新宿歌舞伎町に誕生したナイトクラブ「ZEROTOKYO」に初潜入! ハイクオリティな音・映像・光が一体となって降り注ぐ新たな遊び場

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またひとつ、東京に素晴らしい夜の遊び場が誕生した。
2023年4月、新宿歌舞伎町にオープンしたナイトクラブ「ZEROTOKYO」。久しぶりに制限のないGWが始まる直前の4月28日、“これまでにない新たなエンターテインメント体験を生み出す場”として設計されたというこの新ベニューに初めて足を運んでみた。
「ZEROTOKYO」は歌舞伎町に登場した新名所、東急歌舞伎町タワーのB1〜B4フロアに位置する。当日はアソビシステムが仕掛ける新パーティー「ASOBIZA」が開催されており、SHINICHI OSAWA、☆Taku Takahashi(m-flo,block. fm)、ケンモチヒデフミらトップDJ/プロデューサーから新進気鋭のアーティスト、ファッション、アート系まで様々なカルチャーを横断した出演者がラインナップされており、日付が変わる前の時点ですでにフロアはイベントを思いっきり楽しもうという人々で溢れていた。
大きなLEDに映し出されたフライヤーを目指して入り口を進むと、B1にはチケットカウンターとロッカールーム。フォトスポットにもなっているというエスカレーターでさらに地下へ降りていくと、B2には広々とした「R BAR」とサブステージの「BOX」が、B3にはポールダンサーのステージも設置されたサブステージ「RING」、バルコニーからB4のメインステージを見渡せる「Z LOUNGE」が。そして最下層のB4にはメインステージの「Z HALL」が出現する。
メインステージ「Z HALL」に入った瞬間に感じたのが「めちゃくちゃ音が良い!」ということ。一つひとつの音がクリアに聞こえるのはもちろん、体にビリビリとくるような低音であっても音が潰れることなく耳に届いてくる。音の美しさとパワーを同時に体感できることにとても感動した。そしてクラブやライブハウスではあるあるの、長時間滞在して耳が痛くなる、耳が詰まったような感覚などは一切なく、不快感なく思いっきり大音量を浴びることができる。
ZEROTOKYOにはワールドクラスアーティストのステージを支える世界的スピーカーブランド「Adamson」のスピーカーが各フロアに設置されており、到着早々その実力を体感させられた次第だ。
Z HALLは天井が高いため最下層ながら圧迫感はなく、さらにステージの巨大LEDとB3バルコニーを囲むように設置されたLED、照明やレーザーの迫力も凄まじい。ライブヴィジュアルを究める「COSMIC LAB」製作のシステムがインストールされており、音、映像、照明、レーザーが一体となって降り注ぐフロアで、観客はその世界感に没入して思い思いに楽しんでいる様子が伺えた。
B3のサブステージ「RING」には当日、DJブースとステージが設置され、DJプレイとシンガー、さらにポールダンサーのパフォーマンスまで披露され、メインに引けを取らない盛り上がりが。さらにB2の「BOX」にも気鋭DJらが出演しており、その名の通り小箱的な雰囲気のある空間で踊る人々の姿が見られた。ステージごとにフロアが分けられていることもあり、他ステージの音が混ざることなくその場の音楽を楽しめるので、メイン、サブ含め一晩中様々なパフォーマンスを堪能することができるだろう。
クラブには音楽を楽しむだけでなく、お酒を飲みながらの会話、交流を目的に足を運ぶ人も多い。「ZEROTOKYO」には各フロアにバーが設けられており、キャッシュレス決済のため比較的スムーズにドリンクを購入することができる。さらにバー付近のスピーカーは、そのフロアでプレイされている音楽を楽しみつつも会話しやすい音量に調整されており、飲みながらのコミュニケーションも非常に快適だ。ちなみにトイレにもスピーカーが設置されており、本当にクラブ内どこにいても音楽が心地よく耳に届く仕様にはかなり感動した。
「ZEROTOKYO」のコンセプトは「ENTERTAINMENT JUNCTION」。あらゆるエンターテインメントコンテンツを集め、交差させることで、これまでにない新たなエンターテインメント体験を生み出し、様々な人の“好きを極める”場となることを目指す、との文言通り、DJ、音楽ライブ、映像や照明、レーザーの演出、ダンサーらのパフォーマンスなど、多種多様なエンタメをここで楽しむことができるという可能性を大いに感じることができたし、実際に「ASOBIZA」でも、お目当てのDJプレイを楽しむ音楽ファンやふらっと訪れた会社帰りの人、ファッション系のインフルエンサーや海外からの旅行客まで、それぞれのフロアで鳴っている音楽、パフォーマンス、そして人とのコミュニケーションを楽しんでいる様子を見ることができた。
海外アーティストの招聘も積極的に行われるとのことで、この5月にもノルウェーディスコ界の鬼才、Todd Terjeのジャパンツアーや、先日コーチェラ2023にも出演したEric Prydzが待望の初来日を果たすなど、注目アクトが続々と来日予定。
他にも歌舞伎町タワーを回遊できるタワー型フェスにはALIやSIRUP、WIKYWNKAなど国内ユースカルチャーを牽引するアーティストが集結、tofubeatsやDÉ DÉ MOUSEなど人気ビートメイカーが集結する一夜など、国内アーティスト中心のイベントにも注目したい。
最高のナイトライフが楽しめる「ZEROTOKYO」、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろう?きっとそこであった体験を人に伝えたくなるだろうし、またすぐに行きたいと感じること間違いなしだ。
■ZEROTOKYO公式サイト:https://zerotokyo.jp/
■TWITTER:https://twitter.com/ZEROTOKYO_JAPAN
■INSTAGRAM:https://www.instagram.com/zerotokyo_official/