The Notorious B.I.G.の「Sky’s the Limit」はLL Cool Jのものだった?


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The Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)の名曲は数多く、ハードなものからR&Bまであるが、「Sky’s the Limit」もまた彼のファンにとってはお気に入りの楽曲だろう。その「Sky’s the Limit」のトラックは元々The Notorious B.I.G.ではなくLL Cool J(LL・クール・J)の手元にあったものだと、DJ Clark Kent(DJ・クラーク・ケント)がPodcast番組で明かしている。
DJ Clark KentはThe Notorious B.I.G.とJay-Z(ジェイ・Z)がコラボした「Brooklyn’s Finest」のプロデューサーであり、その後も多くの名曲を生み出したレジェンド。歴史の生き証人である彼だけに興味深いエピソードだ。
デモテープの中に収録されていた?
LL Cool Jの元にあったトラックは「Sky’s the Limit」とThe Notorious B.I.G.の弟分たちで構成されたJunior M.A.F.I.A.(ジュニア・マフィア)による「Player’s Anthem」の2曲。DJ Clark Kentによると「『Player’s Anthem』がクラブでかかっている時にLL Cool Jから、こんな曲が欲しいんだと言われたんだ。だけど渡したテープに入ってるよ。というとショックを受けていたよ」と、Ll Cool Jが聴き逃していた曲が「Player’s Anthem」だったと話している。
そして同じテープに収録されていたのが「Sky’s the Limit」。LL Cool Jが聴き逃した理由について、「ちゃんと聴いてなかったんだろう」と話すDJ Clark Kentは「多くのラッパーはトラックを聴いてどうラップするかを考えるが、Biggieの場合もう曲のイメージができているんだ」とThe Notorious B.I.G.がいかにラップに長けていたかを説明した。
2年間あたためた「Sky’s the Limit」
Ll Cool Jが聴き逃したがために産まれたクラシックは、アルバムのために2年間留めていたトラックだとDJ Clark Kentは2017年のインタビューで説明している。当時は別のラッパーに作った予定だったそうだが、The Notorious B.I.G.は自分のアルバムに使いたいと説明。結果リリースされるまでに2年間かかったそうだ。
しかしThe Notorious B.I.G.の前に曲を手がけたのは 「Put It In Your Mouth」で有名なダミ声ラッパーのAkinyele(アキネリ)で、フックはすでに仮録されていたが、The Notorious B.I.G.の曲になるということで同じくBad Boy Recordsに所属していたR&Bグループの112がフックを歌うことになった。これは全てDJ Clark Kentが説明していることで実際に起こったことなのだろう。クラシックが産まれるまでのエピソードには驚きの事実が隠されている。
Ll Cool Jの元に渡っていたらここまで有名な曲になったのか?結果はわからないが、「Sky’s the Limit」と「Player’s Anthem」は今でもニューヨークで人気の曲だ。




