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    YOSA & TAARが語る、“解放”をテーマにしたダンスミュージック「Liquid Girl」

    2022/03/24 (Thu) 20:00

    ロックバンドAttractionsのボーカリストTARO ABEと、アーティスト・コレクティブSoulflexのKenTを迎えた1年半ぶりの新曲をリリースしたYOSA & TAARにTJOがインタビュー。

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    DJ/プロデューサーとして活動するYOSAとTAARによる共同プロジェクト、YOSA & TAARが新曲「Liquid Girl」をリリースした。

    本作はYOSA & TAARの代名詞でもあるディスコ/ハウスとは趣を変え、ドラムンベースから派生したジャンル“リキッドファンク”をフィーチャー。

    昨年活動を休止したロックバンドAttractionsのボーカリストTARO ABEと、アーティスト・コレクティブSoulflexのメンバーでサックスプレイヤーのKenTをコラボレーターに迎え、疾走感がありながらもYOSA & TAARならではのエモーショナルさも感じさせる爽快なダンスミュージックだ。

    今回、毎週金曜日にblock.fmにて放送中の「TCY Radio」にYOSA & TAARがゲストとして登場。ナビゲーターのTJOが、コロナによって変化した音楽のあり方から新曲の制作裏話まで、2人にたっぷりと話しを聞いた。

    YOSA & TAAR, TJO

    TJO:YOSA & TAARでのリリースはいつ振り?久々のような気もするんだけど、2人の存在感も結構感じていたから、そんなに空いた感じが意外としていないというか。

    YOSA:1年半振りくらいかな?その感覚はありがたいですね。僕らはずっと止まってたなという感じがあったので。

    TAAR:めちゃくちゃ久しぶりだよね…。何やってたんだろう?と思われないかなって。でも、何もしてなかったわけじゃなくて、ここ1年くらいデモ作りを続けている中で、ようやく出せる曲ができたという感じです。

    YOSA:そうですね。今回の「Liquid Girl」の他にも実は6曲くらいあるんですよ。

    TJO:1年半というと“コロナ”っていうのが結構キーワードになってくると思うんだけど。コロナ禍で、インスト楽曲やゆったりめの楽曲が以前よりも聴かれるようになったと言われている中、ダンスミュージックでは、コロナ前後でリリースされる楽曲に変化があったと感じる部分はある?

    TAAR:ダンスミュージックとかポップスとかに限らず、音楽の聴き方が変わったなというのが第一印象です。大勢の人と一緒に音楽を聴くというよりかは、一人ひとりの部屋やスマホで聴く。サブスクが台頭してきた影響ももちろんあると思うんですけど、音楽がすごく個人のものになっていってるなと僕は勝手に思ってますね。みんなが癒やしを求める中、「不安な気持ちを解消するために音楽が必要だ」ということを世界中のリスナーも音楽家たちも同時に感じ取って、そういう音楽をたくさんリリースして、それに拍車がかかって…というイメージ。だからどんどん音楽のキャラクターがチルとかゆるい系に、質感の良いものに…、という風になっていったんじゃないのかなと感じていました。

    YOSA:僕もコロナ禍で、“癒やし”みたいなものにかなり意識が行って、アンビエントなんかに凝った時期があったんですけど。でも、最初のフェーズのテーマが“癒やし”だとしたら、次のフェーズはみんなでまた集まれるようになったときにかけたい音楽、”再会”がテーマ。そしてその後は“解放“だと思うんです。それで言うと今回の「Liquid Girl」は“解放”が僕の中ではテーマになっています。楽曲のテーマというより、自分が制作する上でのテンションという意味で。

    TJO:なるほどね。今回の楽曲自体、もともとのアイデアはどっちから?

    TAAR:YOSAが最初にビートを投げてくれました。そのときからBPM189だったよね。そこに肉付けして、TAROとメロディーを作って、という感じでした。

    TJO:じゃあ、ビートを作った時点でYOSAくんは“解放”っていうキーワードをすごくイメージしてたの?

