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インタビュー|「音楽でみんなを叩き起こしたい」カメレオン・ライム・ウーピーパイが語る最新作『MAD DOCTOR』
独自の世界観で国内外のリスナーを魅了するアーティスト、カメレオン・ライム・ウーピーパイの2nd EP『MAD DOCTOR』について☆Taku TakahashiとTJOが話を訊く。
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楽曲から映像・アートワークまで全ての制作をメンバーのみで行い、独自の世界観を表現する音楽でリスナーを増やし続けている新進気鋭のアーティスト、カメレオン・ライム・ウーピーパイが2nd EP『MAD DOCTOR』を配信リリースした。
リリースを記念してblock. fmのレギュラー番組「TCY Radio」にChi-が生出演! 3度目の出演ということでリラックスした雰囲気の中、ナビゲーターの☆Taku TakahashiとTJOにEPの制作について語ってくれた。
アーカイブ試聴はこちらから。
Chi-によるソロユニット〈カメレオン・ライム・ウーピーパイ〉。
オレンジの髪が特徴的なChi-。そして仲間にWhoopies1号・2号がいる。
2021年には、Spotifyの「RADAR:Early Noise 2021」に選出され、リリースを重ねるごとに国内外の多くのアーティスト・リスナーから着実に支持を集めている。
楽曲制作やライヴ活動に限らず、全てのクリエイティヴを3人のみで手掛ける。
国やジャンルを問わず様々なクリエイターとのコラボレーションも精力的に行っており、3人の持つ創造力と、音楽に掛けるエネルギーは計り知れない。
エクレクティックな感性で、鬱屈とした時代の空気や感情を、カオティックにないまぜにしながら、ポップスへと昇華する次世代型アーティスト。
TJO:今回は2nd EPが出たということで、カメレオン・ライム・ウーピーパイのChi-さんに来ていただきました!
Chi-:よろしくお願いします!
☆Taku:『MAD DOCTOR』というタイトルということですが、今回のEPのコンセプトは?
Chi-:「情緒不安定を踊ろう」というコンセプトです。「壊れたジェットコースターみたいなEPを作ろう」と話して作りました。
TJO:そのコンセプトで、『MAD DOCTOR』っていうタイトルになったのはどうしてですか?
Chi-:私がWhoopiesと初めて出会ったとき、音楽で叩き起こされるような感覚があったのをすごく覚えているんですよ。ビビビッときたというか。それで今回は、Whoopiesを“Mad Doctor”に例えて、私達の音楽でみんなを叩き起こそうぜ!みたいな感じで作りました。
☆Taku:なるほどね。ちゃんとアートワークにも目覚まし時計が入ってるんですけど、それも起こすっていう意味なのかな。
Chi-:あ…それは、あんまり意図してなかったです(笑)。偶然ですね。
TJO:前回のEP『PLAY WITH ME』がちょうど1年前くらいに出ていて。今回の2nd EPを今のタイミングで出そうと思ったのには、なにか理由がありましたか?
Chi-:『PLAY WITH ME』を出した後も1〜2ヶ月に1曲くらいのペースでコンスタントに新曲を出していたんですよね。それで、「そろそろまとまった作品を出したい」という話しになって。リリースするならきちんと練って出そうということで、ここ半年間はこのEP制作に集中していました。
TJO:先行でリリースされていた曲は「Crush Style」だけで、あとは収録曲全て新曲ですもんね。
TJO:このEPの制作中にインスパイアされたものなどはありましたか?
Chi-:いつもWhoopies1号の部屋で制作をしているんですけど、その部屋には90年代のレコードがたくさんあるんです。そのレコードに影響を受けたと思いますね。
TJO:そうなんだ、空き時間に聴いたりとか?
Chi-:そうですね。あとはジャケットもすごく個性的なものばかりで。
TJO:ジャンルとしてはどの辺の曲なの?
Chi-:Beastie BoysとかとJon Spencer、あとはBeckとかですね。
TJO:なるほど。ロックとかヒップホップですね。ミクスチャー的な感じ。そういったレコードから影響を受けているんだ。90年代のあの頃のサウンドって、僕は青春ど真ん中なんですけど、すごく面白いサウンドが多かったんだよね。Chi-さんは直球世代?それとも後追い?
