Silk Sonic、The Weeknd、Drakeが来年のグラミー賞を辞退 その理由は?


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グラミー賞が世界最大の音楽祭と言われていたのはもう過去のこととなりそうだ。今年も7月からオンラインで選考される楽曲や作品を募集し、11月にはノミネートが発表される予定だったが、ここにきてトップアーティスト達が不参加を表明している。
Silk Sonicはアルバムを提出せず
まずグラミー賞に選ばれるには各アーティスト、レーベルが曲・アルバムを“提出”する必要がある。この時点で少し疑問を感じてしまうが、提出する側のアーティストにとっては不可解なシステムだろう。
来日が決まっているBruno Mars(ブルーノ・マーズ)がAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)と組んでいるユニット、Silk Sonic(シルク・ソニック)は順当にいけばいくつかのカテゴリーでノミネートされるだろうが、2023年のグラミー賞には作品を提供しない方針であることを明かした。
昨年11月にリリースされた彼らのアルバム『Evening With Silk Sonic』は時期的に2022年グラミー賞には間に合わなかったものの、リードシングルであった「Leave the Door Open」では年間最優秀レコードを受賞。“すでに作品が祝われているため”と提出しない理由もコメントしている。
The WeekndとDrakeも不参加に
続いても全米1位アーティストの不参加表明。彼らの理由はSilk Sonicとはまた別となる。“白すぎるグラミー”と呼ばれていた時代よりも改善されつつあるとはいえ、未だヒップホップコミュニティとの溝は深い。Drake(ドレイク)のアルバム『Honestly, Nevermind』、The Weeknd(ザ・ウィーケンド)の『Dawn FM』はどちらもノミネート候補として記載されておらず、彼ら名義のシングルも見つけることはできない。
Drakeは2017年に「Hotline Bling」がポップソングであると主張しているにも関わらずラップソングとしてノミネートされて以降グラミー賞に不満を抱えており、昨年はノミネートされたものの辞退している。
The Weekndは2020年のアルバム『After Hours』が世界中で大ヒットとなったにも関わらずノミネートされなかった。これを受けて彼は「全く意味のないアワード」だとグラミー賞を真っ向から否定。今年もボイコットとなった。
楽曲を提出せず不参加になるとはいえ、フィーチャリングしている他のアーティストの曲で彼らの名前を目にすることはあるだろう。時代にあわせいくつかのルール変更を行っているグラミー賞だが、かつての権威を取り戻すまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。





