西海岸のレジェンドラッパー、Coolioが死去。功績と代表曲を振り返る


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ペンシルバニア州生まれで、ロサンゼルスを代表するレジェンドラッパーのCoolio(クーリオ)が59歳で他界した。
今の所死因は発表されていないが、ロサンゼルスの友人宅にいたところ、トイレに立ったのちに戻りが遅く、呼びかけにも反応がなかったという。その後救急隊が駆けつけ死亡が確認された。
Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)やLL Cool J(LL・クール・J)など同じ時代を生きたアーティストを中心に追悼のコメントが発表されている。
Rest in power my brother .@Coolio Love & Respect
— LLCOOLJ (@llcoolj) September 29, 2022
グラミー賞も獲得したCoolioのキャリア
1987年から活動を開始し、1994年にTommy Boy Recordsと契約。デビューアルバム『It Takes a Thief』に収録されている「Fantastic Voyage」はファンクバンド・Lakesideの同名曲をサンプリングするなど、シーンの注目を集め、テレビを中心に人気を獲得。ビルボードチャートでも3位を獲得し一躍トップアーティストの仲間入りを果たした。
そしてキャリアとしては初期である1995年に代表曲の「Gangsta’s Paradise」をリリース。テレビドラマで使用されたこともあって、今でも最もヒットしたラップソングとして語られており、当時のビルボードチャートでは3週に渡って1位を獲得。同年のアメリカ国内においては全てのジャンルを合わせての1位ともなり、イギリス、フランス、ドイツなどの国外チャートでも1位となるなど世界中で大ヒットを記録。グラミー賞やMTVアワードも受賞している。
Gangsta’s Paradiseの生まれた背景
そんなクラシック中のクラシックである「Gangsta’s Paradise」だが、制作の過程について2015年のインタビューでCoolioはこう話している。
「フリースタイルから始まってリリックを書いたんだ。考えるのに1分間くらい、そのあとは最後までノンストップで書き終えたよ」
名曲は生まれるべくして生まれるということか。あまり知られていない彼の天才的なひらめきがクラシックを産んだ。
「Gangsta’s Paradise」はStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の「Pastime Paradise」をサンプリングしていることでも有名で、当初リリックにはダーティーな言葉が使われていたが、Stevie Wonderの意見によって変更したという話も。“Gangsta”という単語がタイトルで使われていながら、幅広く聞かれたのにはそうした背景もあっただろう。
キャリアを通して8枚のアルバムをリリースしたほか、俳優としても活躍していたCoolio。どうか安らかに。