    YOSA:そうですね。今までYOSA & TAARとして出した最高のBPMって130なんです。

    TAAR:「Fever」ね。

    YOSA:そう。そこから189に行くってもう、解放じゃないですか?(笑)

    TJO:確かに(笑)。そのビートを初めて聴いたとき、TAARくんはどういうリアクションだった?

    TAAR:そうですね、この走ってる感じのまま、完全に“解放”に行く前の、まだチルってる人たちとのちょうど間に落とせたらいいなって、なんとなく狙ってたかな。

    TJO:そうなんだ。制作の面でコロナの影響はあった?

    YOSA:コロナ禍で話す機会なんてblock.fmの「MODERN DISCO RADIO」だけでしたよ(笑)。

    TAAR:「リアルで会ったのは半年以上ぶり」みたいなときが2回くらいあったよね。

    TJO:…仲、大丈夫?(笑)

    TAAR:あはは!基本的にコロナになる前からデータのやり取りだけなんですよ。だから制作のワークフロウみたいなものは変わらなくて。今回の楽曲に関して言えば、ボーカルのレコーディングまで自分のスタジオでやりました。

    YOSA:アイデアのような、もうスケッチとも言えないくらいの4小節とか8小節のループを「これいいんじゃない?」みたいな感じでお互いに投げ合うんです。でも曲にならないことのほうが多くて。その中で方向性が見えるものがあると、徐々に曲になっていくというか。

    TAAR:だから、制作過程において変化はなかったですね。現場がなかったら、うちら会うこともないしね。

    YOSA:そうだね、話すこともないよね(笑)。

    TJO:(笑)。今回の曲はBPMが速いことにびっくりしたリスナーさんも多いと思うんだけど、リキッドファンクにしようとしたきっかけはある?というか、この曲は“リキッドファンク”って言っちゃっていいのかな?

    TAAR:はい。作ってる途中に「これはリキッドファンクになるんじゃないか?」ってなんとなく思ってて。でもYOSAさんは、リキッドファンクっていうジャンルがどういうものかあんまり把握してなかったんだよね。

    YOSA:リキッドファンクっていう名前すら知らなかったんですよ。で、調べたら「確かにこの曲はリキッドファンクっぽいね」という感じで。だからリキッドファンクを作ろうと意識したわけでは全くなかったんです。

    TAAR:作っていく過程で「この曲の持っているポテンシャルの一番高いところは?」って考えたときに、リキッドファンクの方向を向いていれば大丈夫かな、と。

    YOSA:TAROとは前回ディスコっぽい曲もやったから、今回は自分たちにとってもTAROにとっても新しい一面で、かつ、みんながサプライズするような部分を見せられたらなっていうのは意識してたかもしれないですね。

    TAAR:そう。速いBPMで振り落とされそうっていう人は、半分で取れば91で取れるよ、みたいな。そこにはもともとYOSA & TAARがやってたBPM100以下のディスコの感じやR&Bの感じも要素として入ってると個人的には思ってます。

    YOSA:一方で、TAROのボーカルがラップっぽく刻むような、速く聴こえるようなところがあったり、サビ終わりの大サビの勢いとか、曲の中でもTAARが言ったようなチルっぽいところもあれば、強弱がすごくある曲になったと思います。

    TAAR:YOSA & TAARの楽曲の中でも一番パワーがある曲になりました。

    TJO:今回の曲はYOSA & TAARのトラック、TAROさんのボーカル、KenTさんのサックス。この三つ巴のコラボレーションが印象的なんだけど、この2人が参加したきっかけは?

    YOSA:TAROはもともと仲が良くて、一緒に作っていく中で元になる曲ができたとき「これはいけるね」ってなったんですけど、あと1つ足りない感じがあって。なにかもう少し曲を引っ張る要素がほしいと思っているとき、サックスがいいかも、という話になったんですよ。ちょうど去年のフジロックで会場の近くを歩きながらその話をしていて。「サックスといえばSoulflexのKenTが一番じゃない?」って話してたら、目の前からKenTが歩いてきたんですよ!これはもう、そういうことかなと思って、その場で「KenT、俺ら今めちゃくちゃテンション上がってて気持ち悪いと思うけど、今すごいことが起きてるんだよ」って話して(笑)。

    TAAR:KenT、「お、おぉ…」みたいになってたからね(笑)。

    YOSA:たぶん本番前だったよね?俺らがすごいテンションで来るから、ちょっと引いてる感じでした(笑)。その後正式にオファーさせていただいて。このサックスは一発録りなんです。

    TJO:すごいね。じゃあ苦労したこともなかった?

