Nワード使用が炎上。バーチャルラッパーのFN Meka、メジャー契約打ち切りに


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接客業やアナウンサーなどにもバーチャルヒューマンが登場し注目されているが、ヒップホップにおいても他人事ではない。
FN Meka(FN・メカ)と名付けられたバーチャルラッパーが先日メジャーレーベルのひとつであるCapitol Recordsと契約したことが話題となっていたが、数日後にある理由により契約を打ち切られている。
breaking: Capitol Records “has severed ties” with the A.I. rapper FN Meka, “effective immediately,” following days of backlash over the caricature
the activist group @industryblkout called for a formal public apology about two hours ago pic.twitter.com/arkL2OkTjv pic.twitter.com/BjfjLDfpMO
— Joe Coscarelli (@joecoscarelli) August 23, 2022
Nワードを使用したことで問題に
英語を話す上で気をつけなけらばならないことは多くあるが、そのひとつに“Nワード”の使用が挙げられる。AIでコントロールされたバーチャルラッパーのFN Mekaが2019年の楽曲「Moonwalkin」などでNワードを使っていることがSNSを中心に指摘され、Capitol Recordsは契約を打ち切ることを発表した。公式に「十分な吟味をせずに契約に至ってしまった過ちを、黒人コミュニティの方々におわびしたい」とコメントも出されている。
さらに、FN Mekaを生み出しコントロールしているのが白人2人によるものだというのも問題だっただろう。Lil Pump(リル・パンプ)や Trippiе Rеdd(トリッピー・レッド)らのスタイルを参考にしたと言われるFN Mekaにははっきりとした性別や人種はないのだろうが、メジャー契約ともなればそのあたりも十分に考慮すべき点ではあったはずだ。
ラッパー達の反応は
契約打ち切りに伴い今ではストリーミングサイトから削除されてしまっているが、Gunna(ガナ)とのコラボ曲もリリースしていたFN Meka。TikTokでは1000万人以上のフォロワーを持つ人気ラッパーに対して、西海岸のベテランラッパー、The Game(ザ・ゲーム)は「メジャー契約をして自分の家族の生活を変えたいと願う本物の人間がどれだけいると思っているんだ」とバーチャルラッパーの活躍を良くは思っていなかった。
対してBoneThugs-n-Harmony(ボーン・サグズン・ハーモニー)のメンバーであるKrayzie Bone(クレイジー・ボーン)は「素晴らしいアイデアだ。いつか本物のラッパーが仕事を失うことになるだろう」と好意的なコメントをしている。
https://twitter.com/nojumper/status/1562154624382955520
今回Capitol Recordsの契約は早計であったが、今後さらなるバーチャルラッパーが登場してくる可能性は誰も否定できないだろう。リアルじゃない人間のラップ。聴いてみたいですか?


