サザビーズ・ニューヨークにてヒップホップ誕生50周年を記念したオークション開催 ヒップホップの名品が多数出品

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有名オークションハウスのサザビーズ・ニューヨークにて、ヒップホップの名品の数々を出品したオークションが開催中だ。
レコードやスタジオ機材、フライヤーからスニーカーまで出品される
このオークションは、1981年から1998年までTommy Boy Recordsの社長であったMonica Lynchとの共同企画によるもので、ヒップホップ誕生50周年を記念したもの。オークションへの入札は7月25日(火)に締め切られる。
出品されたのは、レコードやスタジオ機材のほか、フライヤーからスニーカー、手書きの書類、ポスター、ジュエリーまで多岐にわたるが、それらの中にはWu-Tang Clan、NWA、Eminem、Mos Def、Grand Master Flash & The Furious Five、LL Cool J、DJ Kool Herc and Coke La Rock、Cold Crush Brothers、Keith Haringなどの有名アーティストたちのものも含まれている。
最高30万ドルの値がつく可能性がある出品物も
注目度の高い出品物の中には、2Pacがデザインし、身に着けていたゴールド、ルビー、ダイヤモンドのクラウンリングがあり、最高30万ドルの値がつく可能性があるという。またJames Lavelleのために制作されたMo Waxのオリジナル・アートワークは、2万5000ドルで取引される可能性があるそうだ。
その他にPhase IIの1982年のシングル「The Roxy」、伝説のグラフィティ映画『Wild Style』のオリジナル・サウンドトラックとカセット・アートブックなどや、Afrika IslamによるIce-Tの「Rhyme Pays」のリリックを録音するのに使われたSP-1200、2台のTechnics SL1200、Vestax PMC 20SLなど、様々な機材も出品されている。
なおサザビーズでは、2020年にThe Notorious B.I.G. が身につけていた象徴的なプラスチック製の王冠を60万ポンドでオークションにかけている。
今回出品された伝説的なヒップホップアイテムは最終的にいくらで落札されることになるのだろうか? 気になるところだ。
オークションの詳細はこちら。