チルな「Ponpon Shit」も収録! 『サイバーパンク2077』楽曲のChill・Lo-fiリミックス集「Tapes of Night City」が配信開始

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『サイバーパンク2077』の開発元であるCD PROJEKT REDは10月13日、『サイバーパンク2077』の楽曲をチル・ローファイアレンジしたリミックス集「Tapes of Night City」を各種音楽サービスで配信開始した。また、YouTubeではプレイリストの音楽を8時間ループした動画も公開されている。
「Tapes of Night City」は、『サイバーパンク2077』とその追加コンテンツで9月25日にリリースされたばかりのDLC「仮初めの自由」の楽曲をチル・ローファイアレンジしたプレイリストだ。きらびやかでありながら過激な印象を抱く楽曲たちをゆったりと聴けるチル調にアレンジしている。
block.fmでもおなじみカワムラユキプロデュースの「Ponpon Shit」もチルアレンジ
収録曲の中には、block. fmにてメインパーソナリティを務めるカワムラユキがプロデュースしたナマコプリ「Ponpon Shit」のリミックスも!原曲は中毒性抜群の電波ソングだが、チルバージョンでは原曲の電波みを残しつつ、美しいメロディーと華やかな展開が印象的なアレンジに。楽曲の持つ現実離れした世界観を別の角度で広げてくれるようなリミックスで、これでまた毎日PONPONさせてくれるのではないだろうか。
日本語が入った楽曲では、ゲーム内のキャラクター、ハナコアラサカが歌う「Kojo no Tsuki(荒場の月)」のリミックスも収録。哀愁漂う歌唱とサイバーパンクらしい不穏さが香るトラックの融合は、不思議な没入感を覚えさせてくれる。
ゲームを象徴するロックバンドSAMURAIの楽曲は渋めのアレンジに
そしてプレイリストの最後には、キアヌ・リーヴス演じるジョニー・シルヴァーハントが属しているバンドSAMURAIの「Naver Fade Away」のアレンジも収録。原曲はまさしくHR/HMを象徴するような重めのバンドサウンドと特徴的なギターフレーズが印象的だが、チルアレンジでは全く違う魅力を放つ電子音楽へと変化。原曲がナイトシティにあふれる攻撃的な熱気を表現しているなら、このアレンジではナイトシティの光に隠れた闇の美しさを表現していると言ってもよいだろう。
紹介した3曲をはじめ全10曲を収録したプレイリストは各種音楽サービスにて配信中。また、これらのアレンジをまとめて8時間ループされる動画もYouTubeにて公開中なので、ぜひ作業やドライブのお供にしてナイトシティに思いを馳せてほしい。