性的人身売買で起訴されたDiddyの裁判が開廷。新たな証言でUsherやNE-YOらの名前も


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2023年11月、元恋人であるシンガーのCassie(キャシー)から、過去の性的暴行や暴力について告発され、その後多くの容疑で訴訟を起こされているDiddy(ディディ)。彼の裁判が5月12日に始まり、連日ニュースで取り上げられている。
Diddyは起訴されている全ての罪状で無罪を訴えており、司法取引も拒否して裁判に臨むことに。今回の裁判は最長で8週間続く可能性があり、その間にも関連する人物の名前が多く出てくることが予想されている。
「自分の人生を支配されていた」 Diddyの元恋人、Cassieの証言
検察側証人として出廷したCassieは、5月13日から4日間にわたり証言台に立ち、Diddyから受けた虐待の実態を詳細に語った。
Cassieによれば、Diddyは薬物を使用した性行為「フリークオフ」への参加を強要し、怒らせれば暴力を振るったり、性行為の映像を公開すると脅していたという。また、2016年にホテルで暴行された際の防犯カメラ映像が証拠として取り上げられ、Cassieはこの件でホテル側と1,000万ドルで和解したと証言した。
さらに、Cassieは2018年にマリブでの食事後に自宅でレイプされたと主張しているが、Diddyの弁護側は時系列や彼女の言動の矛盾を指摘し、信頼性を疑問視している。過去に送信された親密なテキストメッセージを読み上げさせ、彼女が自発的に関与していたと示そうとした。
Cassieは「彼を怒らせるのが怖くて従っていた」と述べ、「私の人生は彼の支配下にあった」と証言を締めくくっている。
新たな証言ではUsher、NE-YOの名前も
Diddyがプロデュースしていたオーディション番組『Making The Band』からデビューしたグループ、Danity Kane(ダニティ・ケイン)のメンバーであり、Dirty Money(ダーティー・マニー)のメンバーとしてもDiddyとコラボしてきたDawn Richard(ドーン・リチャード)も、証人として法廷に姿を現した。彼女もまた、Diddyによる身体的暴力や心理的虐待などを理由に訴訟を起こしているひとりだ。
Dawn Richardは2009年にDiddy宅でCassieが暴行を受けているのを目撃、他言しないように脅迫され、その場にいたDiddyのボディーガードらも何もしなかったと証言。
さらにその翌年、今度はハリウッドのレストランでDiddyがCassieに暴行を加えた場面に同席していたと話す。その場にはシンガーのUsher(アッシャー)とNE-YO(ニーヨ)の他、Inter Scope Recordsの創設者の1人でありDr. Dre(ドクター・ドレ)とBeatsを共に創業したJimmy Iovine(ジミー・アイオヴィン)も居たという。Dawn Richardはその場にいた彼らが、暴行を目撃したかは定かではないと話している。
Diddyの弁護団は、Dawn Richardが証言台に立った動機として、かつて参加していたグループを打ち切られたことへの怒り、ならびに現在Diddyに対して訴訟を起こしている状況を指摘している。
裁判では今後、ラッパーのKid Cudi(キッド・カディ)が証言台に立つ可能性があると報じられている。Cassieは、Diddyと交際していた期間に一時的に離れ、Kid Cudiと短期間交際していたと証言。その関係を知ったDiddyがKid Cudiを脅迫し、「車を爆破する」と言ったと語っている。実際にCudiの車は爆発しており、2023年に彼の代理人が「事実である」と認めた。