Chi-:今25歳なので後追いですね。
TJO:そっか、Whoopiesは?
☆Taku:Whoopiesは時空を越えてる存在だから(笑)。だからなんでもリアルタイムだよ。
TJO:あぁ、今と同時に過去も未来も見えるやつ?(笑)
☆Taku:リニアに考えちゃだめ。4次元的に考えないと。
Chi-:Whoopiesはファンタジー化け物なんです(笑)。
TJO:あはは! Chi-さん的にはそういう90年代のサウンドを聴いて、どう感じました?
Chi-:やっぱり個性的な曲が多いですね。Beastie Boysとかすごく好きで、かっこよくてどこかちょっとダサいというか、その感じがぶっ刺さります。抜けてる感じというか、遊びがすごくあるなと思います。
TJO:そうだよね。今回のEPで、「Mole Dancer」が2ヴァージョン収録されているのはどうして?
Chi-:いつも自分たちでMVを作っているんですけど、最後にエンドクレジットを入れるんですよ。その部分には楽曲をWhoopiesがアレンジしたものを流しているんです。「Mole Dancer」はそのアレンジヴァージョンも良い出来だったので収録しました。
TJO:コンセプトが「目を覚まさせる」っていうことだったんですけど、1曲目が「Oyasumi」なんですよ。15秒くらいのイントロダクション的な楽曲。1曲目にこの「Oyasumi」を入れた意図は?
Chi-:コンセプトの「叩き起こす」っていう部分を表現したかったので、1曲目にあえて寝てる感じのサウンドを入れました。
☆Taku:あぁ、起きる感じを強調するために先に1回寝てもらおう、という。なるほどね。
TJO:「Oyasumi」の後に「Mad Doctor」がガツンと来るから。
Chi-:はい。その温度差を表現したくて、一旦寝ました(笑)。
☆Taku:そういうの、すごく大事だよね。
TJO:最後に、今後パフォーマンスが見られる場所とか、活動で企画してることはありますか?
Chi-:海外の方とのコラボがまたいくつかあるので、今年中に出せればなと思っています。
TJO:UKのプロデューサー、TCTSとも「Rich Girl」でコラボして、BBCでもオンエアされたりしてましたもんね。
☆Taku:それは楽しみだ!
番組内ではその他、Chi-が最近ハマっているという釣りの話や、新コーナー「This or That Questions」にも答えてもらっているので、生放送を聴き逃した方はぜひアーカイブをチェックしよう!
【関連記事】
カメレオン・ライム・ウーピーパイ インタビュー|1st EP『PLAY WITH ME』にインスピレーションを与えた“5つの遊び”
【リリース情報】
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
2nd EP『MAD DOCTOR』
発売日:2022.5.25(水)
リリース形態:ダウンロード & ストリーミング
〈収録楽曲〉
M1. Oyasumi
M2. Mad Doctor
M3. Mole Dancer
M4. Crush Style
M5. Rock 'n' Roll Ice
M6. URAHARA
M7. Mole Dancer (End Credits Edit)
▷2nd EP『MAD DOCTOR』配信 URL
https://CLWPRecords.lnk.to/MADDOCTORPR
▷「Mad Doctor (Official Music Video)」URL
https://youtu.be/7VJxdqVsUDQ
【プロフィール】
Chi-によるソロユニット〈カメレオン・ライム・ウーピーパイ〉。
オレンジの髪が特徴的なChi-。そして仲間にWhoopies1号・2号がいる。
2021年には、Spotifyの「RADAR:Early Noise 2021」に選出され、
リリースを重ねるごとに国内外の多くのアーティスト・リスナーから着実に支持を集めている。
楽曲制作やライヴ活動に限らず、全てのクリエイティヴを3人のみで手掛ける。
国やジャンルを問わず様々なクリエイターとのコラボレーションも精力的に行っており、
3人の持つ創造力と、音楽に掛けるエネルギーは計り知れない。
エクレクティックな感性で、鬱屈とした時代の空気や感情を、カオティックにないまぜにしながら、
ポップスへと昇華する次世代型アーティスト。
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