エロティックなハスキートーンが心地いい。韓国出身のフィメールテクノDJ、ペギー・グーの新作に注目

期待の若手テクノDJ、ペギー・グーが新しいEPで歌うことに初挑戦した。エロティックなハスキートーンが心地いい名トラックに。
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2018.02.02 03:00

ペギー・グー(Peggy Gou / Peggy Gould)が、3/2にNew EP『Once』をリリースすることを発表した。彼女は韓国出身で、現在ベルリンを拠点に活動している、新進気鋭のフィメールテクノDJだ。


収録の3曲それぞれにテーマがある


トラックリストはA面に「It Makes You Forget(Itgehane)」、B面に「Hundred Times」と「Han Jan」の2曲という構成で、それぞれに作曲の上で思い描いている背景があったそう。オープンエアー(野外)、ウォームアップ、そして「きちんとしたパーティー」の3つだ。


彼女は「ここ何年かで影響を受けたものから、曲を書き下ろそうとした」とし、「エレクトロだったり、アフリカンミュージックだったり、90'sのハウスものだったり、もちろんテクノからもだけど。特にモーリス・フルトン(Maurice Fluton)とDMX Krewの影響は大きいと思う」と自身の新譜を解説した。


モーリス・フルトンはハウスDJとして80年代初頭から活躍している。ライ(Rhye)の名曲「The Fall」を絶妙なハウスリミックスで仕上げ、本来の楽曲の印象とは全く違ったファンキーなものに。



DMX Krewはおなじみエイフェックスツイン(Aphex Twin)が立ち上げたレーベル、リフレックス・レコーズ(Rephlex Records)出身のエレクトロ〜テクノDJだ。アンニュイ なムードを作り出すトラックで近未来感を漂わせている。



全編韓国語の歌詞が独特のリズム感を産む


現在、新EPの楽曲「It Makes You Forget (Itgehane)」がSoundcloudやSpotifyなど、さまざまなストリーミングプラットフォームで公開されている。

「前々から自分のレコードで歌ってみたかったの」と話すペギーは、全編韓国語の歌詞で軽快に歌っている。彼女のセクシーさを感じさせる声が、初めてのトライアルとは思えないほど楽曲の世界観にハマっている。


YouTubeのこの楽曲のコメント欄には、ハングルをローマ字表記し直しているファンが。それを見たペギーは、インスタグラムのストーリーに「誰がやったかわかんないけど、あなたは天才だわ」と興奮した様子をポストしていた。



昨年の5月、東京・大阪に来日しており、会場を大いに盛り上げたそう。先日、今年のコーチェラフェスティバルのラインナップ第1弾が告知され、彼女の出演も明らかになった。どんどんワールドワイドに快進撃をつづける彼女の動向には目が離せない。


参考元:

https://www.residentadvisor.net/news.aspx?id=40863

http://www.factmag.com/2018/01/23/peggy-gou-once-ep-ninja-tune/


Written by Kenji Takeda

Photo:Ninja Tune

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