゲーム側にも背景があり、今後もこのようなことがさらに増えるだろうと筆者は予想する。</p>
<p><news slug="overwatch2_bow"></news><br />
<module-adv></module-adv></p>
<h3>エンタメカルチャーにおける「多様性の尊重」の浸透</h3>
<p>その理由として、「多様性を尊重する」という視点がゲームカルチャーの中でも深まっていることを挙げたい。エンタメにおける多様性の尊重は、ここ近年最も重要視されていることのひとつ。2018年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドがスピーチしたことで話題となった「インクルージョン・ライダー」は、2020年代になりさらに積極的に取り入れられるようになっている。</p>
<p>「インクルージョン・ライダー」とは、映画やドラマにおいて俳優や撮影クルーの多様性を約束するためのもので、女性、少数民族、LGBTQ、障害を持った人などマイノリティの人たちを雇用し、格差をなくすための条件を指す。元は映画やドラマの業界用語であったが、前述したアカデミー賞のスピーチ以後、広く使われるようになった言葉である。</p>
<p>その影響もあり、2020年のアカデミー賞では作品賞にノミネートされるための条件としてこの「インクルージョン・ライダー」が取り入れられることになった。そして、この基準は映画業界だけでなく音楽業界にも影響を与え、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーは、「2022年のグラミー賞は、インクルージョン・ライダーに取り組んだ初めてのメジャーな音楽賞となった」と発表した。</p>
<p>このようにエンタメにおける多様性の尊重はここ近年最も重視されるべき視点となっており、それはもちろんゲームの世界でも広まりつつある。2018年のアカデミー賞のスピーチ後、ワーナーブラザーズ・エンターテインメントは、「テレビ、映画、ビデオゲームなどのすべてのデジタルプロダクションにてインクルージョン・ライダーに取り組む」という<a href="https://www.polygon.com/2018/9/8/17832968/warner-bros-media-inclusion-rider-video-games-diversity?_x_tr_hist=true" title="声明">声明</a>を発表し、大手ゲーム会社として初めてインクルージョン・ライダーに取り組んだことが大きな話題を集めた。</p>
<p>そして現在では、多様性を反映したゲーム作品が数多くリリースされている。任天堂『スプラトゥーン3』『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』などでは、主人公を「男の子」「女の子」で決めるのではなく、複数のボティタイプやイメージから選択できるなど多種多様なキャラメイクを採用している。他にも、2012年に最もプレイヤー数が多いPCゲームとしてギネスにも認定された『リーグ・オブ・レジェンド』では多様な人種・性的指向のキャラクターが存在。現在日本でも高い人気を誇るオンラインFPS『APEX Legends』では、様々な人種、性的指向を持つキャラクターに加え、義手義足などの身体的障害を持ったキャラクターや、ADHDなどの精神的障害を持ったキャラクターが登場するなど、映画・音楽と同等、もしくはそれ以上に、多様性に対して積極的に取り組んでいる姿勢が見受けられる。</p>
<p>英Guardian誌が「ゲームは若者にとって音楽以上に重要なカルチャーとなっている」と<a href="https://www.theguardian.com/commentisfree/2021/jan/11/video-games-music-youth-culture" title="報じた">報じた</a>ように、ゲームは今を生きる人たちにとって、巨大な経済力とそれに伴う影響力を持つカルチャーのひとつだ。さらに映画や音楽との一番の違いは、ゲームは能動的に楽しむことができるエンタメであるという点にある。操作するキャラクターに自分自身を投影してもいいし、自分とは全く異なる人種・性別のキャラクターを作ってもいい。能動的に楽しむものだからこそ、選択肢が多ければ多いほどいいのである。</p>
<p>そして何より、多様性を大切にすることでゲームの世界はさらに広がっていく。自分とは異なる人種・性別をゲームの世界で体感することで、今まで触れられていなかった異なる文化や考えを知ることができるのだ。それは、ゲームにおいて多様性が表現されることでユーザーが得られる最大のメリットだと筆者は考える。</p>
<h3>音楽を通じて表現される多様性</h3>
<p>近年のゲーム作品では、キャラクター以外でも、音楽を通して多様性を表現するという試みが行われていることもしばしばだ。</p>
<p>ストリートを舞台としたレースゲーム『Need For Speed』シリーズの最新作『Need for Speed Unbound』では、世界中のヒップホップカルチャーを網羅した70曲以上のグローバルなサウンドトラックがゲーム内で流れる。本作の音楽演出を担当したチェイス・ストレート氏は、「サウンドトラックの半分近くは英語を使用しておらず、各地域で注目を集めているアートやアーティストにスポットライトを当て、グローバルなプラットフォームとなることを目指した。」と語っている。日本からはTohji、Loota、JP THE WAVY、なかむらみなみ、といったアーティストの楽曲が選曲されており、日本の最新ヒップホップカルチャーを汲み取っていることがよくわかるだろう。</p>
<p><iframe loading="lazy" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/5IMCUGJ9U4yEt6EGffRu3R?utm_source=generator" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe><br />
