黒人やラテンカルチャーといったクラブカルチャーのルーツを尊重し、Daft Punkが「テクノのパイオニア」と考えるアーティストへのインタビューも掲載される予定だ。

10周年記念盤は未発表曲を追加し、アナログ、CD、ダウンロード、ストリーミングで今年5月にリイシューされる。

<p>Daft Punkが2013年にリリースされた『Random Access Memories』のリリース10周年を記念したリイシュー盤を5月13日にリリースする。</p>
<h3>9曲の未発表曲を追加収録</h3>
<p>Daft Punkにとって最後のアルバムとなった『Random Access Memories』は、2014年のグラミー賞で5部門を受賞したDaft Punkの代表作アルバムのひとつ。3枚組アナログレコード、2枚組CD、ダウンロード、ストリーミングでリリースされる10周年記念盤はオリジナル盤に収録されていた13曲のほか、9曲の未発表曲を追加収録。未発表曲の中には2021年2月22日にDaft Punkの解散報告動画「Epilogue」で使用されていた「Touch (2021 Epilogue)」が含まれている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Daft Punk - Random Access Memories (10th Anniversary Edition) Announcement" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Kow9mIXrXtk?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h3>Thomas Bangalterは今年4月にソロアルバムリリースを控える</h3>
<p>Daft PunkのメンバーだったThomas Bangalterは先月、Daft Punk解散後初となるソロアルバム『Mythologies』を今年4月にリリースすることを発表している。またDaft Punkは昨年、1997年にリリースしたデビューアルバム『Homework』のリリース10周年記念盤をリリースした。</p>
<p>『Random Access Memories』には、Daft Punkの代表曲のひとつ「Get Lucky」が収録されており、ファンの間でも人気が高いアルバムになっている。Daft Punk好きは貴重な未発表曲を含む10周年記念盤をぜひともゲットしてほしい。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Daft Punk - Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams, Nile Rodgers" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/5NV6Rdv1a3I?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>『Random Access Memories』10周年記念盤のトラックリストは以下のとおり。</p>
<h3>Random Access Memories (10th Anniversary Edition):</h3>
<p>01 Give Life Back to Music<br />
02 The Game of Love<br />
03 Giorgio by Moroder<br />
04 Within<br />
05 Instant Crush [ft. Julian Casablancas]<br />
06 Lose Yourself to Dance [ft. Pharrell Williams]<br />
07 Touch [ft. Paul Williams]<br />
08 Get Lucky [ft. Pharrell Williams and Nile Rodgers]<br />
09 Beyond<br />
10 Motherboard<br />
11 Fragments of Time [ft. Todd Edwards]<br />
12 Doin’ It Right [ft. Panda Bear]<br />
13 Contact</p>
<p>01 Horizon Ouverture<br />
02 Horizon (Japan CD)<br />
03 GLBTM (Studio Outtakes)<br />
04 Infinity Repeating (2013 Demo)<br />
05 GL (Early Take)<br />
06 Prime (2012 Unfinished)<br />
07 LYTD (Vocoder Tests)<br />
08 The Writing of Fragments of Time<br />
09 Touch (2021 Epilogue)</p>
<p></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="500" data-dnt="true">
<p lang="en" dir="ltr">Random Access Memories 10th Anniversary Edition, May 12th 2023</p>
<p>pre-order now <a href="https://t.co/5NbYQEMnHA">https://t.co/5NbYQEMnHA</a> <a href="https://t.co/gKtPbLVIx1">pic.twitter.com/gKtPbLVIx1</a></p>
<p>&mdash; Daft Punk (@daftpunk) <a href="https://twitter.com/daftpunk/status/1628469755437801473?ref_src=twsrc%5Etfw">February 22, 2023</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>


Daft Punk、未発表曲を含む『Random Access Memories』10周年記念盤リリースを発表!

