撮影した動画からサンプル抽出→音楽が作れる無料スマホアプリ「Pocket Operator for Pixel」リリース

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最近、人気シンセ「OP-1」の最新モデルとなる「OP-1 Field」や小型ミキサー「TX-6」といった話題の最新機材を立て続けに発表しているteenage engineering。そんな同社が開発協力した最新音楽アプリ「Pocket Operator for Pixel」がリリースされた。
カメラで撮った動画からサンプルを抽出し、音楽が作成できるスマホアプリ
Pocket Operator for Pixelは、最近Googleが行った自社スマートフォン「Pixel」シリーズの定期アップデートの一環として追加されたもの。Pixel 5以降のPixel端末で利用でき、Google Playストアから無料で入手可能だ。
Pixel 5以降のPixelデバイス向けに設計された同アプリでは、カメラをサンプリングツールとして使用。撮影したビデオは機械学習により分析され、サンプルを抽出し4x4のグリッド状のボタンに配置される。
ドラムとメロディーの2つのモードが用意されており、ユーザーはそれらのサンプルを使って、リアルタイム入力もしくはステップ入力で打ち込み可能。ビートやメロディのパターンを作り、エフェクトを加えるなどして楽曲を制作することができる。
また最大4トラック16パターンまで作成でき、アプリで制作した楽曲は書き出しも可能だ。
ガジェットシンセの代表的な機種「Pocket Operator」
なお、アプリの元になったteenage engineeringの「Pocket Operator」は、ガジェットシンセの代表的な機種として知られる小型シンセ。「Pocket Operator」シリーズにはドラムマシン、ベースシンセ、メロディ/リード系シンセ、サンプラーなどがラインナップされている。