Supershyはダンス・ミュージックに焦点を当てた新プロジェクトとなる。

80年代にリリースされたOliver Cheatham「Get Down Saturday Night」がサンプリングされている。

<p>L-VIS 1990名義での活動でも知られたUKのプロデューサー、Dance Systemが新曲「All I Wanna Do」リリースした。</p>
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<p><h2>"キャリア全体の中で最もリリースのリクエストの多かった曲"</h2>
<p>&nbsp;All I Wanna Do」では、Oliver Cheathamが1980年代にリリースした代表曲「Get Down Saturday Night」がサンプリングされている。同曲は、コロナ禍以前の2019年に制作されるもサンプリングクリアランスの問題のため、長らくリリースされなかった。しかし、一部のDJたちの間ではプロモ盤として流通しており、Dance System曰く、"キャリア全体の中で最もリリースのリクエストの多かった曲"とのこと。</p>
<p>また、元々はOliver Cheathamのサンプルはなく、BPM140のテクノ曲で、「All I Wanna Do」の原型に「Get Down Saturday Night」のサンプルを加えた時のフィット感は最高だったとのこと。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Aa7yZAXM56w" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div></p>
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<p><h3>数々のダンスミュージックでサンプリングされてきた「Get Down Saturday Night」</h3>
<p>ちなみに「Get Down Saturday Night」は、これまでにDaft Punkらに代表曲されるフィルターハウスの名曲のひとつRoom 5「Make Luv」やMichael Gray「The Weekend」などのクラブヒットでサンプリングされたことでよく知られた曲だ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_Vx5vug4WBg" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div></p>
<p>Dance Systemは、近年、Daft Punkに影響を受けたフィルターハウス曲をリリースしており、現在のこの手のスタイルを代表するプロデューサーの1人として、Daft Punk解散時にはトリビュート DJミックスを披露している。</p>
<p>関連記事：<a href="https://block.fm/news/daftpunktributemix_dancesystem">Dance SystemがDaft PunkをテーマにしたDJミックスを披露!</a></p>
<p>written by Jun Fukunaga</p>
<p>source:<a href="https://djmag.com/news/dance-system-shares-long-sought-after-single-all-i-wanna-do">https://djmag.com/news/dance-system-shares-long-sought-after-single-all-i-wanna-do</a></p>
<p>photo: <a href="https://youtu.be/Aa7yZAXM56w">System Records YouTube</a></p>
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Dance Systemが新曲「All I Wanna Do」リリース!大ネタダンスクラシックが元ネタのクラブバンガー

