Skrillex、Peggy Gou、Boys Noizeが最新〜往年のクラブアンセムまでをプレイ。大盛況の「ULTRA JAPAN 2023」2日目日程レポート


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2023年9月16日(土)、17日(日)、日本随一の都市型ダンスミュージックフェスティバル「ULTRA JAPAN 2023」がTOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場/江東区青海)にて開催された。

今年は「ULTRA MAIN STAGE」、「ULTRA PARK STAGE」のほか、ハウス・テクノに特化した「RESISTANCE」が4年ぶりに復活。全3ステージ構成で開催された本イベントには世界各国から例年以上に多くの人々が来場し、年齢、国籍、人種の垣根を超え、2日間で6万人が参加したことが公表されている。
連日大盛況だったULTRA JAPAN 2023だが、block. fmでは9月17日に行われた2日目日程に潜入。今回は同日程で特に印象的だったULTRA MAIN STAGE出演者3組のDJセットをレポートする。
ハードなテクノやエレクトロで盛り上げたBoys Noize

2000年代のエレクトロムーブメントで頭角を表し、現在はエレクトロに限らず、テクノからヒップホップまで幅広い楽曲プロデュースを手がけることで知られる人気プロデューサー、DJのBoys Noize。今年4月の単独公演以来、短いスパンでの来日となった今回のDJセットでは、序盤からX&Gとともに手がけたSophie「Hard」のハードなテクノリミックスなど、自身の代名詞的なアグレッシヴなテクノとエレクトロを織り交ぜた楽曲を多数プレイした。
そのうちのひとつとしてプレイされたSkrillexとの最新コラボ曲「Fine Day Anthem」は、今年4月にSkrillexとFour Tet、Fred Again..が出演したコーチェラ2023のクロージングセットで初披露され、注目を集めた話題曲ということもあって、ULTRA JAPANのステージでも抜群の盛り上がりを見せた。

また、Bananaramaによる80年代ダンスポップクラシック「Venus」や2 Unlimitedの90年代ユーロダンスクラシック「No Limit」といった往年のダンスミュージックの名曲もプレイされるなど、DJ知識と経験、センスが一体となったプレイが印象的だった。さらに終盤では、自身による00年代エレクトロクラシックであるFeist「My Moon My Man」のリミックスもプレイ。00年代エレクトロは、ここ最近にわかにリバイバルの気配があるジャンルだ。そこにもしっかりとリーチしたDJプレイから、改めてシーンの最前線で活躍するBoys NoizeのDJセンスの高さを実感した。


エレクトロ、ハウス、テクノまでを縦横無尽にプレイしたPeggy Gou

韓国出身で現在はベルリンを拠点に活動し、現在のダンスミュージックシーンにおいて最も成功している女性プロデューサー/DJのひとりであるPeggy Gou。今年1月に3年ぶりの来日ツアーを行なっていた彼女もまた短いスパンで待望の再来日を果たした。今夏は「It Makes You Forget (Itgehane)」、「I Go」に続くヒット曲となった「(It Goes Like) Nanana」が、世界各地でクラブアンセム化し、さらにプロデューサー/DJとしての人気が上がっているが、今回のステージでもその実力を遺憾なく発揮。序盤から原曲をよりエレクトロ節が効いた形にリミックスした先述の「I Go Soulwax Remix」などをプレイしたほか、中盤では自分のひとつ前の出演者だったBoys Noizeのお株を奪うバキバキのテクノで会場を盛り上げた。


また終盤、DJセットがハウシーな展開になってきたタイミングでPeggy Gouは「(It Goes Like) Nanana」をプレイ。ファン待望のサマーアンセム投下により、会場の盛り上がりはここに来て最高潮に。
さらにFour Tetの別名義KHによるトランシーで多幸感あふれるアンセミックな「Looking At Your Pager (Solomun Remix)」や2000年代エレクトロクラシックで去年あたりから再びクラブシーンで再評価の傾向があるArmand Van Helden「I Want Your Soul」もプレイ。曲を知っている人も知らない人も一聴しただけで盛り上がれる”ダンスミュージックフェスティバル”らしい選曲で最後まで会場をロックし続けた。

