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    Disclosureの名曲 「Latch」はどうやって作られた?制作工程の解説動画が公開に

    2022/01/07 (Fri) 19:00
    Yui Tamura
    Disclosure YouTube

    歴史的ヒット作はLogicにデフォルトで付属するプラグイン中心で完成していた!!

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    気が付けばすでにリリースから10年近く経っている、Disclosureの時代を超えた名曲「Latch」の制作過程を解説した動画が公開された。

    もともとは2021年末にDisclosureの片割れGuy LawrenceがTwitchでストリーミングしていたもので、現在はYouTubeに公開されている。

    動画中では制作に使用されたプラグインや、謎に包まれたコード進行の解説に加え、この曲がきっかけで世界的シンガーに成長したSam Smithの、キャリア初期の素晴らしい生ボーカルをダブルなども含めて1トラックずつ聴けるというおまけ付き。
    トラックメイカーや作曲者だけでなく、ボーカリストにも勉強になりそうな内容だ。

    この動画を200%楽しむために、まずは改めて「Latch」を隅々まで、できる限りいい音で聴いてほしい。

    うんうん、もうすぐリリースから10年なんて全然思えない。というか今聴いてもフレッシュ。
    それでは解説動画いってみよう。
    動画は英語のため、この記事は印象的だった部分を解説しているので補足的に読んでいただけたら幸いだ。

    使っている機材はほとんどLogicの付属品

    「Latch」のトラック構造は比較的シンプルだが、音一つ一つにどこか深みや広がり奥行きを感じるような独特な音像があるので、さまざまな機材を駆使した高度な音響処理が行われているように思える。

    そんな予想に反して機材として使用したのはほとんどApple Logic Proに最初から付属しているプラグインで、リバーブもディレイもシンセもコンプもLogicのデフォルト付属プラグインとのこと。音楽制作をやっている方なら、まずここで鳥肌が立つだろう。

    世界的・歴史的名曲が3万円ほどのDAWに付属していたプラグインで作られていたのだ。
    例えるなら近所のイオンで購入したママチャリで、ツール・ド・フランスに出場して優勝するくらいすごい話。

    ドラム

    ドラムトラックはLogic Pro内蔵のUltrabeatを利用。
    サンプルではなく自作で音色を作ったというキックや、リズムのアクセントとなっている独特な「ピュン」みたいな音のFXなど、音色へはこだわりを持って丁寧に作られている印象。

    そのほかのドラムパーツやドラムパターンは2拍目がスネア、4拍目がクラップとしているといった小技なども紹介している。

    リバーブ

    こちらもLogic Pro付属のプラグイン。設定も見えるため同じリバーブでなくても似たような設定は試せる。
    現在もこのリバーブは使っているとのこと。

    効果音・環境音

    ビルドアップのFXは、なんとKORGの4000円くらいの小型シンセガジェットmonotronで制作しているとのこと。
    また、隠し味的に自動車が走る音などが入った道路の環境音や、レコードノイズなどを追加しているという。普通は気がつかない程度の音量だが、Guyによれば道路の音は夜の街にいるような感じがでるとのことだ。

    シンセ / コード進行・キー

    Guy本人も、とても不思議なコード進行と語るこの楽曲。この曲のコード進行解説をしたYouTubeビデオは多くあるが、どれも正しく解説できていないという。

    改めて聴いてみると、ノスタルジックなのに聴いたことがない、10年経った今もやはり謎なサウンド。そんな謎の進行がついにこのビデオではピアノロール画面で明かされる。
    独特な(学校の先生が見たらデタラメな)積み方のコードや、なんのコードかわからないものもある。が、確かにあのLatchのコードだ。
    動画ではMIDIで表示されているので、ぜひ動画を見て10年来の謎を答え合わせしてほしい。
    コード進行
    途中、Howard Lawrenceが電話で登場しコードについて解説しており、楽曲のキーはFマイナーだと語った。キーの解釈についてはベースラインでFマイナーと判断できるということ。ボーカルメロディはFを避けているということで、常に帰結感を感じさせない新鮮な浮遊感のあるこの曲の秘密はこの辺りにもありそうだ。ちなみにキックの音もF。

    また、コードについてはmidiで書いたもので、音数が多すぎるのでキーボードでの演奏では作れないと語っている。
    ある程度コード進行ができた時点でループしながら一音一音試したもので、つまり理論に従って書かれたコードやコード進行ではない。

    ちなみにこのコードを鳴らしているパッドもLogic Pro付属のESPシンセで、同じくLogic Pro付属のコーラスをかけて作っており、ファーストアルバムではこのシンセを多用しているという。

    ビープ音のリフは少しずつディケイとハイを伸ばすようなオートメーションが書かれており、三つ目のノートは少しタイミングが遅れて打ち込まれており微妙にもたついた感じがクセになる。

    ベース

    メインのベースシンセとサブベースを2つで構築されている。
    サブベースは同じベースラインをなぞるだけでなく、メインのベースラインの切れ目で鳴らしている。

    ボイスサンプルの処理

    楽曲中でもスパイスとなっている印象的なハイトーンの「ネッナ〜」みたいに聴こえるボイスサンプルは、普通のボーカル素材から切り取ってタイムストレッチなどをして作られたもの。

    ここでは別売りプラグインのSugar Bytes「Effectrix」 を利用して、単なる繰り返しにならないようにしている。
    Effectrix

    Sam Smithのボーカルパート

    Logic Pro付属のEQ、コンプ、ディエッサーと、最重要パートであるボーカルも付属品のみで処理。
    録音環境はプロフェッショナルなもので、TelefunkenかNeumannのマイクでNeveを通してレコーディングされたということでほとんど何もする必要がないくらい良い状態だったそう。

    また、ダブルに加えウィスパーを録音していたり、サビでのすべてのボーカルの積みを公開し、テープディレイを利用したエフェクトなども見せていた。

    環境音の使い方や独特なコード進行の生み出し方など、高価なプラグインをたくさん買わなくてもサウンドメイクへのこだわりや工夫で十分に名曲は作れる。
    そんなことを証明してくれた最高すぎる神動画なので、音楽制作に関わるなら必ずチェックしておこう!

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