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トランス・レジェンドが紡ぐ名セット!Paul van Dyk来日公演がさらに楽しめる必聴DJ MIX3選

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PHOTO: Paul van Dyk Facebook
世界No.1 DJに輝いたPaul van DykがZEROTOKYOで来日公演を開催!時代を超えて愛されるトランス・クラシックスから最新トラックまで、彼のサウンドの魅力を深く知るためのDJ MIX 3選をピックアップ。トランスシーンのレジェンドとして知られるDJ/プロデューサーの魅力に迫る。
2025/02/14 19:30
Jun Fukunaga
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情熱的でドラマチックなトランスサウンドが会場を極上の音楽空間へと変える!

世界的DJランキング「DJ Mag Top 100 DJs」にて世界1位を2度受賞、グラミー賞ノミネートなど輝かしい功績を残し、今なおダンスミュージックシーンの最前線に君臨するPaul van Dykが、自身のアルバムツアーとして日本単独公演を行う。

30年以上に渡りトランスシーンの第一線で活躍するレジェンド、Paul van Dyk

Paul van Dykは、ドイツ出身のトランスシーンを代表するDJ/プロデューサーだ。1990年代にリリースされたHumateの「Love Stimulation」リミックス(1993)、「For an Angel」(1994)など、陶酔感のあるメロディーとビートを融合させた音楽性で、90年代末に一大ムーブメントとなるプログレッシブ・トランスサウンドの基礎を築いたことで知られる。

1991年にベルリンの有名クラブ「Tresor」でDJデビュー後、1992年にはCosmic Babyとのユニット「The Visions Of Shiva」を結成。デビュー曲「Perfect Day」をリリースした。

1994年にはPaul van Dyk名義で初期の代表曲「For an Angel」などを収録したデビューアルバム『45RPM』、1996年には出世作となる2ndアルバム『Seven Ways』をリリース。同アルバムからは「Beautiful Place」、「Forbidden Fruit」、「Words」といった楽曲がイギリス、ドイツのダンスチャートにチャートインしたほか、1998年にはアメリカでもリリースされるなど大きな成功を収めた。

また、1999年には自身のレーベル「Vandit」を設立している。

2000年代には、ボーカリストとのコラボレーションを積極的に展開。Saint Etienneをフィーチャーした「Tell Me Why (The Riddle)」(2000)がイギリスでトップ10入りを果たした。

2003年にはグラミー賞の最優秀エレクトロニック・アルバムにノミネートされた『Reflections』をリリース。同アルバムからは「Nothing But You」といった大ヒット曲も生まれている。

2007年にはTalking HeadsのDavid Byrneらが参加したアルバム『In Between』をリリース。また、2005年と2006年にDJ Mag Top 100 DJsで1位を獲得するなど、DJとして不動の人気を確立した。

さらにJustin TimberlakeやBritney Spearsのリミックスを手がけるなど、メインストリームの音楽シーンにも進出したほか、反戦を訴えるなど政治的な活動も展開。2001年からスタートした『The Politics of Dancing』シリーズは、その代表的な取り組みとなった。

2010年代に入ってからも『Evolution』(2012)、『From Then On』(2017)、『Music Rescues Me』(2019)など、定期的にアルバムをリリースしたほか、2019年には、イビザの人気クラブ「Eden」でのトランスパーティー「Shine Ibiza」のレジデンシーを記念したシングル「Shine Ibiza Anthem 2019」をリリース。

2020年には10枚目のアルバム『Guiding Light』をリリースしている。

新機軸のDJセットを披露する「VENTURE X」ツアーなど、近年も新たな挑戦に取り組む

このように30年以上のキャリアにおいて、常にダンスミュージックシーンの第一線で活躍し続けるPaul van Dykだが、近年も勢力的に活動しており、新たな挑戦を続けている。

例えば、2024年は前年に立ち上げた「VENTURE X」ツアーでギリシャ、ハンガリー、台湾、コロンビア、メキシコ、オランダを巡り、テクノ、トランス、プログレッシブハウスを縦横無尽に織り交ぜたハイブリッドなDJ/ライブパフォーマンスで観客を魅了した。

さらに同年夏には、恒例となったIbizaのクラブEdenでのレジデンシーに出演。10月にはベルリンの音楽フェス「Festival of Lights」とのコラボ企画「Escape Reality」として、ベルリン大聖堂の祭壇でオーディオビジュアル・アンビエントセットを披露している。

このパフォーマンスは、Festival of Lightsの20周年と「For An Angel」の30周年を記念し、新たなリミックスを加えた2枚組レコードもリイシューされた。

