Hudson Mohawke最新アルバム『CRY SUGAR』リリースを発表! アルバムのメガミックス解禁

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Hudson Mohawkeが8月12日 (金) に「Warp Records」より待望の最新アルバム『Cry Sugar』をリリースすることを発表。あわせて、新曲「Bicstan」と映像作家kingcon2k11が監督した強烈な映像と共にアルバムのメガミックス音源「Cry Sugar (Megamix)」を公開した。
アルバムのサウンドやキャラクターを味わえるメガミックスと先行曲をチェック!
アルバム全体の様々なパーツをひとつにまとめ上げた「Cry Sugar (Megamix)」では、本プロジェクトが持つサウンドやキャラクターを味わえることができる。
また先行シングル「Bicstan」は、Roland TB-303のアシッドなサウンドと躍動感あるガバ・スタイルのトラックに、浮遊感のあるボーカルやクラシックなハウスのコード進行を組み合わせた楽曲に。聴いた瞬間から体を動かさずにはいられない、ハドモ節全開のトラックとなっており、かねてからのファンにとってはかなりアガるトラックだ。
また、Hudson Mohawkeや彼の盟友が牽引したAqua CrunkやWonkeyは、最近のHyperpopにも少なからず影響を与えているため、同ジャンルのファンにも響くはず。
DJブースを指揮台に、放蕩と黙示録の間の緊迫したドラマを描き出した作品
2015年の『Lantern』以来の3rdアルバムとなる本作『Cry Sugar』は、パンデミックを経てついにクラブやライブイベントに戻ってくるすべての音楽ファンのモチベーションを高める音楽として、Hudson Mohawke特有のアンセミックなサウンドがアルバム全体に余すところなく展開している。
ハイカルチャーとローカルチャーを融合させることにおいては、もはや右に出るものがいないHudson Mohawkeだが、彼こそが、2010年代を席巻したトラップミュージックの設計者で、世界中のパーティーからTVコマーシャルまで、今もなおあらゆる場面でその影響を感じることができる。
プレスリリースによると本作の背景にはアメリカの退廃があるという。アルバムのアートワーク (グラフィティシーンからキャリアをスタートさせた画家で映像作家としても活躍するウェイン・ホースことウィレハッド・アイラースによる) に描かれているように、我々はゴーストバスターズのマシュマロ・マンと腕を組んで、ジャックダニエルの瓶を片手に帰宅するところで、灰色の暴風雨という大惨事が近づきつつあるのを、ただじっと見つめている。そんな現実を目にし、Hudson Mohawkeは、DJブースを指揮台に、放蕩と黙示録の間の緊迫したドラマを描き出している。
故Vangelisの後期作品がアルバムに影響を与える
Hudson Mohawkeにとって本作は、故Vangelisの後期作品から90年代のJohn Williamsによるベタなメジャーコードのサウンドトラックまで、黙示録的な映画やそれらの音楽に深く影響を受けた最初の作品でもある。本作はいわば、文化的メルトダウンの黄昏を記録した映画の狂ったサウンドトラックである。
Hudson Mohawke最新作『Cry Sugar』は、CD、LP、デジタル/ストリーミング配信で8月12日(金)に世界同時リリース!国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、解説書が封入される。LPフォーマットは、ブラック・ヴァイナル仕様の通常盤とブルー・ヴァイナル仕様の限定盤で発売される。
今回のメガミックスと先行曲が気になった人は、8月のリリース日を楽しみに待とう!
【リリース情報】
HUDSON MOHAWKE
title: Cry Sugar
release: 2022.08.12 FRI ON SALE
label: Warp / Beat Records
国内盤CD BRC711 ¥2,200+税
解説封入 / ボーナストラック追加収録
輸入盤1CD WARPCD347
輸入盤2LP+DL (ブラック・ヴァイナル) WARPLP347
限定輸入盤2LP+DL (ブルー・ヴァイナル) WARPLP347I
BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12883