<news slug="nfs_playlist"></news></p>
<p>このように音楽で多様性を表現することにより、日本の音楽を含む世界各国の音楽がゲーマーの耳に触れることとなり、そこからさらなる広がりを見せるのだ。先述した「BOW」のバイラルヒットも、さまざまな人種・キャラクターを登場させてきた『オーバーウォッチ』が、パワフルな日本人女性である「キリコ」のエネルギッシュな部分を表現するために、MFSの楽曲を起用したからこそ、多くのゲーマーの心を打ったのではないだろうか。</p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h3>オリジナル楽曲からMV、プレイリストまでこだわる『VALORANT』</h3>
<p>『リーグ・オブ・レジェンド』の開発元であるRiot Gamesが2020年にリリースした『VALORANT』は、女性キャラはもちろんのこと、様々な人種・性的指向のキャラクターが登場する、現代ゲームの最先端を行く作品のひとつだ。特に『VALORANT』が素晴らしいのは、さまざまな国籍のキャラクターの人物像を、キャラクターと同じ国籍のアーティストが手掛けるオリジナル楽曲で表現しているところにある。</p>
<p>日本人キャラクターである「ヨル」がゲームに追加された際には、AK-69がプロデュースしたオリジナル楽曲「YORU/ヨル/夜瑠 Intro Mix feat. AK-69, MASAYUKI KOJO, HANABI」を公開。和楽器をメインとしたビートに、日本のヒップホップシーンを色濃く表現したリリックは、ヨルのキャラクターをイメージし作られている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="YORU/ヨル/夜瑠 Intro Mix feat. AK-69, MASAYUKI KOJO, HANABI - VALORANT" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/mPqYwTbNCUs?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>それぞれのキャラクターを登場させる際には、インクルージョン・ライダーに則ったクリエイターのキャスティングがされており、その国の文化などを色濃く反映させていることから、キャラクターへの理解度もさらに高まるのだ。</p>
<p>さらに『VALORANT』はオリジナル楽曲を制作するだけでなく、MVやプレイリストもこだわりを感じものとなっている。</p>
<p>ヨルの日常を描いた動画「ヨル/YORU - MY TYPICAL DAY -」では、漫画家である三輪士郎がイラストを担当。音楽はビートメイカーであるPuckafallプロデュースのもと、Sound's Deliが担当した。この動画に関わっているメインのクリエイターは全員日本人なのである。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="ヨル/YORU - MY TYPICAL DAY - VALORANT" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/qVUGxJCwzaE?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>さらに、『VALORANT』には公式のSpotifyページがあり、そこでは各キャラクターをイメージしたプレイリストが用意されている。ヨルのプレイリストには、JP THE WAVY、舐達麻、Dos Monos、YDIZZYなど、日本でも知名度が高いラッパーからコアなアーティストまで選曲されており、日本のヒップホップシーンを熟知していなければ作れないようなプレイリストとなっている。</p>
<p><iframe loading="lazy" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/1Te3WyotOIamGVSEOdlABj?utm_source=generator" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe></p>
<p>このように、取り扱う国の文化を深く理解したキャスティングやプレイリストの選曲は、ゲームのキャラクターを超えてその国のカルチャーに触れられる貴重な機会を創出しており、世界中で遊ばれる作品としてこの上ない丁寧な多様性の表現と言えるだろう。</p>
<h3>ゲームを通じて世界中の人がリスナーに</h3>
<p>『Need For Speed』『オーバーウォッチ』『VALORANT』のような音楽を用いた多様性の表現は、今後のゲーム業界でもポピュラーなものになっていくことが予測される。そして今以上に、自身と現在地が遠い音楽にも気兼ねなく触れ合うことができるはずだ。ゲーム同様、そもそも音楽も国境や性別を超えて皆が一緒になって楽しめるものであり、日本のアーティストが世界とつながる新しい扉が開いたと言えよう。</p>
<p>そして、今までガラパゴス的な環境に置かれていたアーティストが世界で話題になる可能性がさらに高まった。MFSの「BOW」のように世界中で聴かれることになる日本の楽曲は、もしかしたらゲームを通じてもっと発見されるかもしれない。もちろん我々日本人であってもゲームにスポットライトを当てれば、まだ知らなかった国内アーティストを知ることができるかもしれないし、新しく発見したどこかの国のアーティストにハマるかもしれない。ゲームが多様性を表現することにより、我々リスナーのアンテナも世界中に広がっていくのである。</p>
<p><module-adv></module-adv></p>