日本のファンに向けたサービス満点のDJセットで見事大トリを務めあげたSkrillex

ULTRA JAPAN 2023の大トリとしてステージに姿を現したのは、もはや説明不要のダンスミュージックシーンのスーパースター、Skrillex。今年は2月に待望の最新アルバム『Quest For Fire』、『Don’t Get To Close』の2枚を立て続けにリリースしたほか、コーチェラでも急遽ヘッドライナーを務めるなど話題に事欠かないという印象のSkrillexだが、今回のステージは改めて彼が不動の人気を誇る理由がその圧巻のDJプレイによって物語られた。
序盤から『となりのトトロ』で知られる久石譲「風のとおり道」のインストや『Quest For Fire』収録の「Rumble」でコラボしたFlowdanによる「Killers in the jungle」というリリックを「Tokyo in the Jugle」に置き換えた、この日のステージのために特別に用意したダブプレートなどがプレイされるという、日本のファン向けのサービスも用意。

その後、『Quest For Fire』収録曲の「RATATA」や宇多田ヒカル「光」などを交えつつ、『Don’t Get To Close』から「Ceremony」、「Selecta」を矢継ぎ早にプレイしながら、中盤では最新曲「Badders」、「Rumble」といったここ最近のSkrillexの”UKモード”を感じるベースミュージック系曲で会場を盛り上げる場面も見られた。
また中盤ではDiploとのユニットJack Üの代表曲「Where Are Ü Now」やAvicii「Levels」といったこれまでのULTRA JAPANでも多くの来場者を盛り上げたクラシックEDMアンセムや、「Purple Lamborghini」、自身によるKendrick Lamar「HUMBLE.」のリミックスなどもプレイした。

さらに後半では「Scary Monsters And Nice Sprites」や「Right In」など、かつての自身のシグネチャーサウンドである”ブロステップ”で、往年のファンも唸らせたあとは、再び宇多田ヒカルとの「Face My Fears」をドロップ。
会場の盛り上がりが1曲ごとに加速していくなか、最後はコーチェラ2023でのステージの最後を飾ったFour Tet「Teenage Birdsong」のリミックスでステージを締めくくり、プレイ後には日本語で「どうもありがとうございました」と挨拶し、最後の最後まで会場を沸かせ続けた。

このように最新のクラブアンセムから往年のクラブクラシックまでを楽しめたULTRA JAPAN 2023の2日目日程。EDMが世界中で空前のブームとなり、10年の月日が過ぎたがダンスミュージックシーンで活躍するプロデューサー/DJたちは今もアップデートを続けている。そして、その最先端を体感できるULTRA JAPANは、今年の日程が終了すると同時に2024年の開催をアナウンス。来年も日本随一の都市型ダンスミュージックフェスティバルでは、ダンスミュージックの最新モードを日本のダンスミュージックファンに提供してくれることは間違いないだろう。今年の日程が終わったばかりだが、今から来年の開催が楽しみでならない。

ULTRA JAPAN 2024

2024年9月14日(土)、15日(日) 開演11:00(開場10:00) ※雨天決行・荒天中止
TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場 / 江東区⻘海)
https://ultrajapan.com
オフィシャル早割第一弾先着先行(販売期間:2023年9月17日(日)21:00~9月24日(日)23:59)
GA 2日券:25,000円 / PREMIUM GA 2日券:35,000円 / U-20 2日券:20,000円
チケットページ: https://ultrajapan.com/ja/tickets-2024
※予定枚数に達し次第、受付終了となります。
公式サイト:https://ultrajapan.com
クレジット:©ULTRA JAPAN 2023








