DJ Fresh、アーティストへの報酬を保証するAI音声変換ソフト「Voice-Swap」を発表


この記事をシェア
ドラムンベースシーンの伝説的グループ「Bad Company UK」での活動や2010年代に「Hot Right Now」など数々のヒット曲を世に送り出したことで知られるDJ Freshが新たにAI音声変換ソフト「Voice-Swap」を発表した。
アーティストの権利を保護し、適正な報酬の支払いを保証するAIボイスモデル
Voice-Swapはアーティストの権利を保護し、適正な報酬の支払いを保証することを目的に開発されたAI音声変換ソフト。音声を提供したアーティストには、比例配分方式でAIボイスモデルの使用による収益が支払われる。
Voice-Swapでは、アーティストが自分の音声が入った25分間分の楽曲、または8曲分のアカペラトラックを提供すると、AIは提供された音源を基にアーティストの音声を学習し、AIボイスモデルを作成する。
ユーザーはVoice-Swapにアップロードした自分の音声などの音声ファイルを、任意のAIボイスモデルの音声に変換することができる。
Voice-Swapは音声を提供したいアーティストに対する報酬を保証する点が特徴的だ。合法的にAIによる学習が行われ、その結果として報酬が支払われるシステムが確立されるのであれば、将来的に自分の音楽をAIの学習ソースとして提供することを承認するアーティストが増えていくことも考えられる。
GrimesによるAIボイスソフトもすでに公開
なおGrimesは今年5月、アーティストや音楽レーベルがAIによる無断での音声カバーに懸念を示すなか、自身の音声をAIに学習させたAIボイスソフト「Elf.Tech」のベータ版を公開。その直後、KitoはElf.Techを使ってAI Grimesとのコラボを実現させている。また先月、Grimesは音楽ディストリビューションサービスのTuneCoreとの提携を発表。現在は、TuneCore経由でAI Grimesとのコラボ楽曲の配信・収益化が可能になっている。
Voice-Swapの公式サイトはこちら。