15年のエンジニア経験からミックスダウンやゲイン・ステージングなどの悩みに対してアドバイス。

<p>Daft PunkやJeff Millsらの楽曲のマスタリングを手掛けるマスタリングエンジニアのConor Daltonが、自身の15年のキャリアで得たミキシングのアドバイスをまとめた、7000ワード以上にも及ぶウェブドキュメント「Audio engineering advice_January 2023 V1.6」を公開した。</p>
<h3>マスタリングエンジニア視点で見たミックスダウンの問題点を解決するアドバイスを公開</h3>
<p>Conor Daltonは、マスタリングエンジニアとして定期的に目にするミックスダウンの問題点として、ゲイン・ステージング（音量管理）、ステレオ配置、マルチバンドコンプレッションなどを挙げ、それらの解決に向けたアドバイスを掲載。</p>
<p>また様々な環境にミックスを最適化させる方法やパワフルなミックスを実現する方法、ドミナントレゾナンス（狭い帯域で大きな音量を出す、単一の周波数帯）を認識し制御する方法、マスタリングエンジニアに送る前にミックスダウンを書き出す際の注意点などについて、Conor Daltonが自身の考えを述べている。</p>
<h3>より一般的なミキシングの疑問に対するアドバイスも!</h3>
<p>また「ミックスダウンはできる限り“レコードのような”音であるべきだ」、「マスタリングは自分の意図を尊重しながらさらに向上させるべきだが、ミックスダウンが良い結果を生む鍵なので手を抜かずミックス中に修正できることがあれば修正するべき。こうした小さな1％の改善の積み重ねが大きな結果につながる」など、より一般的なミキシングの疑問に対するアドバイスも掲載されている。</p>
<p></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="500" data-dnt="true">
<p lang="en" dir="ltr">I wrote 7000+ words of audio mixing advice, featuring knowledge from my 15 years as a mastering engineer (Credits: Daft Punk, Jeff Mills) </p>
<p>Available to read for free here (updated: January 2023) <a href="https://t.co/gYS3TecHpD">https://t.co/gYS3TecHpD</a></p>
<p>&mdash; Conor Dalton (@ConorDalton_GC) <a href="https://twitter.com/ConorDalton_GC/status/1615701666199633921?ref_src=twsrc%5Etfw">January 18, 2023</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>Conor Daltonによるウェブドキュメントの内容はいずれも音楽クリエイターにとって有用なものばかり。これまでミキシングに悩みを抱えていた人は今すぐチェックしよう。</p>
<p>現在、「Audio engineering advice_January 2023 V1.6」は、PDF版も公開されており、無料ダウンロード可能だ。</p>
<p><strong>Audio engineering advice_January 2023 V1.6</strong><br />
<a href="https://glowcast.bit.ai/docs/view/8JCC7m6kqVyYbfgx">https://glowcast.bit.ai/docs/view/8JCC7m6kqVyYbfgx</a></p>


Daft PunkやJeff Millsのエンジニアがミキシングに関するアドバイスを無料公開!

1秒未満のサンプルや刻まれたりタイムストレッチしたサンプルからでも元ネタを検出できるようだ。

<p>GoogleのAIアシスト機能「Googleアシスタント」でサンプリングの元ネタを特定できることがわかった。</p>
<h3>サンプル特定コミュニティによって発見された方法</h3>
<p>サンプリングライセンスプラットフォームのTracklibによると、この方法はMobb Deep、Nujabes、Madlibなどの作品からサンプリングの元ネタを発見しているDiscordのサンプル特定コミュニティ「Sample Hunting」によって発見されている。</p>
<p>Sample Huntingの共同設立者であるlobeliaは、2016年にGoogleアシスタントとShazamを使ってサンプルの特定を開始。その後、Daft Punkのアルバム『Discovery』、特にTodd Edwardsとの共同制作曲「Face To Face」で使用されているサンプルを特定する際にGoogleアシスタントを使ったサンプル特定の可能性を感じたという。</p>
<p>lobeliaは、この方法について「2021年末にGoogleアシスタントを使ってThe Doobie Brothersの『South City Midnight Lady』が『Face To Face』のギターサンプルとして使われているのを見つけましたが、その時にこの方法は広く知られるようになると思いました」と述べている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="South City Midnight Lady" width="500" height="375" src="https://www.youtube.com/embed/1-zb2OKDFvA?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h3>1秒未満のサンプルや刻まれたりタイムストレッチしたサンプルでも検出できる</h3>
<p>また別のSample HuntingのメンバーであるDJPastaは、Googleアシスタントを使ったもうひとつのサンプル特定方法を発見したという。</p>
<p>「Bluestacksというソフトを使って、PCからGoogleアシスタントに直接オーディオを流す方法を考えつきました。当時は、主にTodd Edwardsが使ったサンプルを見つけようとしていましたが、Googleアシスタントでほとんど見つかってしまい驚きました。それで次はCarrie Lucas lyricsの『Sometimes a Love Goes Wrong』のような短いサンプル（『Face To Face』で使用されている）でもこのやり方で検出できるか試してみることにしました」</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="sometimes a love goes wrong - Carrie Lucas lyrics" width="500" height="375" src="https://www.youtube.com/embed/Y7yWJBwV7MY?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>DJPastaによると、Googleアシスタントは&quot;1秒未満のサンプルや刻まれたサンプル、タイムストレッチされたサンプルからでも元ネタを検出可能&quot;とのことだ。</p>
<p>元ネタが気になる曲がある人は、この方法を1度試してみてはいかがだろうか?</p>


GoogleアシスタントでDaft PunkやNujabesのサンプリング元ネタが特定できることが発覚!

