ファンは本人に対して「最新アルバム制作中に特に魅力を感じた機材は?」など、多くの質問を投げかけた。

5年振りとなる来日公演が東京ガーデンシアターにて開催。

<p>The Chemical Brothers（ケミカル・ブラザーズ）が、ニュー・アルバム『For That Beautiful Feeling』を9月8日にリリースし、彼らの5年振りとなる来日公演が東京ガーデンシアターにて2024年に開催されることが発表された。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="The Chemical Brothers - No Reason (Neon Marching Band Video)" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Jm_WdaHBdlg?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>4年ぶり・10枚目のスタジオ・アルバムとなった今作は海岸に程近いスタジオで録音された。アルバムの内容も、まるで音に圧倒されてすべてのコントロールを失い引きずり込まれそうになりながらも、見えない糸に引っ張られるかのごとく波に乗って未知の目的地へと向かうべく気づけば音楽に身を委ねている、そのような内容に仕上がった。</p>
<p><iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/5cLkbqs0qo552lJvXH1JTH?utm_source=generator" width="100%" height="380" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe></p>
<p>フィーチャリング・アーティストにフランスを拠点とするシンガー・ソングライターのHalo Maud（ヘイロー・モード）を迎えた表題曲「For That Beautiful Feeling」や先行配信された「Live Again」など、これまで以上にカラフルでサイケデリックな楽曲群で構成。また、日本盤CDにはボーナス・トラックが2曲収録されている。</p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h3>【来日公演情報】</h3>
<p>THE CHEMICAL BROTHERS<br />
“For that beautiful feeling tour” 2024 LIVE IN TOKYO</p>
<p>2024年2月2日（金）、3日（土）<br />
2月2日（金）OPEN 6pm / START 7:30pm<br />
2月3日（土）OPEN 4:30pm / START 6:00pm</p>
<p><a href="https://smash-jpn.com/chemicalbrothers2024">https://smash-jpn.com/chemicalbrothers2024</a></p>
<h3>【リリース情報】</h3>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2023/09/12191815/J%E5%86%99.jpg" alt="" /><br />
ニュー・アルバム『For That Beautiful Feeling』発売中<br />
2023/9/8発売 / 日本盤CD: 解説・歌詞・対訳 付 / UICW-10032 / 定価:¥2,750（本体¥2,500 税率10%)<br />
試聴・購入はこちら： <a href="https://umj.lnk.to/TBC_FTBF">https://umj.lnk.to/TBC_FTBF</a></p>
<p>＜トラック・リスト＞</p>
<ol>
<li>Intro / イントロ</li>
<li>Live Again (feat. Halo Maud) / ライヴ・アゲイン feat. ヘイロー・モード</li>
<li>No Reason / ノー・リーズン</li>
<li>Goodbye / グッバイ</li>
<li>Fountains / ファウンテンズ</li>
<li>Magic Wand / マジック・ワンド</li>
<li>The Weight / ザ・ウェイト</li>
<li>Skipping Like A Stone (feat. Beck) / スキッピング・ライク・ア・ストーンfeat. ベック</li>
<li>The Darkness That You Fear (Harvest Mix) / ザ・ダークネス・ザット・ユー・フィアー（ハーヴェスト・ミックス）</li>
<li>Feels Like I’m Dreaming / フィールズ・ライク・アイム・ドリーミング</li>
<li>For That Beautiful Feeling (feat. Halo Maud) / フォー・ザット・ビューティフル・フィーリング feat. ヘイロー・モード</li>
<li>I Want To Know / アイ・ウォント・トゥ・ノウ※</li>
<li>All Of A Sudden / オール・オブ・ア・サドゥン※</li>
</ol>
<p>※日本盤ボーナス・トラック</p>
<p>【アーティスト情報】</p>
<p>日本公式HP: <a href="https://www.universal-music.co.jp/the-chemical-brothers/">https://www.universal-music.co.jp/the-chemical-brothers/</a></p>
<p>海外公式HP: <a href="https://www.thechemicalbrothers.com/">https://www.thechemicalbrothers.com/</a><br />
公式 Instagram: <a href="https://www.instagram.com/thechemicalbrothers/">https://www.instagram.com/thechemicalbrothers/</a><br />
公式 X: <a href="https://twitter.com/chembros">https://twitter.com/chembros</a><br />
公式 Facebook: <a href="https://www.facebook.com/ChemicalBros">https://www.facebook.com/ChemicalBros</a><br />
公式 YouTube: <a href="https://www.youtube.com/@thechemicalbrothers">https://www.youtube.com/@thechemicalbrothers</a></p>
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The Chemical Brothersが新アルバムリリース、2024年に来日公演決定