『オーバーウォッチ』『Need For Speed』『VALORANT』 …ゲームきっかけで世界に広がる日本の音楽

『オーバーウォッチ2』に登場する日本人キャラ・キリコのテーマソングとして使用された楽曲に、海外のユーザーもサムズアップ! 『オーバーウォッチ』シリーズで今回のように楽曲が使用されるのは初の試みだ。

<p>10月5日よりリリースされたアクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』で流れる曲が今話題となっている。ゲーム内メニュー画面で流れるその曲はMFSの「BOW」。大阪を拠点に活動する日本人ラッパーの楽曲だ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="MFS - BOW" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/V3cI0LIMRcw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>『オーバーウォッチ2』に登場する日本人で、巫女とくノ一の能力を併せ持つキャラクター・キリコのテーマソングとして使用されたこの曲がゲーム内で流れると、プレイヤーの中で話題が沸騰。『オーバーウォッチ』効果により、一気に注目されることとなった。</p>
<p>ゲームのリリース日以降、楽曲のMVのコメント欄でも急速に海外ユーザーのコメントが増え、そのどれもが楽曲を称賛するようなコメントとなっている。</p>
<h3>「舐めたきゃ舐めとけ」、「代わりにゲロ吐く」などインパクトあるリリックも話題に</h3>
<p>全世界に同時リリースされた『オーバーウォッチ2』で日本人の楽曲が流れたということも衝撃だが、「舐めたきゃ舐めとけ」、「代わりにゲロ吐く」などのインパクトあるリリックにも「一度聴いたら耳から離れない」との声が続出。</p>
<p>このリリックに関して<a href="https://cultureuniversitytokyo.com/2020/08/15/personalfilerappermfs/" title="Culture University TOKYOのインタビュー">Culture University TOKYOのインタビュー</a>によると、MFSは、「人に強く物言えないのであれば私が代わりにゲロを吐く」と言う意味で書いたとのこと。確かに、自ら戦いの世界に入っていくキリコのキャラクターに合うような力強いリリックで、「すべてが幻」といったワードも巫女とくノ一のサラブレットであるキリコにぴったりだと感じる。</p>
<p>また先日、キリコの短編アニメーションも公開された。「BOW」が印象的な使い方をされており、キリコのキャラクターや日本文化とストリートカルチャーが融合した作品の世界観にも注目だ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="オーバーウォッチ 2｜短編アニメーション「キリコ」" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Cai5FIVtfxY?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h3>「BOW」はラップを始めて1年目に作った楽曲</h3>
<p>『オーバーウォッチ』効果で一気に話題となった「BOW」だが、この楽曲はMFSがラップを始めて1年目に作った作品だという。この曲のリリースから2年経った現在では2枚のアルバムをリリースし、Red Bullが企画する「RASEN」にも出演。さらには国内最大級のヒップホップフェス「POP YOURS」への出演など、今回の『オーバーウォッチ2』でのフィーチャーもあわせ今後の大躍進に期待したいラッパーのひとりだ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Gokou Kuyt / MFS / Young Dalu / ralph / prod. by 理貴｜Red Bull RASEN" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/_SWMGnlXtDU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>2016年から続く『オーバーウォッチ』シリーズで、このようにアーティストの楽曲が使われた事例が初ということもあり世界中で話題となったが、海外のコメントでは、「各キャラクターの楽曲が欲しい」と好評。まだサービスがはじまったばかりの『オーバーウォッチ2』。今後もキャラクターが増えるという発表もあるため、また今回のように新しいアーティストとの出会いの場になるかも?</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="オーバーウォッチ 2｜ローンチトレーラー" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/6i5wIkcLV0s?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>オーバーウォッチ2公式サイト：<a href="https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/">https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/</a></p>


