KM、tofubeats「PEAK TIME – KM “Back to 2006” Remix」制作のきっかけを語る


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block.fmで放送中の、KMが独自の視点で選曲、楽曲解説していくラジオプログラム「KM Beat Cypher」。11月17日の放送では、リミキサーとして参加したtofubeatsのリミックス・アルバムから、自身が制作した「PEAK TIME – KM “Back to 2006” Remix」について話していました。
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KM:まずは聴いてください。tofubeats「PEAK TIME – KM “Back to 2006” Remix」。
KM:tofubeats『REFLECTION REMIXIES』というリミックス・アルバムですね。リードシングルがTOWA TEIさん。あとはSTUTSくんとかOMSBくんも参加してますね。錚々たるメンバーの中、私も参加させていただきまして、嬉しい限りです。
tofubeatsさん、僕めっちゃ好きだったんですよ。フェスの裏とかで、ちょっと前のめり気味に「めっちゃ聴いてます!」って…。「『水星』はもちろん、『RIVER』はもちろん…」みたいな感じで、コロナ明けに話せて。それで、今年リミックス企画があるからということでオファーをいただいて、こういう感じで作ってみました。
僕、普通にハウスでアプローチしてるんですけど、僕の中では新しいことができるようになって嬉しいなって感じですね。メインに置いてるのは、KORGのM1ピアノ。ハウスの音ですよね、このピアノって。僕、実はこの「M1ピアノ」っていう名称を知らなかったんですよ。「このハウスのピアノの音色ってこれでしか出ない。一体何なんだろう…」って思っていたところ、このblock.fmで、まだM1ピアノっていう名称を知らないときにM1ピアノのトラックをかけたんです。そうしたら番組担当ディレクターの佐々木さんが「いいですね、M1ピアノのバッキング」って言っていて。「え?これM1ピアノって言うんだ!KORGなんだ」ってそこで初めて知って。そこから僕はめっちゃ使うようになってるんですよ(笑)。
だから何が言いたいかというと、いろんな人と話すことって大事。わからないこと結構多いじゃないですか、音楽のDTMの話とかしてると。でも、後々繋がることがめっちゃ多くて、自分の場合。この「PEAK TIME」のリミックスに関しては、block.fmの担当の方との会話で「M1ピアノ」という名称を教わったことがすごくキーポイントになってます。ありがとうございます(笑)。
2006年っていうと、僕20歳だったんですよ。20歳のとき何がフロアでかかってたかっていうと、これがかかってました。Fade feat. Kimblee「Solu Music (Grant Nelson Big Room Remix)」。
KM:これですよ、このピアノですよ。今聴いてました?これ、2006年でしょ。僕、「PEAK TIME」のリミックスを作るにあたってもう一つきっかけがあって。Diploのハウスのアルバム『Diplo』、今年出てるじゃないですか。あれの後、Miguelをフィーチャーしてる「Don’t Forget My Love」っていうシングルを、BURNSっていうEDMデュオがリミックスしてるんですよ。その時に、思いっきりこのM1ピアノを使ってるんです。
KM:BURNSのリミックスで、「これって2000年代のハウスの音じゃん」って思い出して。それで「PEAK TIME」のリミックスを作ってみたんですよね。めちゃくちゃいい感じにはまって、日本語でピアノハウスみたいなリミックスをまた作れてすごく嬉しいし、誇らしいです。
この2006年にリリースされたFade feat. Kimblee「Solu Music (Grant Nelson Big Room Remix)」は、当時このピアノリフがめちゃくちゃ印象的で覚えていて、心の中にしまってある1曲だったんですけども。
今は絶対言わないと思うんですけど、当時「ピアノハウス」っていう名称があったんですよ。レコード屋に行くとこれは「ピアノハウス」って書いてあったの。で、このピアノハウスっていう盤を買ってくると大抵ブチ上げのいいトラックが収録されていて。めちゃくちゃフロアアンセムが量産されてたんですよね。「2時にピッタリ」「明け方にピッタリ」みたいなことを、とんでもない枚数に書いてありましたけど。
しかも2006年頃ってCDJも普及しだしていたんで、こういうフロアアンセムをまとめた<Grand Gallery>っていう名コンピ・レコード・レーベルがあって。今もあるんですよ、富ヶ谷かな?店舗があって。その中でね、『PARTY ANTHEM』っていうコンピがあったんです。当時大学生だった僕は、『PARTY ANTHEM1,2』を持っていけば絶対に大丈夫って。この<Grand Gallery>のコンピさえあれば1時間ブチ上げで走りきれるんじゃないかっていう冗談が飛び交うほど、名コンピシリーズでした。
興味ある方、買ってみてもいいんじゃないでしょうか。この辺を聴いてるとなにかヒントがあるんじゃないかって個人的には思ってます。今ハウスが来てるって言うし。もう一回やるんじゃないかな?日本で…。「キラキラハウス・コンピ」みたいな感じで言われてましたね。この後エレクトロが来てEDMが来てっていう流れもありますので。日本ではもう一回、ここら辺聴いてみても、プロデューサーの人は面白いんじゃないかなって思ってます。
【番組情報】
KM Beat Cypher
毎月第3木曜日21:00-22:00放送
番組ページ:https://block.fm/radio/kmmbc


