エレクトロユニットPRIDASKが『フォートナイト』でバイラルヒット 自主制作のゲーム×音楽バーチャルライブが話題に


この記事をシェア
北海道を拠点に活動するエレクトロユニットPRIDASK(プライダスク)が、『フォートナイト』でバーチャルライブステージ『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』を自主制作。それが今『フォートナイト』プレイヤーの中でバイラルヒットを起こしているようだ。
ゲームとしても楽しめる音楽ライブ
『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』は『フォートナイト』上で体験できるバーチャルライブステージ。舞台はPRIDASKのライブ会場となる巨大な島、PRIDASK島。
島にはさまざまなキャラクターが登場し、PRIDASKのライブを心待ちにしている。しかし、ライブ前にトラブルが発生。プレイヤーはそのトラブルを解決すべく、あるアイテムを捜索することとなる。
本作は“音楽体験型アイテム探しアドベンチャーゲーム”と銘打たれており、前半はアイテムを探すパート、後半はバーチャルライブパートと別れている。前半ではさまざまなキャラクターと話して手がかりを得ながらアイテムを捜索。島には、たくさんのインタラクトできる要素や、気になる部分が溢れており、楽しみながら島中を探索することができる。
▼島にはDJブースもあり、ライブ前に気分を高めてくれる。
豪華なステージと迫力の演出を自由に楽しめるライブパート
そして後半のバーチャルライブパートでは、PRIDASKが登場し、楽曲を披露。バーチャルライブのため、座席指定などはなく、前方席、後方席、通路、もしくはPRIDASKの目の前や横など自由なところで鑑賞が可能。ライブ中、花火などインタラクト可能なアイテムなどもあり、思い思いのライブ体験ができるようになっている。

そして何よりも注目すべきは、超巨大なライブセットと光を駆使したライブパフォーマンス。セットは360度プレイヤーが移動できるようになっており、近未来チックでありながら和のテイストも意識されたようなステージづくりに圧巻される。
また、光のパフォーマンスに関しては、現実世界のライブ同様こだわって作られており、360度のステージ全体が楽曲に合わせて美しく彩られていく。

こういったゲームパートの面白さや、演出のこだわりから、『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』はリリース後、海外のユーザーを中心に『フォートナイト』上で人気を博している模様。特に光を使った演出に関しては、その細かさから『フォートナイト』開発元であるEpic GamesがSNSにてピックアップ。そこから更に注目を浴びたかたちだ。
Check out this Virtual Show Scene made with #UEFN! 🪩✨
Try it here! 3632-2839-9780 🗺️
via @aikapin #FortniteCreative #CreatedinFortnite pic.twitter.com/ElJhv4wKou
— Unreal Hub (@uefn_hub) September 10, 2023
ゲームやライブを含めすべて自主制作
『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』は、PRIDASKの2人よる自主制作作品。PRIDASKは以前より、『フォートナイト』に使われているゲームエンジンであるUnreal Engineを使用し、MVやアートワーク制作のほぼすべてを行っていたようだ。
▼Unreal Engineを使ったMVのメイキング映像
Unreal Engineに関しては、今年3月よりUnreal Engineを『フォートナイト』上で利用できるようになる「Unreal Editor for Fortnite」(以下、UEFN)がリリース。これで誰でも『フォートナイト』というゲームの下地のもと、自由なゲーム作りができるようになった。
『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』も、もちろんUEFNで制作されており、作品を通してUEFNで作ることができる表現の幅広さが理解できたと同時に、Unreal Engineを自ら使用してきたPRIDASKだからこそ、アーティストとしての世界観を存分に反映させた作品を提供できたのだろうと感じる。

PRIDASKが見せる新たな発信のかたち
以前より『フォートナイト』はMARSHMELLO、Travis Scott、The Kid LAROIなどのアーティストと手を組み、公式でバーチャルライブを行ってきた。しかし、UEFNがリリースされた現在はPRIDASKのように自主制作でライブコンテンツを提供することが可能となる。
オンラインライブの何よりの魅力といえば、いつでも、誰でも、どこででも参加できるというところ。会場から遠方に住んでいる人や、身体の問題でライブ会場に出向けない人。そういったファンにとってのバーチャルライブの必要性は、コロナ禍を経てより身に染みて感じた人も多いのではないだろうか。
一方、規制が解除された現在のライブシーンでは、オンラインライブでは体験できなかったリアルな高揚感を久々に味わって「やっぱり現実のライブっていいな!」と感じる人も多いはずだ。
しかし、ライブの映像を配信するだけのオンラインライブではなく、ゲームという媒体のインタラクティブ性を使うことで、プレイヤーが楽曲の意図やアーティストの持つ世界観をより体感しやすくなるという点で、バーチャルライブとゲームというのは非常に相性がいい。ライブだけでなくゲームもあわせて提供することで、ライブへの導線からアーティストの世界観を反映させられる点も、独自の利点だと感じる。

SNSやYouTubeを通じて、誰でも気軽にコンテンツを発信することができるようになった現在だが、ゲーム要素もあるバーチャルライブを個人単位で発信できることは、今後音楽アーティストにとっても大きな可能性をもたらすだろう。『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』はそう感じさせてくれるゲーム体験であり、ライブ体験であった。
『PRIDASK "MUSIC MEGAVERSE"』は、『フォートナイト』のディスカバリー、もしくは島コード: 3632-2839-9780にて配信中だ。
#フォートナイト で
音楽体験型アイテム探し
アドベンチャーゲームを作りました!島の住人達から知恵を借りて、
開催の危機が迫ったライブショーを
君の手で成功へ導こう🎊🏆【Island Code】
⛩️ 3632-2839-9780 ⛩️🙍 1 player
⚙️ 日本語 / EnglishWe've created a music-themed item hunt… pic.twitter.com/wiskFYWMyW
— Aikapin(PRIDASK)👹 (@aikapin) September 2, 2023