「Braxe + Falcon」名義での新曲のうち、「Step by Step」にはPanda Bearが参加している。

<p>Daft Punkとともに90年代後期から00年代初頭にかけて、"フレンチタッチ"と呼ばれるフレンチハウスの隆盛において大きな役割を果たしたAlan BraxeとDJ Falconがタッグを結成。最新シングルをリリースした。</p>
</p>
<h3>フレンチハウスのパイオニアと知られる2人</h3>
<p>フレンチハウスのパイオニアと知られる2人は、かつてDaft PunkのThomas Bangalterが主宰するレーベル「Roulé」から、 『Vertigo』（Alan Braxe）や『Hello My Name Is DJ Falcon』（DJ Falcon)といったフレンチハウスの代表的な作品をリリースしている。</p>
<p>また、Alan BraxeはThomas Bangalter、Benjamin Diamondと共にStardust名義で、フレンチハウス・アンセムの「Music Sounds Better With You」をリリースしたほか、BeyoncéやKylie Minogueなどのリミックスを手がけた。一方、DJ FalconもThomas Bangalterとの「Together」名義で「Together」、「So Much Love to Give」をリリース。2010年代にはDaft Punkの楽曲「Contact」に共同プロデューサーとして参加している。</p>
<h3>Braxe + Falconの音楽にはモジュラーシンセも影響与える</h3>
<p>今回、Alan BraxeとDJ Falconは、名門レーベル「Domino」のサブレーベル「Smugglers Way」からBraxe + Falcon名義で「Step by Step」と「Creative Source」の2曲をリリース。そのうちの「Step by Step」にはAnimal Collectiveの共同設立者であるPanda Bearが参加している。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="Spotify Embed: Step by Step / Creative Source" style="border-radius: 12px" width="100%" height="380" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" src="https://open.spotify.com/embed/album/77FKqvql03zGTztg9ikAXz?si=FGMmKGvXRYyqMoooE6FYzw&utm_source=oembed"></iframe></p>
<p>新曲について、Alan BraxeはSNSで、「Rouléからリリースされた最初の作品から続く、ループと反復への愛がそのまま反映されたトラック」と述べている。</p>
<p></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="500" data-dnt="true">
<p lang="en" dir="ltr">We&#39;re so excited &amp; proud to share &quot;Step By Step&quot; &amp; &quot;Creative Source,&quot; tracks with an intact love for loops &amp; repetition echoing to our 1st releases on the legendary Roulé label. Streaming now via <a href="https://twitter.com/SmugglersWay?ref_src=twsrc%5Etfw">@smugglersway</a> &amp; to pre-order as part of the Step By Step EP <a href="https://t.co/nzTVvBiAcH">https://t.co/nzTVvBiAcH</a> <a href="https://t.co/9WyQfrp5au">pic.twitter.com/9WyQfrp5au</a></p>
<p>&mdash; Alan Braxe (@ALAN_BRAXE) <a href="https://twitter.com/ALAN_BRAXE/status/1508807970393575436?ref_src=twsrc%5Etfw">March 29, 2022</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p>また、8月26日にはBraxe + Falcon名義のデビューEPとなる『Step By Step』がリリースされる。5曲入りとなるEPは、デジタルのほか、アナログレコードでもリリースされる予定だ。同作についての声明文で2人は新たに導入した音楽機材がいかにキャリア初期から続く数十年来のD.I.Y精神を保持することに役立ったかを説明。</p>
<p>「我々は新しい音楽の制作にモジュラーシンセを使用したが、それによって生み出される幸運なアクシデントが、初期のパンク精神と再びつながる助けになり、これまでの慣習から自分たちを解放してくれた」と述べている。</p>
<p>今回リリースされた「Step by Step」と「Creative Source」の2曲は、残念ながら多くの人がイメージするようなわかりやすい"フレンチタッチなハウス"ではない。しかし、DJ Falconの「Honeymoon」を彷彿とさせる「Creative Source」は、テンポやビートパターンこそハウシーではないものの、先述のAlan Braxeの言葉にあるエッセンスを強く感じる曲になっている。それだけにBraxe + Falconが、今後かつてのようなフレンチハウスを発表してくれることにも期待したい。</p>


フレンチハウスのパイオニアAlan BraxeとDJ Falconがタッグ結成! 2曲のシングルをリリース

今ハウスシーンで最も注目を浴びるDJ/プロデューサーのひとり、Dance Systemに☆Taku TakahashiとTJOがインタビュー。ルーツや最新アルバム『In Your System』について話を訊く。

