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テレビシリーズの焼きまわしじゃない! 映画『スター・トレック』のあらすじを紹介!

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初めての人でも楽しめる! 映画『スター・トレック』は主人公の青年期を描いた作品
2019/01/05 05:30
admin
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映画『スター・トレック』は主人公の青年期を描いた作品

映画『スター・トレック( Star Trek)』とは、2009年にアメリカで製作された作品だ。監督は、TVシリーズ『LOST』などで有名なJ・J・エイブラムス(J.J. Abrams)である。同名のテレビシリーズで人気となったが、主人公の青年期にクローズアップし、彼の成長と活躍を描いたのが本作である。臨場感あふれるこの映画のあらすじを紹介しよう。

映画『スター・トレック』のあらすじ【前半】

監督のJ・J・エイブラムスは、特にスター・トレックのファンではないそうだ。それに対して、脚本を手掛けたロベルト・オーチー(Roberto Orci)はスター・トレックの大ファンであり、その2人がせめぎ合って作り出したのが、映画『スター・トレック』である。スター・トレックが初めての人でも、大ファンでも、共に楽しめるように、この映画は製作された。

まず前半のあらすじは、宇宙空間における戦闘から始まる。主人公の父ジョージ・カークは宇宙艦隊士官であり、謎の巨大宇宙戦艦に攻撃されたため、船員を逃がすために1人で船内に残っていた。そして、巨大戦艦に特攻を挑むのだが、主人公のカークはまさにその日に生まれた。カークは頭脳明晰だが、酒とケンカの毎日を過ごしていた。ある日、カークがバーでケンカをしていると、宇宙艦隊に所属するパーク大佐から話をされる。彼から父ジョージの話を聞き、カークも艦隊に入るように勧められるのだった。

カークは宇宙艦隊のアカデミーに入ったが、戦闘シミュレーションで不正を行ってしまう。そして、聴聞会に呼び出されるのだが、途中でバルカン星からの救助要請が入る。聴聞会は中止になったものの、謹慎を言い渡されたカークはバルカン星に行くことができない。そのため、同僚のレナード・マッコイの助けを得て、エンタープライズ号に乗り込んだ。エンタープライズ号の中には、宇宙艦隊への入隊を勧めてくれたパーク大佐や、カークが不正をした授業の担当官であったスポックなどがいた。艦内でカークはバルカン星の現状を聞き、父ジョージが遭遇した状況と全く同じであることに気付く。

パーク大佐などに警告するが、現場では既に巨大戦艦がバルカン星を攻撃していて、味方の船は全て破壊しつくされていた。カークと他の隊員2名は、バルカン星に突き刺さっているドリルを止めて、バルカン星の消滅を防ごうと努力したが、結局それを防ぐことはできなかった。また、スポックはバルカン星の消滅前に長老たちを救うことに成功したが、スポック自身の母親を救うことはかなわなかった。さらに船長のパイク大佐は、巨大戦艦に1人で乗り込んで相手と交渉しようとするが、逆に相手側に捕らわれてしまう。

船長がいなくなってしまったため、カークとスポックは激しく意見を対立させてしまい、スポックと比べると位の低いカークは、どこかの惑星に強制的に降ろされてしまうのだった。このように、前半のあらすじだけでも見どころが多い。そもそも、出だしで主人公の父が巨大戦艦に特攻を挑むのが、衝撃的な内容だ。

映画『スター・トレック』のあらすじ【後半】

後半のあらすじは、カークが降ろされた惑星で、129年後のスポックと出会うことから始まる。そして、スポックも巨大戦艦も、未来から来たことを知らされる。彼によると、巨大戦艦の人々は、自分たちの惑星が危機的状況に陥った際、スポックが救うと約束したのに救えなかったため、彼を逆恨みしたそうだ。そして、偶然タイムトリップをした巨大戦艦は、恨みを晴らすべく、彼の故郷である過去のバルカン星を攻撃したのだという。

今回の事態の真相を知ったカークは、巨大戦艦の企みをやめさせるため、スポックと宇宙艦隊の基地へ行く。基地には、未来でタイムトリップを生み出していたモンゴメリー・スコットがいた。スポックは、未来でスコットが生み出した、タイムトリップのための方程式を現在のスコットに教え、カークをエンタープライズ号にワープさせる。カークは、未来のスポックから聞き出したことを実行するため、船長代理となっているスポックを交代させ、自分が船長となる。そして、巨大戦艦を止めるため、戦いを挑む。スコットの助けを得てカークとスポックは巨大戦艦に乗り込んで、パイク船長を助け出し、さらに巨大戦艦を壊滅させることができたのだった。

そして最後に、カークは今回の多大なる功績が認められ、エンタープライズ号の船長に任命され、スポックは副船長となる。後半のあらすじも、ハラハラドキドキさせられるもので、なかなか先の読めない内容となっている。さらに、あらすじを通して読むとわかるかもしれないが、起承転結それぞれのメリハリが利いていて、観ている者を飽きさせない。つまり、映画『スター・トレック』とは、観客を息をつく暇もないほどの、大迫力の宇宙探索へといざなう作品なのである。

written by 編集部

photo: youtube

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