2024年5月25日、東京・SEL OCTAGON TOKYOで「FUTUREmode "LOG-IN" -3-」が開催された。KOTONOHOUSEやpiccoら豪華アーティストが、フューチャー・ベースやボカロエレクトロなど、日本発の最先端ダンスミュージックを披露。日本のトラックメイカーたちの存在感と可能性を強く印象づけたイベントの模様を、レポートする。

Future BassやKawaii Future Bass、Melodic Dubstepなどのジャンルを扱う新ブランド。

<p>avexが新しくローンチしたダンスミュージック・ブランド「FUTUREmode」より、YUC’e「Shiny Starting Line」がリリース。同時にMVが公開された。</p>
<h3>Future BassやKawaii Future Bass、Melodic Dubstepなどのジャンルを扱う新ブランド</h3>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/04/139331_FM-KV-A_square_light_2.jpg" alt="FUTUREmode" /><br />
「FUTUREmode」はダンスミュージックの中でも、日本国内において独自の発展を遂げ、才能豊かなクリエイターが多数存在するFuture BassやKawaii Future Bass、そしてMelodic Dubstepなどのジャンルを中心に扱い、様々なトラックメイカー/アーティストが参加する新たなダンスミュージックブランドだ。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Start &quot;FUTUREmode&quot;" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/eKTZrGTBzZk?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>「FUTUREmode」がスタートし1曲目にリリースされたのは、作詞・作曲から歌唱まで全てをひとりで手がけ、Spotifyではリスナーの半数がアメリカを中心とした海外からの視聴者で占めるなどグローバルに活躍するマルチクリエイター・YUC’eによる「Shiny Starting Line」。</p>
<p>新たなスタートを経験することが多い4月、そして新たなブランドのスタートをサウンドで、歌詞で表現し、それらを“YUC’eワールド”に見事に落とし込んだ１曲。YUC’eが得意とするサウンドに、“ここからはじまる”という期待感を合わせた作品となっている。</p>
<p>tagoc氏がイラストレーションを担当したMVでは、“様々な人が訪れる人間交差点”のコインランドリーで、物思いにふける主人公の女の子&quot;少女A&quot;が、飛行機のように並ぶ円窓から、人それぞれの新たな旅立ちを見守るという、“はじまり”をキーワードにした楽曲の世界観を表現したエモーショナルな内容になっている。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Shiny Starting Line / YUC&#039;e" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/-BqP2uVqWzw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h3>今後も新作をリリース予定</h3>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/04/139331_FM_Contents-Calender_220413.png" alt="FUTUREmode スケジュール" /><br />
YUC’e「Shiny Starting Line」に続いて、FUTUREmodeからは4月21日(木)にyou「Kimochi Switch」、4月22日(金)にchamrass「Urban Nostalgia」のリリースが発表され、5月18日(水)までに計7曲のリリースが発表されている。</p>
<p>「FUTUREmode」では、”派手で気分の上がる”ダンスサウンド、そしてジャケット写真やMVに共通して登場する女の子&quot;少女A&quot;のイラスト、「F」と再生マークをモチーフとしてデザインされていたスタイリッシュながらも”攻めた”ロゴなど、独自の世界観が繰り広げられている。</p>
<p>トラックメイカー/アーティストが贈る音楽はもちろん、各作品ごとに様々な新進気鋭のイラストレーター、アニメーター、映像クリエイターたちが参加しており、ビジュアル面にもあわせて注目だ。</p>
<h3>【リリース情報】</h3>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/04/139331_YUCe_Shiny-Starting-Line_JK_FIX.jpg" alt="YUC&#039;e_Shiny Starting Line_JK" /><br />
4月20日(水)　YUC’e「Shiny Starting Line」<br />
▼楽曲リンク<br />
<a href="https://FUTUREmode.lnk.to/ShinyStartingLine">https://FUTUREmode.lnk.to/ShinyStartingLine</a><br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2022/04/139331_YUCe_ArtistImage_light.jpg" alt="YUC&#039;e" /><br />
YUC’e<br />
作詞・作曲から歌唱まで全てをひとりで手がけるマルチクリエイター。特定のジャンルに縛られない彼女だけの音楽スタイルでリリースしたアルバム「Future Cake」はSpotifyバイラルチャート、iTunesエレクトロミュージックチャートで1位を獲得。海外での人気も高く、Spotifyではリスナーの半数がアメリカを中心とした海外からの視聴者で占め、グローバル市場で活躍する大きなポテンシャルを秘めた注目クリエイター。</p>


