Nicki Minajはレッドロブスター、Tyler, The Creatorはスタバ…売れっ子ラッパーたちはどんなバイトをしていた?

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リリースのたびにチャートを賑わせるラッパーも、大多数は下積み時代があったもの。音楽だけで生活できるようになるまではどんな所で働いていたのだろうか?
ヒップホップメディア「Our Generation Music」のインスタグラムで、ラッパーたちが有名になる前に働いていた場所のまとめが投稿された。
インタビューで暴露した元バイト先
まずはフィメールラッパーとして今ではレジェンドの1人でもあるNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)。ニューヨーク、クイーンズ出身の彼女は2015年に出演したテレビ番組で、日本にもあるレッドロブスターでウェイトレスとして働いていたことを明かしている。もしかすると料理を運んでもらったラッキーなファンもいたのかも?
Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)はFed Exとスターバックスで働いていたようで、スターバックスには2年半在籍していたと話す。働いていた時には毎日のようにデニッシュを盗み食いしていたそうだが、マネージャーから急にクビを言い渡されたことを今でも根に持っているそうな…。
リリックにしているラッパーたち
そしてもちろん曲の中で過去を振り返り、どんな仕事をしてきたのか明かしているラッパーもいる。Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)は初期の代表曲「m.A.A.d. city」の中で「父親に言われてセキュリティーガードとして働いていた」とラップしているが、周りからの影響もありたった1ヶ月でクビになっている。
kanye West(カニエ・ウエスト)はドキュメンタリーなどでも下積み時代が描かれているが、自身のブランドがコラボするまでになったGAPでも働いていた。デビューアルバム『The College Dropout』収録の「Spaceship」でリリックにしているが、同時に商品を盗んでいたこともあったらしい。
その他にもPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)はマクドナルド、Kid Cudi(キッド・カディ)はアメリカン・アパレル、DEAN & DELUCAとA BATHING APE®など、日本でも知られる会社でバイトしていたアーティストも多い。その多くがクビにされた経験や辞めた後もずっと職場を恨んでいることが、なんだか彼ららしいエピソードでもある。