Beyoncéによる歴代ヒップホップコラボ曲ランキング

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現在アルバム『RENAISSANCE』を携えてツアー中のBeyoncé(ビヨンセ)。R&Bシンガーとして追随を許さない圧倒的な存在感を維持し続ける彼女は、キャリア初期からヒップホップとのコラボ曲も多数リリースしている。
アメリカのヒップホップメディア『HotNewHipHop』がBeyoncéの歴代ヒップホップコラボ曲をランク付け。今回はその中から3曲紹介していこう!
「Party」Feat. Kanye West、Andre 3000 & J. Cole
Beyoncéが2011年にリリースした4枚目のアルバム『4』から、3曲目のリードシングルとなった「Party」が第5位にランクイン。オリジナルバージョンにはプロデューサー・ソングライターとしても参加しているKanye West(カニエ・ウエスト)とAndre 3000(アンドレ・3000)という超豪華なコラボが実現。さらにリミックスではAndre 3000の代わりにJ. Cole(J・コール)がバースを提供しているという今では考えられないフィーチャリングだ。
リリックの内容通りにハッピーな雰囲気満載のミッドテンポR&Bでラジオでもヘビープレイされ、コマーシャル的にも成功を納めた。
「Check On It」 Feat. Slim Thug And Bun B
当初Beyoncéも出演した2006年の映画『The Pink Panther』のテーマ曲だった「Check On It」が第3位。この曲は、Destiny's Child(デスティニーズ・チャイルド)のベストアルバム『#1's』にも収録され、リミックスではSlim Thug(スリム・サグ)に加えてBun B(バン・B)も参加。この3人のコラボで注目したいのは全員がヒューストン州テキサス出身だという点だろう。
Beyoncéのファンにとっては周知の事実だが、彼女の地元への想いは熱いものがあり、常にリスペクトを欠かさない。どれだけワールドワイドな存在になろうと地元スターとの共演を選ぶ彼女の格好良さが曲からも伝わる。
「Crazy in Love」 Feat. Jay-Z
ランキングを最後まで見るまでもなく、堂々の1位を飾ったのは夫であるJay-Z(ジェイ・Z)とお付き合いするきっかけにもなったと言われている「Crazy in Love」。ソロデビューアルバム『Dangerously in Love』(2003)に収録され、今もなお日本のクラブやラジオでもヘビープレイされるクラシックだ。BeyoncéにとってだけでなくヒップホップとR&Bのコラボ曲では必ず上位に挙げられる曲であり、20年以上経った今も2人でパフォーマンスすることがあるのだから歴史は面白い。
ちなみにJay-Zはこの他に4位の「Upgrade U」、6位の「Drunk In Love」、8位の「Mood 4 Eva」にも参加。11曲のランキング中4曲も参加しているというモンスターぶり。
Beyoncéが今後どんなラッパーとコラボするのかも楽しみだ!!