avexによる新ダンスミュージック・ブランド「FUTUREmode」より、YUC’e「Shiny Starting Line」リリース&MV公開

☆Taku Takahashi

<p>☆Taku Takahashi &amp; TJO が世界中から集めたまだ発売されていないエクスクルーシヴチューンや、これからのクラブフロアを賑わすであろう最新キラーチューン等を紹介、また注目のDJ/アーティスト達によるここでしか聴けないインタビュー等も数多くフィーチャーしているプログラム。</p>


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TCY Radio

<p>「ここが日本のオリジナルダンスミュージック最前線！」。これは決して誇張した表現ではない。今、日本には世界に通じるクオリティを実感するダンスミュージックが存在する。そのことを強く実感させられたのが、2024年5月25日、東京・SEL OCTAGON TOKYOにてデイイベントで開催されたFUTUREmodeの主催イベント「FUTUREmode &quot;LOG-IN&quot; -3-」だ。</p>
<p>FUTUREmodeは、様々なジャンルのトラックメイカー/アーティストの音楽をリリースする国内ダンスミュージックブランド。日本発のダンスミュージックとして近年世界的にも注目を集めるカワイイ・フューチャー・ベースを始め、フューチャー・ベース、フューチャー・コア、メロディック・ダブステップといったジャンルを中心に展開する。2022年4月に、国内大手音楽レーベルでダンスミュージックシーンとも密接に関わってきたavexがローンチ。同レーベルは、&quot;派手で気分の上がる&quot;ダンスサウンドを標榜し、ローンチからわずか2年ほどながら、すでに20タイトル以上をリリースしている。アニメやゲーム、J-POPやクラブカルチャーを横断し、国内外で高く支持される日本人トラックメイカーのYUC'e(ユーシエ)やKOTONOHOUSE(コトノハウス)。さらに、block.fmの人気番組「Remote Control」のナビゲーターを務めるREMO-CON(リモコン)らの作品など、レーベルのクオリティコントロールも高い。また、そのようなトラックメイカー/アーティストが贈る音楽のみならず、音楽性と密接にリンクするビジュアルワークもレーベルの特色だ。ジャケット写真やMVに共通して登場する女の子&quot;少女A&quot;のイラストなど、各作品ごとに様々な新進気鋭のイラストレーター、アニメーター、映像クリエイターたちが参加している。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Colorful / KOTONOHOUSE" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/jMsG7xVuXi0?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p>
<p>そんなレーベルの世界観をリアルなクラブの現場で楽しめるのが、FUTUREmodeが主催するイベントシリーズ「FUTUREmode &quot;LOG-IN&quot;」。迫力のあるクラブのサウンドシステムと、かねてから高く評価されているVJ映像で、FUTUREmodeの世界観を存分に堪能できるイベントだ。2022年12月の初開催時には、アメリカから世界のダンスミュージックシーンで名を馳せるフューチャー・ベースのトッププロデューサー・Slushii(スラッシー)が出演。また、昨年12月に開催された第2回目には、ボカロエレクトロ界隈から絶大な人気を誇るトラックメイカーのpicco(ピッコ)が初登場した。FUTUREmodeからリリースされた新曲「夢想ファンタジー (feat. 藍月なくる)」を初披露するなど、レーベルとの連動的な開催スタイルでも注目を集める。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="【After Movie】FUTUREmode &quot;LOG-IN&quot; -2-" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Z0_zbSPAZ_A?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p>
<h2>話題のアーティストが次々に登場 ! 最高のDJプレイで満員のフロアは終始興奮</h2>
