Drakeがニューアルバム『Honestly, Nevermind』をサプライズリリース

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昨年9月にアルバム『Certified Lover Boy』をリリースしたばかりのDrake(ドレイク)が1年も経たずにニューアルバム『Honestly, Nevermind』をサプライズリリースした! リードシングルの発表もなく、Instagramで告知されたのもリリースされる数時間前のことだった。
フィーチャリングは1人だけ
自身も多くのフィーチャリングワークをこなしてきているDrakeだけに、アルバムには誰が参加するのかも楽しみなのだが、今作ではなんと21 Savage(21・サベージ)1人だけがクレジットされている。
タイトルの「Jimmy Cooks」はカナダのティーンドラマテレビシリーズ『Degrassi』で昔Drakeが演じたJimmy Brooksをもじったもの。曲の中では先日亡くなったLil Keed(リル・キード)やDJ Keyslay(DJ・ケイスレイ)を追悼している。
ちなみに21 Savageは前作『Certified Lover Boy』に収録されている「Knife Talk」でもフィーチャリングされていて、アルバムの中でも特に人気の高い曲となっていた。
南アフリカのハウスプロデューサー、Black Coffeeも参加
リリース直前に公開されたトラックリストにはDrake本人の名前も含みNoah “40” Shebib、Oliver El-Khatib, Noel Cadastre、そしてBlack Coffee(ブラック・コーヒー)の名前がクレジットされている。
Black Coffeeは南アフリカを代表するDJ/プロデューサーで、今年4月に開催された世界的音楽フェスティバル「Coachella」に出演していたことも記憶に新しい。今回のアルバムを聴いてみると今までとは印象の違うサウンドが多く、ハウスを軸にしているBlack Coffeeが参加していることによる影響を感じられる。
さらに『ULTRA JAPAN』にも出演したことのあるDJ/プロデューサーのCarnage(カーネージ)がテックハウスで使う別名義Gordo(ゴード)として6曲をプロデュースしていることも明らかになっており、引退宣言していたCarnageだけにファンの間では今後の活躍を期待する声が多い。
I'm very honored and humbled to have produced 6 songs on the new @Drake album, "Honestly, Nevermind" Thank you brother for trusting me and allowing me to be a part of the vision. I never factored this into the equation for the beginning of my next chapter, but thank you ❤️ pic.twitter.com/PQmgUNOsG4
— GORDO (@GordoSZN) June 16, 2022