ゲーム『オーバーウォッチ2』内で流れる新進気鋭の日本人ラッパー・MFSの楽曲に世界から評価の声

米英ヒットチャート入り、コカ・コーラとのタイアップ、「Lollapalooza」への参加と邁進を続けるNewJeansの次の舞台は、『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会！数々の有名アーティストが手がけたテーマソングにK-POP女性グループ初の参加。

<p>ライアットゲームズは9月27日、NewJeansがゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会「2023 World Championship」テーマソングのパフォーミングアーティストに決定したことを発表した。</p>
<p></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="500" data-dnt="true">
<p lang="en" dir="ltr">introducing your <a href="https://twitter.com/hashtag/Worlds2023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Worlds2023</a> Anthem: &quot;GODS&quot; ft. <a href="https://twitter.com/NewJeans_ADOR?ref_src=twsrc%5Etfw">@NewJeans_ADOR</a> </p>
<p>OCT 3 // 10PM PT<br />OCT 4 // 2PM KST<a href="https://t.co/ZS8A4VKiIZ">https://t.co/ZS8A4VKiIZ</a> <a href="https://t.co/OHljwHoox6">pic.twitter.com/OHljwHoox6</a></p>
<p>&mdash; League of Legends (@LeagueOfLegends) <a href="https://twitter.com/LeagueOfLegends/status/1706805854085722577?ref_src=twsrc%5Etfw">September 26, 2023</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h3>世界トップクラスのe-Sports大会「World Championship」</h3>
<p>「2023 World Championship」は、PCゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』の世界大会。優勝賞金200万ドル超を狙い、世界中の強豪チームがせめぎ合う世界トップクラスの規模と知名度を誇るe-Sports大会となっている。</p>
<p>大会の内容はもちろん白熱を極めるものだが、もう1つ、高い注目を集めているのが、大会のテーマソングとオープニングセレモニーだ。本大会では、毎年さまざまなアーティストが参加したテーマソングが作られるが、過去にはImagine DragonsやZedd、Lil Nas Xなどの著名なアーティストが楽曲に参加している。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Lil Nas X - STAR WALKIN&#039; (League of Legends Worlds Anthem)" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/HYsz1hP0BFo?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h3>毎年盛り上がりを見せるオープニングセレモニーにも注目</h3>
<p>また、毎大会行われる豪華絢爛なオープニングセレモニーも大会の魅力。昨年の大会には、テーマソングを手がけたLil Nas Xに加え、覆面アーティストのEdda Hayes（エッダ・ヘイズ）、K-POPグループGOT7のメンバー、Jackson Wang（ジャクソン・ワン）が88risingとコラボレーションした楽曲を披露した。ゲームの世界観を落とし込んだ楽曲と演出はまさにこの大会でしか見られない特別なパフォーマンスだ。</p>
<p><news slug="worlds2022"></news></p>
<p>毎年最高の楽曲とパフォーマンスで彩られる「World Championship」だが、今年はNewJeansがパフォーミングアーティストに決定。本大会のテーマソングにK-POPグループが選ばれるのは初めてのことだ。5年ぶりに韓国で開催される今年の大会は、「World Championship」のテーマ曲が制作されるようになってから10周年を迎える節目の年でもあり、NewJeansがその記念すべきタイミングで大会に華を添える。</p>