<p>4月1日にニューアルバム『In Your System』をリリースするDance Systemがblock. fmのレギュラー番組「<a href="https://block.fm/radio/tcyradio" title="TCY Radio">TCY Radio</a>」にゲスト出演!</p>
<p>長年彼のファンでもあるナビゲーターの☆Taku TakahashiとTJOが“Dance System”というプロジェクトが生まれた背景や楽曲制作のこだわり、そして新しいアルバムについてインタビューを行った。</p>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/03/dance-system-0325.jpeg"></p>
<p><font color="#848484">ーあなたは元々L-Vis 1990名義で活躍していたことでも知られていますが、Dance Systemというプロジェクトはどうやって生まれたんでしょうか?</font></p>
<p>Dance Systemの作品を作りはじめたタイミングは、2013年にレーベル＜Night Slugs＞からEP『Ballad 4D』をリリースしたときだったんだけど、実はL-Vis名義のときからハウスを意識していたんだよね。1st EPはアシッドハウスだし、＜PMR Records＞からリリースしたアルバム『Neon Dreams』もハウスもしくはディスコ。Night slugsの『Club Construction』はゲットーハウスだ。でもあの頃は、L-Visのアブストラクトでグライミーな部分が世間に注目されていて、ハウスのイメージから離れていたんだと思う。それはそれでよかったんだけど、それほど複雑になったL-Visのサウンドの中で、ハウスの曲を作ってリスナーを混乱させたくなかったんだ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="L-Vis 1990 - Ballad 4D" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/zvOKHdZhRS8?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><font color="#848484">ー2012年の『Club Constructions Vol.1』がサウンド的にも今のDance Systemスタイルに通じる先駆けだと思っています。</font></p>
<p>『Club Constructions Vol.1』はアルバム『Neon Dreams』の後に作ったんだ。あの頃、DJの時はグライミーな感じだったり、Night Slugs的なものをやっていたから、ある部分はすごくうまくいきつつ、でも同時に混乱する人もいて。でもそういったハウスなサウンドはいつも僕のビジョンの中にあった。 その後にもっとアンダーグラウンドなものをやろうって思ったのと、その時はゲットーハウスにもハマっていて、ハードウェアのシンセをゲットし始めたんだ。それからDJツールになるような作品を作っていって、それが『Club Consrtructions Vol.1』になった。</p>
<p>この“Club Consrtructions”は当初EPの名前にしてたんだけど、色々なアーティストが自由な気持ちでクラブに特化したトラックをリリースするために良いなと思って、シリーズ化したんだ。Dance Systemも同じように、自分のイメージを気にせず、ストレス発散ができて、あまり難しく考えずに楽しくダンスフロアで身体を動かしたくなるものを作るというコンセプトで生まれたよ。</p>
<p><iframe loading="lazy" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/0ASbtzloQXyAxkn0i2B8U6?utm_source=generator" width="100%" height="380" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe></p>
<p><font color="#848484">ー“Dance System”という名前はどうやって付けたんですか?</font></p>
<p>夢の中でいきなり「Dance System!」っていう言葉が出てきたんだよ。朝起きて「いや、こんな名前は誰かしら使っているだろう」と思って、Discogsで検索したらなんと、ひとりもいなくて。「これは運命だ! これこそ新しいプロジェクトに完璧な名前だ!」ってなったんだ。僕自身、名前を考えるのは苦手だからこれは天から授かったものだと思ってる。</p>
<p><font color="#848484">ーDance Systemが生まれた2014年からどういった変化や進化がありましたか?</font></p>
<p>ここ最近は過去のDJとしての自分や、自分がDJに憧れた気持ち、過去にハマっていた音楽なんかを深く掘り起こしていて。それこそ初期のDance Systemはシカゴハウスや、＜Dance Mania＞、＜Underground Construction＞などのゲットーバイブスで始まったんだけど、今のDance SystemはDaft Punk、 Cassius、Armand Van Heldenなど、僕がダンス音楽にハマる影響を与えてくれた人たちをモチーフにしている。こういったサウンドが最近は少なくなったから、それを次の世代に知ってもらいたいと思って、僕が興奮してハマったあの頃の体験や興奮をみんなに共有できたらなと思っているよ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Dance System&#039;s Daft Punk Tribute Mix - Annie Mac, BBC Radio 1 (27/02/2020)" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/qMVh2DIBNvg?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><font color="#848484">ーBBCで放送している1ヶ月の限定番組「<a href="https://www.bbc.co.uk/programmes/b01d76k4" title="Radio 1's Residency">Radio 1's Residency</a>」で自身のルーツやインスピレーションになった曲をたくさん紹介していて、とても楽しく聴かせてもらっています。2020年代において、あなたのサウンドは世代によっては懐かしかったり、またはとてもフレッシュに聴こえますが、あなたにとって一番影響を受けたアーティストやサウンドはどういったものですか?</font></p>
