Roland製品のストーリーを知ることができる音楽ファン垂涎のマニアックなコンテンツなどが用意されている。

コンピュータ技術を電子楽器に導入した梯郁は、現行の音楽シーンにも強く影響をもたらしているリズムマシン”TR-808”等 名機の制作に携わった

<p><strong>Written by Atsushi Fukushima<autobr />Photo：<a href="http://www.roland.co.jp/news/0575.html" target="_blank" rel="noopener">Roland</a></strong><autobr /><autobr />4月1日 楽器メーカー「ローランド株式会社」の創業者、梯郁太郎氏が87歳で亡くなった。<autobr /><autobr />コンピュータ技術を電子楽器に導入した梯郁は、現行の音楽シーンにも強く影響をもたらすリズムマシン”TR-808”や、アナログポリフォニックシンセの名機”JUPITER-8”などを世に送り出している。<autobr /><autobr /><center><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/YeZZk2czG1c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><autobr /><autobr /><iframe loading="lazy" width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/nEsJlLjAQc8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div><autobr /></center><autobr /><autobr /><autobr />また、演奏情報を電子信号に変換して伝送するための規格信号規格”MIDI”を80年代に開発し、「スタンダードがないと業界は発展しない」との信念のもと、無料で公開した。社内外で反対意見が多数あったが、結果として一気に世界で普及し、のちに楽曲制作や音響、カラオケなど様々な場面で活用される「音楽の共通言語」のひとつとなった。2013年にはこの功績が評価され、米グラミー賞のテクニカル・グラミー賞を個人の日本人で初めて受賞している。<autobr /><autobr />参考：<a href="http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ03I6Q_T00C17A4000000/" target="_blank" rel="noopener"><a href="http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ03I6Q_T00C17A4000000/">http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ03I6Q_T00C17A4000000/</a></a></p>


TR-808 , JUPITER-8などを世に送り出したローランド創業者、梯郁太郎氏が死去

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<p>自身の最新Workはもちろん、世界中のタフなサウンドをREMO-CONが独自解釈で紹介する、水曜のRave Music Super Show!</p>


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<p>これまでにポップス、ロック、ハウスやテクノなどのダンスミュージック、ヒップホップなど様々なジャンルの音楽の発展において、欠かすことができない音楽機材を提供してきたRolandが、今年で創業50周年を迎えるにあたり、特設サイト「Roland at 50」を公開した。</p>
<h3>Rolandの50年の歴史を一挙にチェックできる「Roland at 50」</h3>
<p>「Roland at 50」は、Rolandが創業された1970年代から2020年代までの50年の歴史を振り返る内容になっており、新しい音楽や文化を生み出したアーティストを称えるとともに、ダンスミュージック・クリエイターの間でよく知られるTR-808、TR-909、TR-606、TB-303、JUPITER-8、SH-101のような名機から、プラグイン音源やソフトウェアを提供するクラウド・ベースのプラットフォーム「ROLAND CLOUD」、最新のソフトシンセ「ZENOLOGY」など、各時代の音楽シーンに影響を与えた180機種以上のRoland製品が紹介されている。</p>
<h3>Roland製品のストーリーを知ることができる音楽ファン垂涎のマニアックなコンテンツも</h3>
<p>また、同サイトでは、アーティストやクリエーターに創造性とインスピレーションを与えたRoland製品のストーリーを知ることができる音楽ファン垂涎のマニアックなコンテンツも用意。<br />
<img loading="lazy" src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/01/DL02_roland_at_50_1980s.jpg" alt="" width="1496" height="1834" class="size-full wp-image-130585" srcset="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/01/DL02_roland_at_50_1980s.jpg 1496w, https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/01/DL02_roland_at_50_1980s-245x300.jpg 245w, https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/01/DL02_roland_at_50_1980s-835x1024.jpg 835w, https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/01/DL02_roland_at_50_1980s-768x942.jpg 768w, https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/01/DL02_roland_at_50_1980s-1253x1536.jpg 1253w" sizes="(max-width: 1496px) 100vw, 1496px" /> photo by Roland</p>
<p>「名曲のサウンドに迫る：“Take On Me” by a-ha」、「タイムマシン：Neil Peart氏の想い出」、「TR-606 Drumatix　絶えることない存在感」、「ローランド・サンプラーの歴史」などや、Ariana Grandeによる同社傘下のブランド「BOSS」のループステーション「RC-505」を使うパフォーマンスに迫る「世界的スーパースターのAriana Grande氏はBOSS RC-505をどのように使用しているのか？彼女とループ・パフォーマンスの関わりとは？」といった読み応えのあるWEB記事コンテンツや、TR-808を使って作られた代表的な楽曲など、各年代を代表する機材や使用したアーティスト、クリエイターなども紹介されている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Ariana Grande - positions (Official Live Performance) | Vevo" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/uL52DajINdY?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>ちなみに個人的に興味深いコンテンツだったのは、2010年代のカテゴリーで紹介されている、DaedelusによるAIRA TR-8とTR-808の徹底比較という動画。また、コンパクトなサイズで人気の名機を再現した「ROLAND BOUTIQUE SERIES」の<a href="https://www.roland.com/jp/promos/roland_boutique/interview_1/" title="開発者インタビュー">開発者インタビュー</a>も一見の価値がある内容だ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Daedelus compares the Roland TR-808 vs. TR-8" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/PUD0visU6AE?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h3>2022年中に創業50年を記念する製品の発売も計画</h3>
<p>「Roland at 50」公開に際し、Rolandの代表取締役社長三木純一氏は以下のようにコメント。</p>
<p>「当社は1972年の創業以来、電子楽器専業のメーカーとして、さまざまな楽器ジャンルにおいて高品質な製品を開発し続け、世界中の音楽愛好家に知られるブランドを確立してまいりました。そして今年2022年、ローランドはついに50年の節目を迎えることができました。これもひとえに我々の楽器を支えてくださった関係者やファンの皆さまのご支援があってのこその歴史です。</p>
<p>音楽のすばらしさは、その喜びを多くの人と共有し、広げられることです。音楽や映像を通じて、国境を越えた人々とつながる無限の可能性。そのような「ワクワクする創造体験」を、一人でも多くの方に楽しんでいただくことがローランドの願いです。</p>
<p>プロ・アーティストからアマチュアのお客様まで、すべての音楽ファンや映像クリエーターの皆さまと創造の喜びを分かち合い、これからも共感され愛される企業であり続けるように、ローランドは全社員の力を結集し常にベストを尽くしてまいります」</p>
<p>なお、Rolandは2022年中に創業50年を記念する製品の発売も計画。創立記念日である2022年4月18日に記念モデル第1弾を特設サイトで発表する予定だ。創業50年に関する今後の活動予定や記念モデルに関する最新情報は、特設サイトからメールアドレスを登録しておくことで入手可能とのこと。</p>
<p>特設サイトでRolandの歴史を振り返るとともに、いち早く最新情報をゲットしたい人はサインアップしておこう!</p>
<p>「Roland at 50」特設サイトは<a href="https://www.roland.com/jp/roland-50th-anniversary/" title="こちら">こちら</a>。</p>


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Rolandが創業50周年を記念し、音楽シーンに影響を与えた名機材を振り返る特設サイト「Roland at 50」公開!

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