80KIDZ

<p>80KIDZの二人が独自のアングルからダンス音楽のみならず、インディペンデントな匂いを感じる新譜を中心に紹介していく。</p>


80KIDZが独自のアングルから音楽を紹介

80KIDZ presents RADIO ANGLE

☆Taku Takahashi

<p>☆Taku Takahashi &amp; TJO が世界中から集めたまだ発売されていないエクスクルーシヴチューンや、これからのクラブフロアを賑わすであろう最新キラーチューン等を紹介、また注目のDJ/アーティスト達によるここでしか聴けないインタビュー等も数多くフィーチャーしているプログラム。</p>


世界中から集めた最新チューンをどこよりも早く紹介

TCY Radio

<p>Daft Punkが音楽シーンに残した遺産とエレクトロニックミュージックシーンの変遷をテーマにした書籍『After Daft：The Rewiring of 21st Century Culture』が2024年に発売されることが決定した。</p>
<h3>Disclosure、Porter Robinsonら50組以上のアーティストが寄稿</h3>
<p>2021年に発表された同書にはDisclosure、Porter Robinson、Franz Ferdinand、CSSをはじめ、Annie Mac、Tiga、Dillon Francis、A-Trak、Panda Bearらに加え、Daft Punkと親交が深いAlan Braxeなど50組以上のアーティストが寄稿しているという。</p>
<p>さらに前述のアーティストに加え、Oneohtrix Point Never（The Weeknd, Uncut Gems）やRostam Batmanglij（Vampire Weekend, Frank Ocean）といったプロデューサーや、2010年の『トロン：レガシー』のサウンドトラック制作チームらなど、エレクトロニックミュージックの歴史に貢献する様々な業界の専門家たちを含む100名以上が寄稿しているとのこと。</p>
<p></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="500" data-dnt="true">
<p lang="en" dir="ltr">I’ve been chiselling away at a book all winter — equal parts jazzed &amp; relieved to unveil the first 60+ contributors today</p>
<p>𝘼𝙛𝙩𝙚𝙧 𝘿𝙖𝙛𝙩: 𝘛𝘩𝘦 𝘙𝘦𝘸𝘪𝘳𝘪𝘯𝘨 𝘰𝘧 21𝘴𝘵 𝘊𝘦𝘯𝘵𝘶𝘳𝘺 𝘊𝘶𝘭𝘵𝘶𝘳𝘦 releases March 2024</p>
<p>Pre-orders are live now: <a href="https://t.co/DoQFRClWl7">https://t.co/DoQFRClWl7</a> <a href="https://t.co/xCryU6Fimm">pic.twitter.com/xCryU6Fimm</a></p>
<p>&mdash; Gabriel Szatan (@gabrielszatan) <a href="https://twitter.com/gabrielszatan/status/1636344774214012929?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2023</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h3>ダンス/エレクトロニックミュージックファンにとってほかにはない非常に貴重な資料</h3>
<p>『After Daft』は、Daft Punkの内面とエレクトロニックミュージックシーンの発展に焦点を当てた2つの物語で構成されており、同書の発売に関する声明文では「21世紀で最も成功し、画期的なアーティストたちとの250時間以上に及ぶ新しい談話を収録した『After Daft』は、ダンス/エレクトロニックミュージックファンにとってほかにはない非常に貴重な資料となっている」と述べられている。</p>
<p>またDaft PunkのメンバーであるThomas BangalterとGuy-Manuel de Homem-Christoのダイナミックな動きを垣間見ることができるだけでなく、黒人やラテンカルチャーといったクラブカルチャーのルーツを尊重し、Daft Punkが「テクノのパイオニア」と考えるアーティストへのインタビューも掲載される予定だ（個人的にDaft Punk「Teachers」で名前が挙がるアーティストを予想する）。</p>
<p>『After Daft』の著者であるGabriel Szatanは、同書について「『After Daft』は、アーティストが主導し、彼らの目を通して本物のストーリーを伝える」とコメント。また「この書籍では、さまざまなバックグラウンドやジャンルのミュージシャンが魅力的に交流し、過少評価されているクリエイターが音楽業界を支え、ダンス/エレクトロニックミュージックが世界的に人気を博し、無限の創造力が開花する様子が描かれている」と述べている。</p>
<p>『After Daft』はハードカバー版の書籍となり、2024年春に発売予定。現在は予約の受付が開始されている。</p>
<p>なお、Daft Punkは今月、『Random Access Memories』10周年記念盤からTodd Edwardsとのコラボ曲「The Writing of Fragments of Time」をリリースしている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Daft Punk - The Writing of Fragments of Time (RAM 10th Anniversary) ft. Todd Edwards" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/CYKekR6661o?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><news slug="daft-punk-writing-of-fragments-in-time"></news><br />
<module-adv></module-adv></p>


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