    TAAR:もらったデータに対して、「ジャズマンがこんなにゴリゴリやってるんだから、これに対して答えなきゃだめでしょ」と思って、そこから僕がベースを再構築しました。だからKenTによって引き出されているベースラインがあるんです。KenTが「この曲ってもっとこういう風にしたら良くなるよ」っていうのをサックスの音にコミュニケーションとして乗せてくれて。そういうことやるんですよ、ジャズマンって。音符に言葉を込めるというか。

    TJO:なるほど。KenTさんに参加してもらってさらにエナジーを感じる楽曲になったんだね。このアウトロも面白いと思うんだけど、これはどういう流れでこういう終わり方になったの?

    YOSA:「きれいに終わるのつまんなくない?」みたいな(笑)。なんかもう、変なことをやっていこうよ、って。ふざけるわけじゃないんですけど、予定調和みたいな曲の作り方から脱却したいよねって話をしていたことがあって。その抵抗の一つです。

    TJO:これはラジオなの?

    TAAR:海外のケーブルテレビで深夜に放送してる通販です。僕が勝手に考えたある商品を紹介してるんですよ。それをTAROに英訳してもらってTAROの声で収録しました。よく聞くと意味がわかるんですけど、意味がわかったとしてもすっごいくだらない商品を紹介してる(笑)。このアウトロが付く前は、曲が二枚目すぎたんだよね。

    YOSA:ちょっと寒々しい感じになったかもね。カッコつけすぎだろって。

    TAAR:だからこのアウトロもすごく気に入ってるんです。

    ***

    TCY Radioのアーカイブ、そしてYOSA & TAARがナビゲートする「MODERN DISCO RADIO」はこちらから視聴可能。

    【リリース情報】

    YOSA&TAAR_LiquidGirl_cover
    YOSA & TAAR feat. TARO ABE, KenT from Soulflex『Liquid Girl』
    Release Date: 2022.3.16
    Artist: YOSA & TAAR, TARO ABE, KenT
    Title: Liquid Girl
    Label: PARK
    Format: Digital

    各配信プラットフォームへのリンク
    https://linkco.re/8xxBnupP

    【プロフィール】

    YOSA&TAAR_photo
    YOSA & TAAR
    DJ/プロデューサーとして活動するYOSAとTAARによる共同プロジェクト。渋谷SOUND MUSEUM VISIONで開催されている人気パーティー“MODERN DISCO”で共にレジデントを務め、ハウス~ディスコの新しいムーブメントを作るべくユニットとしての活動を開始。2018年8月、ユニットとして始動後、初の作品となる第一弾シングル「Slave of Love ft. 向井太一&MINMI」をリリース。異色の強力タッグを迎えつつも2人が提唱する“新世代のディスコ・ハウス”を体現した楽曲となり各所で話題を集めた。11月にはSIRUPを客演に迎えた第二弾シングル「Fever ft. SIRUP」を発表。SIRUPが紡ぐエモーショナルな歌声と2ステップ調のビートが心地よくミックスされたダンスチューンでさらに注目度を高めた。2019年春に上述の2曲に加え、eill、AttractionsのボーカリストTaro、SNEEEZE、踊Foot Worksを客演に迎えた楽曲を含む1stフル・アルバム『Modern Disco Tours』をリリース。

    TARO ABE
    2021年9月に活動休止を発表したロックバンドAttractionsのボーカリスト。

    KenT from Soulflex
    アーティスト・コレクティブSoulflexのサックスプレイヤー。ソロでは2020年にKzyboost『Rainy Girl』やAile The Shota『AURORA TOKIO』でのサックス演奏をはじめ、これまでに幅広いアーティストのレコーディングやライブに参加している。

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