<p>僕の親がすごく音楽好きで、特に父親がたくさんレコードを持っていたんだ。12歳か13歳の頃かな、父のレコード棚から変なサウンドやエレクトロニック・ミュージックを聴くのが好きだった。The Human LeagueやDevo、Kraftwerkなどを聴いていたよ。あとは僕が住んでいた町にダンスミュージックが好きな友達がいて、彼のお兄さんがレコードを集めていたから、Daft Punkのメンバーがやっていた＜Roulé＞や＜Crydamoure＞というレーベルの作品をたくさん聴かせてもらっていた。さらにそのお兄さんからBBCで流れていたDaft PunkのEssential Mixをミニディスクでもらったり、アルバム『Homework』をもらったりしていた。そこから自分の道が開けてハマっていったんだ。</p>
<p><font color="#848484">ーメインストリームではない音楽が好きだったと思いますが、クラスメイトと音楽で話が合わなかったりしましたか?</font></p>
<p>確かにそういうことはあるよね。でも、90年代のイギリスは今と違ってダンスミュージックがもっとメインストリームな時期でもあったんだ。有名番組の「Top of the Pops」や土曜日のお茶の間で流れるような番組でもCassiusの「1999」のビデオとかArmand Van Heldenの「You Don’t Know Me」とかが普通に流れてたから、その影響は大きい。</p>
<p>90年代のイギリスのポップシーンは今よりクールで革新的で、どこでもダンスミュージックがかかっていた。僕が住んでいた町はFatboy Slimの出身地、ブライトンの近くだったんだけど、僕や僕の友達はいつもダンスミュージックを聴いていたよ。The Prodigyもそうだし、 Armand Van Heldenもポップスのチャートに入っていた。そういったクオリティの高いダンス音楽がチャートの1位になって、本当にどこでも流れている時代だった。友達もそういった音楽を聴いたり、若い頃からDJを始めたり、パーティをしたりしていたよ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Armand Van Helden - You Don&#039;t Know Me TOTP 1999" width="500" height="375" src="https://www.youtube.com/embed/lkRt_gU_lwc?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><font color="#848484">ーDance Systemでは、L-Vis時代の作品よりもサンプリング・ループを使ったものが増えたと感じています。</font></p>
<p>なぜかわからないんだけど、L-Visの作品ではサンプリングすることを避けていたんだ。逆にそれがDance Systemでサンプリングをするきっかけになったと思う。ただ、L-Visの時もUKの90年代のR&Bスロージャムをサンプリングしたサウンドを同時進行で作っていて、今もそれがまだ眠ってるんだよね。</p>
<p><font color="#848484">ー影響を受けた音楽はサンプリングを多用しているのに、L-Visでサンプリングを避けていたのはなぜですか?</font></p>
<p>どうしてだろう? 当時作っていたサウンドはサンプリングを必要としていなくて、ドラムパターンやキックパターン、ベースラインがメイン、ほんの少しだけ色付けとしてサンプリングはしていたんだけど、フレーズサンプルとかはうまくハマらなかったんだ。当時はいかに新しいものを出すかを大切にしていて、サンプリングよりシンセを演奏しながらファンクを表現していくことの方がしっくり来ていたんだと思う。</p>
<p><font color="#848484">ー今なぜこの質問をしたかというと、実は初めてDance Systemを聴いた時に、これがL-Vis 1990の別名義だと聞いてびっくりしたからなんです。</font></p>
<p>そうだよね（笑）。僕は自称“フィルター名人”的な感じで、エフェクターのフィルターを演奏するように使うのが好きだし得意なんだ。曲の中で誰もサンプリングしないようなところを見つけてグルーヴを作って、そこにアナログのフィルターを使う。オートメーションでプログラミングするんじゃなくて、リアルタイムでフィルターを演奏したものを録音するんだ。そうすることで電子音楽の中にも人間的なグルーヴが生まれると思う。それは90年代のクリエイター達がやっていたことだし、機械と人間の融合という感じが今の時代とのリンクでもあるんだ。</p>
<p><font color="#848484">ーインスタで「Bring The Noise」のHow To動画をアップされていましたが、サンプラーは何を使っているんですか?</font></p>
<p>AKAIのS3200を使っているよ。たぶんこれが最後に日本で作っていたサンプラーで、その後は中国に移っちゃったんだけど。これはリアルな温かみのあるフィルターが入った最後の機体で、そのあとの機材は少し音が細く感じて深みも足りないから、この機材を使っているんだ。</p>
<p><iframe class="instagram-media instagram-media-rendered" id="instagram-embed-0" src="https://www.instagram.com/p/CaAb9JLj66Z/embed/captioned/?cr=1&v=12&wp=1080&rd=https%3A%2F%2Fnewadmin.block.fm&rp=%2Fnews%2F8336#%7B%22ci%22%3A0%2C%22os%22%3A294678.15999999584%7D" allowtransparency="true" allowfullscreen="true" frameborder="0" height="832" data-instgrm-payload-id="instagram-media-payload-0" scrolling="no" style="background: white; max-width: 540px; width: calc(100% - 2px); border-radius: 3px; border: 1px solid rgb(219, 219, 219); box-shadow: none; display: block; margin: 0px 0px 12px; min-width: 326px; padding: 0px;"></iframe> <script async="" src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
<p><font color="#848484">ーサンプリングしているんだけど、そのサンプルをサンプルとしてではなく、シンセの発信音みたいに使ってるところがすごく興味深く感じます。</font></p>