<p>そして第3回目となる今回のイベントでは、クリエイター/DJのバーバパパの出演が発表されると、このシーンの熱心なリスナーを中心に大きな話題を呼んだ。バーバパパは、YouTube再生数4500万回超えのモンスター楽曲「ウ&quot;ィ&quot;エ&quot;」など、独創的な世界観のダンスミュージックと映像を発信し注目を集めるアーティストだ。</p>
<p>そのような事前の反響どおり、オープン前から会場入り口には長い入場待機列が作られるほどの盛況ぶり。今回のイベントでは、オープニングDJをトラックメイカーのchamrassが担当。ベースミュージックを軸とするDJセットでは、YUC'e「Shiny Starting Line」や自身の「Urban Nostalgia」といったFUTUREmodeからのリリース曲もプレイされ、FUTUREmodeファンにとっても絶好のイベントの幕開けとなった。<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184149/%E2%80%BB240525_LOGIN3_chamrass_4.jpg" alt="mode" /></p>
<p>続いて登場したのはasuzora。FUTUREmodeが取り扱うジャンルとも親和性が高い、新興ジャンル、“カラー・ハウス”を得意とする新進気鋭のトラックメイカーだ。カラー・ハウスとは、耳に残るメロディーと遊び心のあるサウンドデザインから生まれる、色鮮やかな音像が特徴のジャンル。このカラーハウス中心のセットでは、FUTUREmodeからリリースした自身の人気曲「Melt」もプレイされた。<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184252/240525_LOGIN3_asuzora_4.jpg" alt="mode" /><br />
3番手にはFUTUREmodeのイベントは初出演となる、KBSNK(カボスニッキ)が登場。オリジナル曲のみならず、数々の人気アーティストへも精力的に楽曲提供を行う音楽ユニット・TEMPLIME(テンプライム)のメンバーだ。そのDJセットでは、星宮とと＋TEMPLIME「Escapism」など洒落たポップなガラージから、ハウス、ドラムンベース、ジャングルまで幅広くプレイ。さらには、『機関車トーマス』のテーマソングのエレクトロスウィング風リミックスなども披露し、KBSNKの音楽性の幅で観客を魅了した。<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184330/%E2%80%BB240525_LOGIN3_KBSNK_2.jpg" alt="mode" /></p>
<p>また、4番手として登場したpicco(ピッコ)は、「Eternally idol feat.音街ウナ・初音ミク」など自身のボカロエレクトロ中心の選曲で会場を湧かす。DJセット後半では、さらに会場を盛り上げるべく、アップリフティングな楽曲を次々にプレイする。ボカロボーカルと激しいブレイクビーツに、キラキラしたシンセが絡む自身の新曲「ときめきジェットコースター」。前回の「FUTUREmode &quot;LOG-IN&quot;」で初披露された「夢想ファンタジー (feat. 藍月なくる)」など、観客の好みのツボを的確に付く選曲で、会場を大いに盛り上げた。<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184355/%E2%80%BB240525_LOGIN3_picco_8.jpg" alt="mode" /></p>
<p>次に、昨年DJイベントへの出演を突如スタートし、まだ数えるほどのイベント出演となるバーバパパが満を持して登場すると、観客から大きな歓声が湧き起こった。フードを被り、フェイスマスクをつけたバーバパパは、どこかで見たことがあるキャラクターが登場する、自身が手がける摩訶不思議な映像にあわせて、エキゾチックなハウスをプレイ。妙に癖になるメロディとダンサブルなビート、そして先述した映像が織りなす独特の雰囲気は、これまでのプレイしたDJたちとはまた一味違う味わい深さがあった。また、DJセットの中盤では、自身のキラートラック「ウ&quot;ィ&quot;エ&quot;」や、関西弁の歌詞が印象的な歌モノダンストラック「心のドラゴン」をフロアに投下。さらにDJセットの後半でガラージやフューチャーベース、ジャングル、ドリルンベースなどもプレイし、満員のダンスフロアを最後まで湧かせ続けた。<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184427/%E2%80%BB240525_LOGIN3_%E3%83%8F%E3%82%99%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%99%E3%83%8F%E3%82%9A%E3%83%8F%E3%82%9A_5.jpg" alt="mode" /></p>
