block.fm

NEWS / ARTICLES

RADIO PROGRAMS

FOLLOW US

Copyright © 2011-2021 block.fm

SEARCH

ナビゲーターやDJ、番組名、記事タイトル、文中ワードで一括検索することができます。

注目のキーワード

Copyright © 2011-2021 block.fm

Spotify、2024年よりロイヤリティ支払いの最低条件導入。年間再生回数1000回以上の楽曲のみが対象に

2023/11/08 20:00
Jun Fukunaga
img
PHOTO: Thibault Penin
これにより"平均月5セント以下、月200回程度の再生回数しかない楽曲"は収益化の対象から外れることになる。

Music Business Worldwide(MBW)が、先月噂されていたSpotifyのアーティストへのロイヤリティ支払い条件の変更を確認したと報じている。

Loading...Loading...


2024年から年間再生回数1000回以上の楽曲のみにロイヤリティが支払われる

MBWがSpotifyと音楽権利者に近い情報筋に確認したところ、この変更は2024年第一四半期に行われ、それ以降Spotifyでは年間再生回数が1000回以上の楽曲のみにロイヤリティが支払われることになるという。

MBWの情報筋によると、ロイヤリティ支払い条件の変更は、Spotifyで配信される楽曲の約0.5%にあたる"平均月5セント以下、月200回程度の再生回数しかない楽曲"を"消滅"させることを目的としている。Spotifyは、ロイヤリティ支払いに最低条件を設けることで、再生回数の規模が小さい楽曲や不正行為によるロイヤリティ支払いを減らすことができ、それによって生まれる余剰分の4000万ドルをロイヤリティをプラットフォーム上で楽曲配信するほかの99.5%のアーティストに新たに分配ことができると予測している。

先月、この変更の可能性が報じられた際、MBWは変更後のSpotifyのロイヤリティ支払いシステムは、現在SoundCloudやTidal、Deezerが導入している「ファン主体型」のロイヤリティ支払いモデル「ユーザーセントリック方式(UCPS)」との類似点が見られると指摘していた。

MBWは、ロイヤリティ支払い条件の変更は小額のロイヤリティ支払いが銀行口座で"休眠"状態になっていることが一因となっていると報じている。MBWの情報筋は、これらの少額の支払いの多くは、支払い対象となる人間に届いてすらいないと指摘。その理由として、インディーズアーティストが配信のために利用するアグリゲーターの多くが、定められた最低限の規定額に達するまでアーティストに配信によって発生したロイヤリティの引き出しを許可していないことを挙げている。

新たなサブスクリプションプラン導入などほかにも変更を予定?

ここ最近Spotifyは、ロイヤリティの支払い条件以外にサービスに関するいくつかの変更を予定していると報じられている。

そのひとつが新たなサブスクリプションプラン「Super Premium」の導入だ。リーク情報によると月額19.99ドルで提供されるこのプランでは、ユーザーにロスレスオーディオでのリスニング、オーディオブックの再生可能回数拡大、AIによるプレイリスト作成といった機能が提供されるという。また先月は音楽配信事業者のアップロードした楽曲の不正行為が検出された場合、金銭的なペナルティを科すほか、音楽以外の"ノイズ"が入った楽曲がロイヤリティを得るために最低限必要な再生時間を導入する予定であることも報じられていた。

関連リンク/ソース:
この記事をシェア

合わせて読みたい