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Jay-Zが新たにカジノ事業へ参入。ニューヨーク・タイムズスクエアの一等地に建設か
Jay-Z率いるRoc Nationがカジノエンタメ企業とパートナーシップを結び、ニューヨークの経済活性化を目指す。
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本業の音楽だけでなく、お酒やNBAチームなど様々なサイドビジネスを展開してきたJay-Z(ジェイ・Z)が新たにカジノ事業に着手することが明かされた。場所はニューヨークのエンタメ中心地であるタイムズスクエアで、ニューヨーク近代美術館やロックフェラーセンターなどから近い一等地に建設される予定だ。
Roc Nationを含む3社が共同でプロポーザルに参加
このカジノ事業はまだ入札の段階ではあるものの、高い確率で実現するだろうと言われている。Jay-Zの会社Roc Nationと不動産投資信託のSL Green、そしてカジノエンターテインメント企業のCaesars Entertainmentが合同で着手したプランであり、ニューヨーク市内では初の本格的なカジノとなる予定。
名称はCaesars Palace Times Squareとなる予定で、すでにオフィスビル自体はSL Greenが所有しているものとなる。タイムズスクエアはご存知の通りニューヨーカーや観光客が多く訪れるメッカであるが、さらに700万人以上が訪れる経済効果が試算されている。
地元ニューヨークの経済を活性化
現在日本人NBA選手の渡邊雄太が所属しているブルックリン・ネッツの共同オーナーであったJay-Zは、アリーナ建設の際に「地元に雇用を増やすこと」を念頭に置いていた。今回のカジノ事業でも同じく、「ニューヨークの人、訪れる全ての人に経済的な機会と成長を提供できるだろう」とコメント。
1つのカジノができることでその周辺地域にももちろん経済効果は表れるだろう。700万人以上の訪問によって近郊のホテルでは60万人以上、周辺のお店でも270億円の経済効果を予想しており、ブロードウェイミュージカルにおいても500人以上の雇用が増えるとしている。
カジノ建設には常に賛否両論が飛び交うが、コロナによって落ち込むニューヨークの経済を復活させるきっかけになると期待を寄せる声も多いだろう。ヒップホップ界のキングJay-Zが再び街を動かすことになりそうだ。