<p>その通り。そのままディスコのループを作ってラジオで流してもらうこともできるけど、それは僕にとってクリエイティブなサンプリングじゃない。僕は変なループポイントや、 どの曲かもわからない部分からグルーヴを見つけて、それを演奏する感覚で使うのが楽しいんだ。それに、アウトボードのエフェクターを使うのが好きで。そこにマジックが宿って、オーガニックなフィーリングを出せると思ってる。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Dance System - Bring The Noise (System Records)" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/mgGM5DwPqbw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><font color="#848484">ー2020年の『Where’s the Party At?』は全曲コラボレーションのアルバムで、僕にとってもその年の最高なアルバムの一つでした。どうしてコラボアルバムにしようと思ったのですか?</font></p>
<p>ロックダウンの影響があったと思う。みんな時間もあったし、インターネットで盛んにチャットをしていた。フランスのTeki Latexや他のアーティストたちとデータやアイデアを送り合っていたよ。その中からいくつかトラックを作っていって、いろんな友達のクリエイターと曲に仕上げていったんだ。僕は曲作りが早いから、彼らが送ってきたらすぐに返して、2回くらい交互に送り合って曲が出来上がっていった。</p>
<p>ロックダウンのタイミングはすごくコラボにオープンで一体感もあったし、コラボレーションに刺激を感じていたんだ。この企画は今だったらできなかったと思う。総勢16人とのコラボレーションを4ヶ月から6ヶ月くらいで作るのも無理だと思うし。当時はローマの彼女の家にいたんだけど、ラックが埋まるくらいビンテージの機材をゲットして、デスクの上でがんがん作ったよ。KORG MS2000もこのタイミングにゲットした。それが僕のロックダウンの過ごし方だった。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Dance System w/ India Jordan &amp; Hudson Mohawke - Let&#039;s Go! &amp; Hands in the Air (Official Video)" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/EgMnpYGCLCk?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p><font color="#848484">ー90年代と比べて現代のダンスミュージックでは、サンプリングなどのアプローチが受け入れられない時期もありました。今はそのムードが変わってきていると思いますか?</font></p>
<p>間違いなくムードは変わってきていると思う。Dance Systemを本格的に始めて3年になるけど、このサウンドやプロジェクトを知ってもらうためにすごく頑張ってきた。90年代のシーンが僕のスタート地点だけど、今それを進化させながら新しい領域に持っていこうとしているんだ。過去をしっかりと理解しないといけないし、Dance Systemでも当時の曲を作っていた人たちのサウンドの作り方や、なぜかっこよく聴こえるのかを研究したりもしている。僕の制作プロセスを見せたりすることもあるんだけど、そのプロセスは僕が過去から学んだことでもあり、同時に今回のアルバム『In Your System』は新しい音の開拓地でもあって、新しい領域を描いている。新しく進んでいくにも、過去を見ることが大事なんだ。</p>
<p><iframe loading="lazy" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/2BxbJsBAlvRXXkteztnUKs?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe></p>
<p><font color="#848484">ー今後はどのようなリリースや計画を考えていますか?　またコラボも考えていたり、コラボしたい相手はいますか?</font></p>
<p>4月1日に新しいアルバム『In Your System』がリリースされるんだけど、この作品ではあえてコラボレーションはせず、僕自身を出している。僕が2年間温めてきたダークなクラブのサウンドのコレクションを、自分の中にあった宿題として出したような感じ。ポップス的な規模の大きさではなく、DJでかけるための作品だと思う。それにこの後ワールドツアーが始まって、シドニーやメルボルン、 ヨーロッパ中でプレイするんだ。アジアでもプレイしたいんだけど、今はまだプレイできるところが制限されてるんだよね。</p>
<p>それと実は、同時に新しいアルバムも制作していて、今のところ10曲くらいデモが出来上がっているよ。こっちの方はコラボレーションが多くて、もっとボーカルも入ってる。アルバムを作っているときはテーマなどのアイデアを大切にしていて、それを今まとめているところ。あと、Junior Sanchezとのコラボも決まってる。他にもいっぱい作ってるんだけど、まだそれは明かせないから、楽しみに待っていてほしいよ!<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/03/S__135692311s.jpg"></p>
<h3>【リリース情報】</h3>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/03/ARTWORK-IN-YOUR-SYSTEMs.jpg"><br />
<strong>Dance System - In Your System</strong><br />
2022.04.01 Release<br />
Pre-Save/Pre-Order：https://systemrecords.lnk.to/IYSpreorder</p>
<p><strong>Dance System</strong><br />
Twitter：https://twitter.com/DanceSystem<br />
Instagram：https://www.instagram.com/dancesystem/</p>
<p><strong>System Records</strong><br />
Website：https://www.systemrecords.uk/<br />
Instagram：https://www.instagram.com/system.records/</p>