<p>バーバパパからバトンを引き継いだKOTONOHOUSEは、ジューク/フットワーク系のベースミュージックからDJセットを開始。その後も自身のFUTUREmodeからのリリース曲「センチメンタリズム (feat. 芹澤 優)」や、直近リリースのガラージ調の新曲「Keep it simple」などで会場を盛り上げた。また、DJセットの終盤では、FUTUREmodeからリリース予定の新曲「With (feat. capo2)」が初披露されるというサプライズも。エモーショナルでメロディックなボーカルや、壮大なストリングスが印象的なこの曲は、シーンの新たなアンセムになることを予感させた。そして、KOTONOHOUSEは、最後に中田ヤスタカ「White Cube」とカワイイ・フューチャー・ベースの有名曲「インドア系ならトラックメイカー」のマッシュアップをプレイ。盛り上がり続けた今回のイベントを見事に締め括った。</p>
<p>このように、「FUTUREmode 'LOG-IN'」は、世界に通じる日本の人気トラックメイカーの確かな選曲を、クラブの迫力あるサウンドで体感できるイベントだ。クラブミュージックは現在も世界中で多種多様なジャンルが誕生しており、その中には世界中に広く拡散され、一大ムーブメント化するものも少なくない。インターネットやSNSの発展による情報網の拡大により、今、世界のダンスミュージックは横並びになりつつある。その中で日本のトラックメイカーが一歩抜き出た感があるこのシーンは、今以上に世界で求められる音楽になるはずだ。今回のイベントでは、そのことを強く実感した。そしてそのためにも、FUTUREmodeのようにシーンをリードするミュージックブランドや「FUTUREmode 'LOG-IN'」のようなショーケースや、コミュニティ作りの場となるイベントも必要不可欠だろう。</p>
<p>次回の「FUTUREmode 'LOGIN' -4-」は、Moe Shop(モエ・ショップ)やTORIENA(トリエナ)、Cola Splash(コーラ・スプラッシュ)など、今回のラインナップに勝るとも劣らない豪華なラインナップで、6月22日(土)に再びSEL OCTAGON TOKYOで開催される。気になった人はぜひ、日本のダンスミュージックの未来の一端に触れることができるイベントに足を運ぼう。<br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184853/%E2%80%BB240525_LOGIN3_KOTONOHOUSE_15.jpg" alt="mode" /></p>
<p><strong>「FUTUREmode “LOG-IN” -4-」</strong><br />
<img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2024/06/11184953/Flyer_240622_FUTUREmode_LOGIN_4_Square_FIX.png" alt="mode" /></p>
<p>【日時】<br />
2024年6月22日(土) *デイイベント<br />
OPEN / START 14:30　<br />
※20歳以上のお客様のみ入場可能</p>
<p>【会場】<br />
SEL OCTAGON TOKYO<br />
東京都港区六本木7丁目8−6 Axall Roppongi B1F</p>
<p>【出演アーティスト】（アルファベット順）<br />
Cola Splash<br />
Moe Shop<br />
NUU$HI<br />
Tatsunoshin<br />
TORIENA<br />
you</p>
<p>【チケット販売リンク】<br />
<a href="https://t.livepocket.jp/e/futuremode_login_20240622">https://t.livepocket.jp/e/futuremode_login_20240622</a></p>


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KOTONOHOUSE、picco、バーバパパら豪華アーティスト集結！日本のオリジナルダンスミュージックの魅力を肌で体感できた「FUTUREmode “LOG-IN” -3-」

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