フジロックで来日前にチェックしておきたい約4年ぶり9枚目となる最新スタジオアルバムがリリース。

<p>今年のフジロックにヘッドライナーの一角として出演することもあり、多くの日本のファンが心待ちにしていたであろうThe Chemical Brothers最新アルバム『No Geography』。本作は、彼らにとっては9枚目のアルバムで、前作『Born in the Echoes』以来、約4年ぶりにリリースされる作品だ。</p>
<p></p>
<p>思い起こせば彼らは昨年から収録曲をアルバムリリースを匂わせていた短いティーザー動画のリリース後からコンスタントに先行曲数曲を公開。その度に日本のみならず世界中のケミカルファンたちは『No Geography』に対する期待を膨らませてきたのではないだろうか？</p>
<p>関連記事：<a href="https://block.fm/news/thechemicalbrothers_grammys">The Chemical Brothersが第62回グラミー賞「最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム」を受賞</a></p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h2>分断の時代に”NO”を告げる『No Geography』&nbsp;</h2>
<p></p>
<p>そんな本作は、まずアルバムタイトル『No Geography』が示すとおり、分断なき世界がテーマに掲げられている。これは今、彼らの本国イギリスが抱える大きな問題、同国のEUからの離脱”ブレグジット”やトランプ大統領就任以降の分断的な風潮が生んだ社会の混沌に対する”NO”という意思表示であり、アルバムにはそういったメッセージが込められている。例えば「Eve Of Destruction」、「No Geography」、「We’ve Got To Try」、「Free Yourself」といったアルバム収録曲のタイトルからも、このアルバムが破壊や分断、そしてそこからの逃避や解放、自由を表現する作品になっていることに気づくはずだ。</p>
<p><center><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/7wzR_BVFsUU" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div></center><br /><module-adv></module-adv></p>
<h3>”閉塞、停滞の時代”に対するカウンターとしてのレイヴ&nbsp;</h3>
<p></p>
<p>本作ではゆるふわギャングのNENEが客演した「Eve Of Destruction」のアシッドハウス由来のレイヴィーなリフや「MAH」のウネるTB-303など、彼らの初期作品のルーツとなったレイヴミュージック的なアプローチが取り入れられている。そもそもイギリスでレイヴが勃興した時代は”閉塞、停滞の時代”でレイヴはそれに対する”カウンター”の象徴だった。マンチェスターの伝説的クラブ「ハシエンダ」をルーツに持つ彼らは当然レイヴから発展したセカンド・サマー・オブ・ラブ/マッドチェスタームーブメントの影響を色濃く受けている。それ故にその当時以上に最悪かつ危機的な時代の到来に直面している現代イギリス社会に対して、音楽で「No」を表明するためにはレイヴをキーワードとして取り入れることは必然だったのかもしれない。</p>
<p><center></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja">
<p lang="ja" dir="ltr">ジャパーン ??僕たちのニュー・アルバム『ノー・ジオグラフィー』が遂にリリースとなったよ！今作は一人でも多くの人に聴いてもらいたいから、絶対に絶対に絶対に！チェックしてね?NENEも参加してくれてるよ?<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B1%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ケミカルブラザーズ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ノージオグラフィー</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E5%A5%BD%E3%81%8D?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#日本大好き</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%8B%97%E5%A0%B4%E3%81%A7%E4%BC%9A%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#苗場で会いましょう</a> <a href="https://t.co/pXQJxZaIOx">pic.twitter.com/pXQJxZaIOx</a></p>
<p>— The Chemical Brothers (@ChemBros) <a href="https://twitter.com/ChemBros/status/1116359001011363842?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年4月11日</a></p></blockquote>
<p></center><br /><module-adv></module-adv></p>
<h3>サウンド面に取り入れられたレイヴ要素&nbsp;</h3>
<p></p>
<p>またレイヴといえば、アシッドハウス、セカンド・サマー・オブ・ラブの多幸感のあるピアノリフ、うねるドラッギーなアシッドベースのイメージが強い。しかし、ブレイクビーツを取り入れた楽曲もレイヴミュージックを語る上では外せない要素だ。本作では「No Geography」、「Gravity Drops」などビートを強調した往年のビッグビート的アプローチの曲が、2010年代にリリースされた前々作、前作アルバムよりも増えている印象を受ける。またレイヴとビッグビートをつなぐ曲としては「Bango」が挙げられる。同曲はTodd Terryのレイヴクラシック「Bango」のブレイクビーツがサンプリングの元ネタになっているが、それと同曲を聴き比べて見るといかにビートが強調されビッグビート化しているかがよくわかってなかなかおもしろい。さらに「Eve Of Destruction」でもTodd Terryのアシッドハウス「Weekend」がサンプリングされてオマージュが行われるなど、レイヴ要素は本作でサウンド面にも強い影響を及ぼしている。</p>
<p><center><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/-z4W5p-P4BQ" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div></center></p>
<h3>ブレないケミカルらしさも健在&nbsp;</h3>
<p></p>
<p>本作では彼らのアルバムではおなじみのロックスターの客演が行われていないが、ロック由来のベースライン、ディストーションのかかったパートを持つ「The Universe Sent Me」は、過去曲「Out Of Control」などのデジタルロックの系譜曲だ。また名曲「Block Rockin' Beats」を彷彿とさせる「MAH」、「Free Yourself」のファンキーなベースラインには”ブレないケミカル節”が健在。そのことも本作を原点回帰的だと感じさせる部分になっている。このように、これまでのサウンドを踏襲したケミカルらしさも十分に感じる内容になっているため、ファンにとっては”こういうのが聴きたかった”という要望に答えてくれる作品に仕上がっているのではないだろうか? フジロックでの来日に期待が高まるアルバムだ。</p>
<p><center><iframe loading="lazy" src="https://open.spotify.com/embed/album/7d1KwAPdMEBqCERVsKRUox" width="300" height="380" frameborder="0" allowtransparency="true" allow="encrypted-media"></iframe></center></p>
<p>written by Jun Fukunaga&nbsp;</p>
<p></p>
<p>photo:&nbsp;<a href="https://www.facebook.com/ChemicalBros/photos/a.448737447240/10157534320457241" style="background-color: rgb(255, 255, 255); outline-width: 0px;">The Chemical Brothers Facebook</a></p>
<p><module-adv></module-adv></p>


