MUMBLE RAP(マンブルラップ)界を牽引するラッパーたち


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ラップ界の異端児Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly God
MuMBLE RAPは、アメリカで誕生し、徐々に広がったラップのスタイルだ。若年層に支持されているものの、リズム感や韻を踏むことを重要視するラッパーは煙たがっている。今回は、MUMBLE RAP界を盛り上げているLil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godについて解説する。
新世代ラッパーの代表格
2016年、ラップ界に革命が起きた。Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godなどのラッパー達が言葉をしっかりと発さないラップのスタイルを確立させたのだ。彼らのスタイルはMUMBLE RAPと名付けられ、重鎮のラッパー達の間で物議を醸している。
Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godの中でも、Lil Uzi Vertは新世代ラッパーの代表格と称されることが多い。彼は、1994年7月31日生まれ、アメリカ・ペンシルベニア州出身だ。ドレッドを青やピンクなどで染めたカラフルなヘアスタイルがトレードマークだ。友人から「ラップのスタイルがマシンガンのようだ」と言われ、短機関銃の意味があるUziを名前に含めている。Vertには、「トップの座へ一直線で駆け上る」という決意が込められている。
音楽活動を本格化させた直後、同郷のミュージシャン達の目に留まった。DJのDiamond Kutsがラジオ番組で紹介したところ、音楽プロデューサーのドン・キャノンがLil Uzi Vertの卓越した才覚に気付いた。DJやプロデューサーとして幅広い分野で活躍しているDJドラマも彼の才能を高く評価している。2015年末には、レコードレーベルGeneration Nowとの契約を果たした。ラッパーの活動を精力的に展開する一方では、ファッションやアニメを楽しんでいる。ドラゴンボールZに登場するキャラクター・トランクスをこよなく愛しており、親日家の可能性が高い。
前衛的なスタイルが持ち味のアーティスト
Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godなど、新世代ラッパーの中には何かと世間を騒がせる人物が少なくない。Lil Yachtyもその一人だ。
1997年生まれのLil Yachtyは、MUMBLE RAPの聖地と言われているアメリカ・アトランタ出身の男性アーティストだ。ヒップホップに当てはまらない前衛的なスタイルで歌っていることから、アーティストの間では賛否両論が飛び交っている。当人も「自分はラッパーではない」と公言している。独特な価値観を持っている人物のため、非難を浴び、勘違いされることが少なくない。しかし、根は真面目だ。レジェンドを尊敬しない姿勢を激しくバッシングされて以降、歴代ラッパーの名曲を聴いて熱心に勉強している。ラジオ番組で新たなスタイルのラップを披露する中、リスナーに認められ、人気が急上昇している。
MuMBLE RAPの定着に貢献
Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godの活躍によって、MUMBLE RAPがアメリカ全土へ知れ渡ったと言っても過言ではない。いずれのラッパーも有名人だが、Futureは別格だ。アメリカ・ジョージア州出身のFutureは、ヒップホップシーンのトップに君臨している。ヒップホップグループに所属してミックステープを発表する中、音楽業界で注目されるようになった。デビュー前から多くのファンに支持され、雑誌XXLで期待値の高い新人として紹介された。2012年4月、満を持してリリースしたデビューアルバム「Pluto」は、全米ビルボード200において8位にランクインした。その後も、彼が発表する楽曲は好調に売れ行きが伸び、大ヒットを記録している。トレンドの変化に敏感に反応してラップのスタイルに取り入れており、MUMBLE RAPをいち早く実践している。
要注目の若手アーティスト
Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godは、音楽業界やファンに大きな衝撃を与えている面々だ。
大学生の時にラッパーを始めUgly Godは、無限の可能性を秘めている人物として注目を集めている。2016年3月、インターネット上で公開したシングル曲「Water」は、全米シングルチャートで80位に入った。無名の新人が80位を獲得することは非常に珍しいため、話題になった。これを契機に、2017年に雑誌XXLの新人ラッパー発掘企画で紹介され、認知度が高まっている。同年8月にリリースした「The Booty Tape」は、彼のMUMBLE RAPのテクニックを存分に実感できる作品だ。
2020年に活躍したMUMBLE RAPアーティスト
MUMBLE RAPという言葉が定着した後も、まだまだ活躍するラッパーは多い。前述したLil YachtyやLil Uzi Vertはもちろん、DaBaby(ダベイビー)やLil Baby(リル・ベイビー)といった、ごく最近チャート上位に躍り出てきたラッパーたちもMUMBLE RAPと言えるだろう。また自らレーベルを率いるYoung Thug(ヤング・サグ)、そのレーベルに所属するGunna(ガンナ)など、MUMBLE RAPがベーシックなスタイルとなって世の中に受け入れられていることがチャートアクションを見ていてもわかる時代となった。
A$AP Rockyもリリックで言及
人気ラッパーのA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)がTyler the Creator(タイラー・ザ・クリエイター)とコラボした「Potato Salad」の中では”MUMBLE RAP”というフレーズが登場する。タイトルは「フレッシュかつ、チルでいること」という意味のスラングでなっている。
リリックではA$AP Rockyが「上の世代はMUMBLE RAPを認めないって、それこそMUMBLE(もごもご)喋ってる」と世代間の違いについてラップ。彼ならではの言い回しが特徴的なリリックだ。
source
https://mn2s.com/news/features/mumble-rap/
Photo: https://www.facebook.com/lilyachtysailingteam/
Written by 編集部
