ブレイクビーツをルーツとするドラムンベース(Drum’n’Bass)について


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ドラムンベース(Drum’n’Bass)には様々なジャンルがある
クラブミュージックを席巻しているEDMだが、ドラムンベースというジャンルがEDMの一つに含まれている。ここではドラムンベースとは具体的にどんな特徴があるのか、そしてどのようなジャンルがあるのかを見ていこう。
そもそもドラムンベース(Drum’n’Bass)とは?
ロックにも細かく分けると、ギターロックやハードロックなど様々なジャンルがあるように、クラブミュージックにもいろいろなジャンルがある。ところがジャンル分けには明確な定義がなく、素人では分かりにくいものがとても多い。そんな中でもドラムンベースは他のジャンルとの楽曲との線引きがしやすいジャンルの一つだ。
ドラムンベースのジャンルを知る前に、そもそもドラムンベースとはどのような楽曲を指すのかという事から詳しく解説していこう。ドラムンベース最大の特徴が速いBPMだ。通常のダンスミュージックはBPMにすると120から140までのものが圧倒的に多い。しかしドラムンベースはそれよりも速い150から170で、もっと速い200近いものも存在する。楽曲の疾走感で他のジャンルとは全く違うのでクラブミュージック初心者にもわかりやすいだろう。
そして、もう一つ特徴的なのが複雑なリズムパターンだ。元々はブレイクビーツをルーツとしていて、ブレイクビーツも人間ではとても真似できないような複雑なリズムパターンが特徴だが、ドラムンベースの場合は更に複雑で、それを高速なリズムで聞くことになるので、自然と体がノッてくる。そして、ドラムンベースという名称の通り、重低音のキック音とベースも大きな特徴で、基本的にはハードなイメージのものが多い。
ドラムンベース(Drum’n’Bass)の様々なジャンル
では、ここからは実際にドラムンベースの様々なジャンルを見ておくことにしよう。最近では細分化されて様々なジャンルが発生し、中には上にあげたような定義からは大きく外れているものもある。
まず、ドラムンベースを語るうえで外せないのがジャングルだ。ジャングルはドラムンベースとは全く異なるジャンルとする人も居るが、最近ではクロスオーバーなどもされており、分けることが難しいのでここではドラムンベースのジャンルの一つとする。
ジャングルは先に記したような速いBPMと重低音のキック音とベース音、そして複雑なリズムパターンと、ドラムンベースの基礎がしっかりと感じられる。それもそのはず、ドラムンベースはもともとジャングルから派生したものと言われているからだ。ジャングルとドラムンベースの明確な違いはルーツとしている音楽のジャンルではないだろうか。ジャングルはルーツとなっている楽曲がレゲエと言われている。生まれたきっかけが実はとあるDJがあるレゲエの楽曲を間違えて高速で再生してしまったことだとされている。
一方、ドラムンベースはテクノやジャズなど、形に取らわれないあらゆる音楽をジャングルのようなリウムパターンにミックスさせた音楽である。特にボーカルラインを聞き分ければ両者の違いが分かりやすいだろう。
その他のジャンルについて
それ以外のドラムンベースのジャンルの中で、特に異端とされるものについて見ていこう。
インテリジェントというジャンルはドラムンベースの中でもかなり特徴的なジャンルの一つだ。従来のドラムンベースといえばキック音やベース音がメインの、どちらかといえばリズムを楽しむものが多かったのだが、インテリジェンスは全く違い、純粋に楽曲を楽しめるドラムンベースといえるだろう。インテリジェンスで特徴的なのがその哀愁漂うシンセラインだ。楽曲を聞いていると、バックで流れる複雑なリズムパターンよりもシンセラインの方に意識がいくことだろう。
実はインテリジェンスは生粋のドラムンベースファンからは邪道だと言われることも多いが、ドラムンベースへの間口を広げることとなった功績は他のジャンルには決してないものだ。ハーフタイムは文字通り、ドラムンベース本来のBPMを半分にしているジャンルだ。こうなるとドラムンベースと呼んでよいのかわからなくなってくるが、BPMを半分にしたことでHIPHOPとのアプローチがとてもしやすくなっている。実際にラップを入れている楽曲もとても多い。
Photo:https://www.facebook.com/pendulum/photos/
Written by 編集部
