TR-808 , JUPITER-8などを世に送り出したローランド創業者、梯郁太郎氏が死去コンピュータ技術を電子楽器に導入した梯郁は、現行の音楽シーンにも強く影響をもたらしているリズムマシン”TR-808”等 名機の制作に携わった2017/04/03 19:30adminこの記事をシェアWritten by Atsushi FukushimaPhoto:Roland4月1日 楽器メーカー「ローランド株式会社」の創業者、梯郁太郎氏が87歳で亡くなった。コンピュータ技術を電子楽器に導入した梯郁は、現行の音楽シーンにも強く影響をもたらすリズムマシン”TR-808”や、アナログポリフォニックシンセの名機”JUPITER-8”などを世に送り出している。また、演奏情報を電子信号に変換して伝送するための規格信号規格”MIDI”を80年代に開発し、「スタンダードがないと業界は発展しない」との信念のもと、無料で公開した。社内外で反対意見が多数あったが、結果として一気に世界で普及し、のちに楽曲制作や音響、カラオケなど様々な場面で活用される「音楽の共通言語」のひとつとなった。2013年にはこの功績が評価され、米グラミー賞のテクニカル・グラミー賞を個人の日本人で初めて受賞している。参考:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ03I6Q_T00C17A4000000/ この記事をシェア