一方、制作面でもAmos、Riot Night、Matt Nolandとの共作による「SHINE Together Now」がSHINE Ibizaのサマーアンセムとして話題を呼んだほか、Sue McLarenとのコラボ曲「Love Is Enough」も人気を博した。

さらにうねるような303ベースラインを特徴とする「Filthy Acid」では、よりアグレッシブなテクノサウンドにアプローチしたことも話題になった。

また、同年にはアートと日常生活の両方において、進化するAIの役割に焦点を当てた約5年ぶりのアルバム『This World Is Ours』を2025年中にリリースすることを発表。2025年1月末からは、アルバムリリースに伴う最新ワールドツアー「THIS WORLD IS OURS Album Tour 2025」を実施している。

来日公演がより楽しめる!Paul van DykのおすすめDJ MIX

「Paul van Dyk presents VENTURE X in Montreal (full set)」

テクノ、トランス、プログレッシブハウスを縦横無尽に織り交ぜたハイブリッドなDJセットを披露する「VENTURE X」ツアー設立年である2023年のDJセット。

約3時間のDJセットでは、ツアーと同名のPaul van Dyk & Weekend Heroes ft. Christian Schottstaedt「VENTURE X」やPaul van Dyk x Phuture x DJ Pierre「Acid Traxxx」など自身が手がけたテクノ曲がプレイされるほか、代表曲のひとつ「For An Angel」もプレイされる。

「Paul van Dyk live at Luminosity Beach Festival 2024」

Paul van Dyk主宰レーベル「Vandit」の音源を中心としたトランス色が強い約2時間のDJセット。

先述した2024年の自身のレジデンシーでサマーアンセム化した「SHINE Together Now」が比較的早い時間にプレイされるが、Paul van Dykファン的には近年の人気曲「Love Is Enough」や「VENTURE X」、2000年代のクラシック「Nothing but You」といった新旧の自身のオリジナル曲を連発する終盤は必聴。

「Paul Van Dyk Extended Trance DJ Set Live From Shine Ibiza」

Paul van Dykがレジデンシーを務める「Shine Ibiza」でのDJセット。

「For An Angel」、「Music Rescues Me」、「Home」といったPaul van Dyk自身によるトランスクラシックだけでなく、System F「Out Of The Blue」、BBE「Flash」、Paul Oakenfold「Cafe Del Mar」、Robert Miles「Children」といったトランスクラシックもプレイされるため、往年のトランスファンも満足できる内容だ。

これらのDJセットを聴けば、Paul van DykがZEROTOKYOでどんな音を紡ぐのか、より深く楽しめるはず。

Paul van Dykがこの夜限りの特別セットを披露する来日公演

「THIS WORLD IS OURS Album Tour 2025」の一環として行われる今回のZEROTOKYOでのPaul van Dyk来日公演では、長いキャリアを通じて世界中のファンを魅了してきたPaul van Dykが、時代を超えたトランス・クラシックスから最新トラックまでを網羅したこの夜限りの特別セットを披露する。

すべてのトランスファンにとって見逃せない、貴重な一夜。当日は会場で思う存分、トランスレジェンドのプレイを堪能してみてはいかがだろうか?

【イベント情報】


2025.03.01(土)Paul van Dyk “THIS WORLD IS OURS” Tour in Tokyo at ZEROTOKYO

OPEN 23:00
HP: https://zerotokyo.jp/event/paul-van-dyk0301/
DOOR:¥4,500-
FASTPASS TICKET:¥3,500-
EARLY FASTPASS TICKET:¥2,500- ※規定枚数に達し次第終了

【Z HALL】〈PROGRESSIVE HOUSE / TECHNO / TRANCE〉
Paul van Dyk / Rinaly / Jun Inagawa / Seimei(TREKKIE TRAX)
VJ: Rei Tominaga
LJ: Moriya

【ENTER】〈PROGRESSIVE TRANCE / UPLIFTING TRANCE〉
Nhato(Otographic music) / Carpainter(TREKKIE TRAX) / Dominant Space / Keisuke Yanagisawa / Seiya / aypch

【RING】〈CLASSIC TRANCE〉
-TRANCE RAVE × リガル祭-
DJ KAYA / Overhead Champion / DJ YOSHINORI / Norio SP / 芦沢教授 / NYAN-CHU / TOMMY / Nao / Shouya Namai
VJ: magukabe / mekagami

【R BAR】〈TECH HOUSE / HOUSE〉
NAOYA / YOSHIAKI / Nosh / JOSEPH / SOY / MEKAKU / TAKAYOSHI / Konjac

【BOX】〈TECH HOUSE / HOUSE〉
NIKI / SHORI / shiki / Lien Naigel / Anri / AKITO

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