<h3>活躍目覚ましいNewJeansとコンテンツへの熱意がすごい『League of Legends』のコラボレーション</h3>
<p>そんな「2023 World Championship」のテーマソング「GODS」は、数多くの『リーグ・オブ・レジェンド』の楽曲を手がけたチームが作曲。NewJeansも本楽曲について「これまでレコーディングしてきた曲とは全く違っていたので、レコーディングセッションはとても楽しかったです！」とコメント。確かに、SNS上に投稿された楽曲のティーザーでは、今までのNewJeansの楽曲とはまた違う荘厳な雰囲気を醸し出している。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="GODS ft. NewJeans (뉴진스) (Official Music Video) | Worlds 2023 Anthem - League of Legends" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/C3GouGa0noM?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>NewJeansといえば、昨年7月に突然のデビューを果たして以降、米英チャートイン、コカ・コーラとのタイアップ、シカゴの大型フェス「Lollapalooza」にK-POP女性グループとして初めて立つなど、その活躍はめざましいばかり。ここ日本でも「Summer Sonic 2023」に出演し、大きな話題となった。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="NewJeans (뉴진스) Live @ Lollapalooza 2023 (Full Performance)" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Xw-rOxA0ItI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>また、『リーグ・オブ・レジェンド』とK-POPというと切っても切り離せないのが、ゲーム内K-POP女性グループK/DAの存在だ。K/DAとは、2018年に作られたゲーム内のキャラクターをベースとしたK-POP女性グループ。それぞれのキャラクターの歌声、パフォーマンスをアーティストが担当しており、先日88rising入りしたことで話題となった(G)-IDLE（ジー・アイドゥル）のメンバー、ミヨンとソヨンも参加。デビュー曲「POP/STARS」は、MV公開からわずか一ヶ月で1億回再生を突破し、K-POPファンだけでなく、ゲーマーや一般ユーザーを巻き込む大きな人気を獲得した。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="K/DA - POP/STARS (ft. Madison Beer, (G)I-DLE, Jaira Burns) | Music Video - League of Legends" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/UOxkGD8qRB4?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>K/DAの功績として大きいのは、バーチャルアイドルグループとしてデビューし、K-POPファン層だけでない巨大な人気を獲得したということだろう。ゲーム内のキャラクターのグループなので、そのキャラクター自体の人気はあるものの、その背景を切り離しても楽曲とMVのクオリティが高く、単独のコンテンツとして成立している。</p>
<p>そこまでのクオリティの作品が作れるのは、世界トップクラスの人気を誇る『リーグ・オブ・レジェンド』のコンテンツに対する熱意が為せる技だと感じる。</p>
<p>NewJeansがパフォーミングアーティストとなった「2023 World Championship」テーマソング「GODS」は10月4日14時MV公開、各種音楽プラットフォームで配信予定だ。</p>
<p>リーグ・オブ・レジェンド公式：<a href="https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/">https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/</a></p>
<p><module-adv></module-adv></p>


NewJeansがゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会のテーマソングを担当　新曲「GODS」10月4日公開

Jester

Sarina Tokihira

<p> 「ゲーム中に聞いていたあの音楽はドラムンベースなのか！」ゲーマー/DJであるJesterとサウンドデザイナー/DJのSarina Tokihiraによるゲーム×Drum’n’bassトーク番組。</p>


-それってもしかしてドラムンベースかも？ゲーム音楽とDnBの関係性-

immersiv

<p>K-POPガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)が10月27日、ニューシングル「Perfect Night」のMVを公開した。本楽曲は、チームFPSゲーム『オーバーウォッチ 2』とコラボレーションした楽曲となっている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="LE SSERAFIM (르세라핌) &#039;Perfect Night&#039; OFFICIAL M/V with OVERWATCH 2" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/hLvWy2b857I?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h3>ニューシングル「Perfect Night」は2ステップ/UKガラージ曲に</h3>
<p>LE SSERAFIMは、2022年にBTSやNewJeans属するHYBEよりデビューし、Nile Rodgers（ナイル・ロジャース）、Ado、imaseなど幅広いアーティストとのコラボレーションを果たしているガールズグループだ。そんな彼女たちが新たにリリースするシングル「Perfect Night」は、ギターリフが印象的な2ステップ/UKガラージの楽曲に。制作を手がけるのはBTSをはじめHYBE所属アーティストの楽曲を多く担当した「Hitman」こと、バン・シヒョク総括PDと、IZ*ONEやJO1をはじめ、多くのK-POPグループの楽曲を手掛けてきた韓国のプロデューサー・チーム13だ。</p>
<p>本楽曲はLE SSERAFIM初の全編英語詞となっており、作詞にはメンバーのホ・ユンジンが参加。メンバー各々がプロデュースや作詞にて参加することが多いLE SSERAFIMだが、ソロ活動にて自身で作詞・作曲も務め、韓国語/英語のバイリンガルであるユンジンが積極的に本楽曲の作詞に協力したようだ。</p>
<p><iframe loading="lazy" src="https://open.spotify.com/embed/track/7j1vFohEm1lbsctYY9gyGd?utm_source=generator" width="100%" height="152" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe></p>
<h3>人気FPS『オーバーウォッチ 2』とのコラボで新たなファン層を獲得</h3>
<p>また、「Perfect Night」はゲーム『オーバーウォッチ 2』とコラボした楽曲として、MVにはゲーム内の女性キャラクターがLE SSERAFIMのライブへと向かう姿が描かれる。『オーバーウォッチ 2』といえば、ラテン系、アジア系などの多国籍なキャラクターが登場するゲームとしても有名。MVでは、ラテン系のソンブラや、アジア系のD.Va、キリコなどさまざまな人種のキャラクターがLE SSERAFIMのライブを心待ちにしている様子が非常にキュート。キャラクターごとの能力を活かしてライブまで足を進める姿は、まさしくこのコラボレーションならではだろう。</p>
<p>MVには、LE SSERAFIMのファンだけではなく『オーバーウォッチ 2』のファンからも「『オーバーウォッチ 2』目当てで見に来たけど、彼女たちのファンになってしまいそうだ」などの好意的なコメントも寄せられている。『オーバーウォッチ 2』がアーティストとコラボするのは、これが初めて。ある種の異文化的交流ではあるが、全く違った文脈から新たなファン層を獲得するのは、まさしくこのコラボならではの反応だといえる。</p>
<p>また、コラボレーションはこのMVだけでなく、まだまだ続いていく。11月にはコラボレーションスキンと新ゲームモードがゲーム内に追加。そして11月4日は、『オーバーウォッチ 2』の開発元Blizzard Entertainmentが行うリアルイベントBlizzConでゲストとしてLE SSERAFIMが登場し特別なパフォーマンスを披露するようだ。過去イベントでは、Linkin Parkや、Metallicaなどが登壇したこのイベントで、K-POPグループが出るのは初。忘れられない素敵なイベントとなりそうだ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="BlizzCon 2023 Trailer | Save The Date" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/fVJ-LLn6Lj0?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><module-adv></module-adv></p>


block.fm

LE SSERAFIMがゲーム『オーバーウォッチ 2』とコラボ! ゲームキャラ登場のMV公開&イベント出演でパフォーマンスも

この記事をシェア

合わせて読みたい

『オーバーウォッチ』『Need For Speed』『VALORANT』 …ゲームきっかけで世界に広がる日本の音楽

ゲーム『オーバーウォッチ2』内で流れる新進気鋭の日本人ラッパー・MFSの楽曲に世界から評価の声

NewJeansがゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会のテーマソングを担当　新曲「GODS」10月4日公開

関連する番組はこちら

-それってもしかしてドラムンベースかも？ゲーム音楽とDnBの関係性-

immersiv

NEWS

RADIO

新着エピソード

block.fm

NEWS / ARTICLES

RADIO PROGRAMS

FOLLOW US

SEARCH

注目のキーワード

この記事をシェア

『オーバーウォッチ』『Need For Speed』『VALORANT』 …ゲームきっかけで世界に広がる日本の音楽

ゲーム『オーバーウォッチ2』内で流れる新進気鋭の日本人ラッパー・MFSの楽曲に世界から評価の声

NewJeansがゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会のテーマソングを担当 新曲「GODS」10月4日公開

-それってもしかしてドラムンベースかも？ゲーム音楽とDnBの関係性-

immersiv

NewJeansがゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会のテーマソングを担当　新曲「GODS」10月4日公開