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    DEAN FUJIOKA最新シングル『Apple』レビュー:光と闇を表現した作品に見た最新クラブミュージック要素

    2022/07/22 (Fri) 21:00
    Jun Fukunaga

    リード曲「Apple」ほか4曲を収録した最新シングルをクラブミュージックの視点でレビュー!

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    DEAN FUJIOKAが7月13日に最新シングル『Apple』をリリースした。そんな本作には本人主演の日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜』の主題歌「Apple」のほか、先行リリースされた「Be Alive」、Appleの別バージョン「Apple(Pandora Ver.)」、そして既発曲のライブバージョン2曲が収録されている。

    リードトラック「Apple」(およびPandora Ver.)は、DEAN FUJIOKA本人が"諸説ある『パンドラの箱』になぞらえるように、“天使”と“悪魔”を両立させたスリリングな楽曲"と呼ぶ、4つ打ち曲になっている。

    そんな「Apple」のイントロの重厚なストリングスの響きには、不穏さが漂っており、先述の本人の言葉を借りれば、まさに悪魔の微笑みという表現がしっくりくる。また、地響きのような重量級のベースは今風だが、かつてSNSでバズった"この世で一番飛べるのはDEAN FUJIOKAのダブステップ"感、つまり、フォーマットは違えど、ベースミュージックに深い造詣を持つDEAN FUJIOKAらしさがそこに現れているように感じた。

    そのような要素が目立つため、基本的に「Apple」は、ダークで不穏な印象が先行する曲だ。しかし、中盤のブレイクにおけるストリングスの柔らかな響きは、イントロでの悪魔の微笑み的ストリングスとは対照的に“天使”の歌声のように聴こえる。ちなみに本人は、"科学が発達するが故に生まれる光と闇を表現した"とこの曲について説明しているが、その光と闇のせめぎあいは、まさに同曲での2つのストリングスに現れているように思う。さらにその様相は

    "「離れられない離したくないの
    今も未来も君の世界も
    求められたい求めていたいの
    永遠の夢を赤いりんご」"

    という歌詞にも現れているように感じた。

    また4つ打ちとはいったものの、中盤以降ではDEAN FUJIOKAらしいダブステップ/フューチャーベースを思わせるパートも用意されている。しかし、今回、筆者が特に注目したのはその後の荒々しいシンセの存在感が増すパートだ。このパートは、曲がラストに向かって疾走していく部分なのだが、印象的だったのはチキチキチキというリズムで鳴るトラップを彷彿させるハイハットの音。

    トラップといえば、ダブステップ/フューチャーベース同様これまでにもDEAN FUJIOKAが自身の楽曲で取り入れてきた音楽要素だ。そんなトラップの特徴であるハイハットのリズミカルな音が「Apple」の後半パートでは、トラックの疾走感を押し上げる要素として、効果的に機能しているように感じた。

    そのことと先述のベース要素を踏まえて考えると、確かに「Apple」はフォーマット的には4つ打ちのハウシーな曲だが、実はDEAN FUJIOKAらしいベースミュージックを通過した4つ打ち曲でもあるのだ。

    またこの夏はDrakeやBeyoncéがハウスを取り入れたことで、世界的にも同ジャンルに注目が集まっている。ちなみに筆者は最初に「Apple」を聴いた際、昨年リリースされたSwedish House Mafiaの「It Gets Better」に近い印象を持ったのだが、その意味では音のテクスチャーは違えど、ハウス、あるいは4つ打ちというキーワードで考えると「Apple」は現行の最新ポップスとも共鳴する曲といえるだろう。

    一方、2曲目の「Be Alive」は、バウンシーなリズムが印象的な曲になっている。「Apple」との類似点を大雑把に挙げるとすれば、ストリングスが効果的に使われていることと、4つ打ちのリズムになるだろう。

    しかし、「Be Alive」はそのリズムのハネ感から考えると、どちらかといえば、ハウスよりもダンスホール寄りの曲という印象が強い。ただ、ウワモノ自体はコード感含めてディープハウスに通じるところもあり、バウンシーなリズムパートも含めて考えると、今注目が集まる、ダンスホールにも影響を受けているアフロビーツや、それに近いアフリカのハウスにも通じるところがある。

    ちなみに「Be Alive」は、中華圏を中心に人気を博しているマルチプレイゲームでeスポーツとしても注目が集まる『第五人格』のプロリーグの日本版IJL(Identity V Japan League)テーマソングとして書き下ろされた新曲だ。

    ゲーム音楽とDEAN FUJIOKAといえば、中国の大手ゲーム会社「NetEase(網易)」のスマホゲーム「隐世录」のキャンペーンテーマソングとして書き下ろされた、2020年のシングルでドラムンベース曲の「Go The Distance」を思い出す。

    同曲と「Be Alive」は、曲調自体は異なるがどちらもアップリフティングな「陽」の曲だと言える。先述の「Apple」は「陰」の曲だが、本作はこのように曲調や曲のフォーマットを含めて、多様なスタイルの曲を書き下ろすことが可能なソングライターとしてのDEAN FUJIOKAの能力にも改めて注目するきっかけを与えてくれる。

    また本作には先述のとおり、「Shelly」と「Spin The Planet」という、昨年12月に行われた「“Musical Transmute” Tour 2021」東京公演で披露された既発曲2曲のライブバージョンも収録されている。

    「“Musical Transmute” Tour 2021」では、「Musical Transmute」の名の通り、ミュージカルや歌劇のような演出が行われ、これまでとは全く違う新たな体験型エンターテインメントに注目が集まった。

    そんなライブで披露された「Shelly」はチルなR&B系曲で、「Spin The Planet」はストリングスが印象的なUKガラージ/2Step系曲だが、例えば、本作の「Shelly」ではジャジーなエレピが追加されているなど、2曲ともオリジナルとは異なるアレンジを楽しめるところがポイントだ。

    またライブバージョンならではのホールリヴァーブが効いた臨場感ある音によって、生のライブ感も楽しめる。加えて「Spin The Planet」の終盤では、DEAN FUJIOKAが「あの日見た夢の続き」と語りかけるが、ライブ当日に会場にいたファンにとっては、まさに「あの日見た夢の続き」が実現したように思える部分だったのではないだろうか?

    筆者がDEAN FUJIOKAの音楽を追いかけるようになったのは、2018年のシングル「Echo」がきっかけだ。同曲では、当時UKでにわかに注目を集めていた新興ベースミュージックのWaveがいち早く取り入れられており、その挑戦的とも言える先進性に大きな衝撃を受けたことを今でもはっきりと覚えている。

    そして、その音楽性はそれ以降も進化を続けているため、筆者がDEAN FUJIOKAの音楽から受ける衝撃も新曲がリリースされるたびにアップデートされているように感じる。その意味では、本作は現時点でのDEAN FUJIOKAの最新モードを味わえる作品であることは間違いない。また本稿で挙げたような最新のエレクトロニックミュージックが好きな人であれば、その文脈でも楽しめるだろう。ぜひ、そういった音楽が好きでまだあまりDEAN FUJIOKAの音楽を聴いたことがない人は、一度聴いてみてほしい。

    そして、そのあとは一緒にこう、感想を口にしようじゃないか。

    「この世で一番飛べるのはDEAN FUJIOKAのダブステップ(もしくは4つ打ち)」と...。

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