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国内外様々なアーティストの良質なMIXをお届け!

MIX BLOCK #015 : TYO GQOM & Scratchclart

  • MIX BLOCK

今回はTYO GQOM & Scratchclartのミックスをお届け✨

TYO GQOM
南アフリカ・ダーバンで生まれたダンスミュージック「Gqom(ゴム)」を軸に現行のアフリカンミュージックをプレイする日本発のGqomコレクティブ・クルー。Gqomをいち早く自身のDJプレイや楽曲に取り入れてきたメンバーやアフリカの現行音楽に特化したメンバーをKΣITOが招集し、2018年11月にパーティー「TYO GQOM」がスタート。その後、KΣITO・K8・mitokon・HW BINGO・DJ MOROの5人によるDJクルーとなった。Gqomに留まらず、一大ムーブメントを巻き起こしている南アフリカのAmapianoやタンザニアの高速ダンスミュージック・Singeli、アフロハウスやベースミュージックなどを交えた5人それぞれの個性溢れるプレイと踊らずにはいられないグルーヴ、熱気を帯びた新感覚のパーティーは各地で話題を呼び、ホームである幡ヶ谷forestlimitで定期的に開催される本編の他、様々なパーティーにも招かれるなど熱い視線を集めている。
さらにウガンダで開催されたNyege Nyegeコレクティブ主催の「Nyege Nyege Festival 2022」に数少ないアジア人アーティストとしての出演を果たす。各SNSでも反響を呼び、後日DOMMUNEにて「TYO GQOMMUNE vol.2」と称し、同フェスに出演した∈Y∋氏・サポートを行ってくれた浅沼優子氏と共にアフリカ渡航での経験を語る番組が放送された。
パーティー主催やDJクルーとしての活動だけではなく、2020年にTYO GQOMを母体としたレーベル「USI KUVO」を立ち上げGqomを中心とした楽曲のリリースも積極的に行なっており、オリジナリティの高いレーベルとして Sinjin Hawke・Tzusing・Chrisman等海外の気鋭アーティストからもサポートを受け評価されている。

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Scratchclart

Scratcha DVAは、DVA [Hi:Emotions]、DVA、そして最近ではScratchclartの愛称で親しまれているエレクトロニック・ミュージシャン、DJ、プロデューサーである。DVA MusicやHyperdub Recordsなどのレーベルに所属し、6枚のアルバム、数え切れないほどのEP、シングル、プロデュース作品をリリースしている。

2018年以降だけでも、ロンドンを拠点とするこのアーティストは、南アフリカのクラブ・ミュージックに大きな影響を受けながらも、サウンド的にはUKのクラブ・スペクトラムに根差したDRMTRKシリーズの一環として、9枚のEPと1枚のアルバムをリリースしている。EPでは、Citizen BoyやGriffit Vigoといった南アフリカ出身のプロデューサーとのコラボ・トラックを発表している。現在までに、これらのEPはDVAのキャリアの中で最も高い評価を得ているプロジェクトの1つとして取り上げられている。

DRMTRKプロジェクトの合間に、彼はInterlude三部作のアルバムを結成した。これらは、アーティストの2つのレコード会社のうちの1つからリリースされた:Allyallrecordsからリリースされた。アルバムのスキットやボイスメールの録音にインスパイアされたintro、
Interludes、Outroのアルバムは、リスナーに示唆的でありながらコミカルでノスタルジックな雰囲気を与えるショートトラックのコレクションである。

DRMTRKは、南アフリカとイギリスのクラブ・ミュージックの橋渡しを専門とする画期的なレコード・レーベルである。このレーベルのユニークなサウンドは、Grime、Gqom、UK Funky、Amapianoを融合させたもので、2つの異なる音楽文化の間に音のつながりを生み出している。

2018年にScratcha DVAによって設立されたDRMTRKは、境界線を押し広げ、実験的な音楽を推進することで瞬く間に評判となった。このレーベルは、Griffit Vigo、Citizen Boy、Jessy Lanza、Menzi、Scotti Dee、Toya Delazy、Skream、Mez + などの有名アーティストとコラボレーションしており、そのリリースはしばしばダークでよりグライミーなエッジを特徴としている。

19枚のリリースと1枚のフルアルバムで、DRMTRKはエレクトロニック・ミュージックの限界を押し広げ、新鮮な解釈を提供し続けている。このレーベルは、南アフリカのクラブ・ミュージックとディアスポラからインスピレーションを得ており、革新的でエキサイティングなサウンドを生み出している。実験的なエレクトロニック・ミュージックのファンなら、DRMTRKは絶対に注目すべきレーベルだ。

2023/12/01
100min
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