【レビュー】The Chemical Brothers『No Geography』、レイヴ要素に見る”原点回帰”

☆Taku Takahashi

<p>☆Taku Takahashi &amp; TJO が世界中から集めたまだ発売されていないエクスクルーシヴチューンや、これからのクラブフロアを賑わすであろう最新キラーチューン等を紹介、また注目のDJ/アーティスト達によるここでしか聴けないインタビュー等も数多くフィーチャーしているプログラム。</p>


世界中から集めた最新チューンをどこよりも早く紹介

TCY Radio

<p>9月8日にリリースした最新アルバム『For that beautiful feeling』を引っ提げ、2024年2月に来日公演を行うことを発表したThe Chemical Brothers。そのメンバーの1人であるTom Rowlandsが、9月13日にオンライン掲示板「Reddit」上で行われたファンからの質問に答えるAMA（&quot;Ask Me Anything&quot;の略＝なんでも聞いてください）イベント「The Reddit AMA with Tom Rowlands」に登場した。</p>
<p><module-adv></module-adv></p>
<h3>「なんでも聞いてください」企画でファンと交流</h3>
<p>今回のバーチャルイベントでは、Redditの専用スレッドに投稿されたファンからの多くの質問に対して、Tom Rowlandsが回答しており、ファンと交流する様子が確認できる。</p>
<p>ちなみにファンからの質問の中には、The Chemical Brothersの初期作品のリイシューに関する質問や、成功の秘訣に関する質問なども含まれている。</p>
<h3>最新アルバム制作時の機材にまつわる質問も</h3>
<p>またその中には最新アルバムに関して、「同作の制作中に特に魅力を感じた機材は?」という質問もあるが、Tom Rowlandsはそれに対して、「初期のサンプラーを使用して音楽を作るのを楽しんでいる。機能的にできることは少ないけど、より面白い方法で音楽が作れる」と回答している。</p>
<p>The Chemical Brothersは、2019年の前作アルバム『No Geography』制作時に20年前に使っていた機材を引っ張り出してきて制作を行なったことを明らかにしている。先述のTom Rowlandsの回答から察するに、最新作制作時もその&quot;モード&quot;は継続していたようだ。</p>
<p>なお、The Reddit AMA with Tom Rowlandsは、他にも興味深いファンからの質問が多数あるので、気になった人はRedditでチェックしてほしい。</p>
<p></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-width="500" data-dnt="true">
<p lang="en" dir="ltr">🚨Tom Rowlands will be doing <a href="https://twitter.com/ChemBros?ref_src=twsrc%5Etfw">@chembros</a>&#39; first ever <a href="https://twitter.com/Reddit?ref_src=twsrc%5Etfw">@Reddit</a> AMA on r/Music this Wednesday at 5pm BST  time! This is your chance to ask questions live: <a href="https://t.co/ZGv7rFtqh3">https://t.co/ZGv7rFtqh3</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/reddit?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#reddit</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AMA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AMA</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AskMeAnything?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AskMeAnything</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ForThatBeautifulFeeling?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForThatBeautifulFeeling</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/TheChemicalBrothers?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TheChemicalBrothers</a> <a href="https://t.co/80Evrz5slt">pic.twitter.com/80Evrz5slt</a></p>
<p>&mdash; The Chemical Brothers (@ChemBros) <a href="https://twitter.com/ChemBros/status/1701653132869095636?ref_src=twsrc%5Etfw">September 12, 2023</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<p><module-adv></module-adv></p>


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