インタビュー｜Dance Systemが語る、新しいサウンドを開拓するために必要なこと

<p>最近ではフジロック2022に出演することも発表され、大きな話題を呼んでいるTom Mischが、ダンス・ミュージックに焦点を当てた新プロジェクト「Supershy」を始動。最新曲「Happy Music」と「Something On My Mind」の2曲をリリースした。</p>
<h3>ダンス・ミュージックという枠の中で自由な表現</h3>
<p>2曲のうち、「Happy Music」は、オールドスクールなハウス・ミュージック〜ディスコ〜ソウルを巧みに取り入れた楽曲。キャリア初期のミックステープ『Beat Tape』シリーズに見られる洗練されたプロダクション・センスが発揮されていると同時に、既に大勢のオーディエンスを熱狂させてきたかのような風格さえ漂う最高のダンス・アンセムとなっている。</p>
<p>一方、「Something On My Mind」は、ブレイクス、イタロ・ディスコ、フレンチ・ハウスといった要素を感じさせる1曲。Supershyという新プロジェクトを通して、アンダーグラウンドなクラブミュージックを新たな世代に向けた新鮮なサウンドへと昇華させるTom Mischの姿勢とスキルの高さを証明している。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="Spotify Embed: Happy Music / Something On My Mind" style="border-radius: 12px" width="100%" height="380" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" src="https://open.spotify.com/embed/album/5uzTRHQu7lMyHOlADs1O6A?si=XVO7sLemRm6Y8QZUbTwqeQ&utm_source=oembed"></iframe></p>
<p>プレスリリースによると、Tom Mischは、長い時間をかけて行ってきたこれまでの曲作りの作業から一時的に離れることを決意。Supershyの制作プロセスをできるだけ楽しく、ストレスのないものにしようと考えていた。このプロジェクトにおいてはギターを弾かないというルールを決めたが、それ以外はダンス・ミュージックという枠の中で自由な表現をすることができたという。Supershyは、Tom Mischにとって変幻自在なダンス・ミュージックを探求するための新たなスタートとなっている。</p>
<h3>Moodymann、Larry HeardやDaft Punkにも影響を受ける</h3>
<p>また、このプロジェクトで生み出されるトラックには、MoodymannやAndrésのようなデトロイトハウスのプロデューサーを彷彿とさせる埃っぽくて煙たいグルーヴ、Larry HeardやKerri Chandlerのような美しくも深淵なディープ・ハウス、Todd TerjeやPeggy Gouのような洗練されたサウンド、そして言うまでもなくディスコ/ソウルといった様々な影響が感じられる。また、彼はアンダーグラウンドからの確固たる支持を獲得しながらも、メジャー・シーンでも大きな成功を収めたDaft Punkにも影響を受けたという。</p>
<p>ちなみに“Supershy&quot;という名前は、Tom Mischがマネージャーから言われた言葉を聞き間違えたことに端を発し、彼自身その言葉の響きが気に入り、新たなプロジェクト名として採用されたという。</p>
<h3>フレンチタッチなハウスが復活中?</h3>
<p>Supershyの「Happy Music」は先述のとおり、フレンチタッチなハウスを彷彿させる曲になっているが、最近ではL-Vis 1990名義でも知られるUKのプロデューサーDance Systemが同様のスタイルの曲でダンスミュージックファンからの支持を集めている。また、オリジナルフレンチハウス世代でDaft Punk一派として知られるAlan BraxeとDJ Falconは、先月Braxe + Falcon名義での活動をスタートさせている。</p>
<p>現在、ポップカルチャー界隈では、Y2K（2000年代前後）リバイバルの動きが見られる。フレンチハウスやフィルターハウスは、まさにその時期に人気に博した音楽だ。</p>
<p>Daft Punkの解散はシーンに衝撃を与えたが、今回のSupershyのようなフレンチタッチなハウスが再びリリースされ始めたことを考えると、もしかしたらこの界隈の未来は、意外にも明るいのかもしれない。今後のTom Mischの新プロジェクトの動向に注目していきたい。</p>


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フジロック’22出演 Tom Mischが「Supershy」として、フレンチハウスな新曲含む2曲をリリース!

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