「Baddadan」が大ヒットしたChase & Status、BRIT Awardsの年間最優秀プロデューサー賞を受賞


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ドラムンベースシーンの重鎮として知られるプロデューサーデュオ、Chase & Status(チェイス・アンド・ステイタス)が、イギリス版の“グラミー賞”「BRIT Awards 2024」の年間最優秀プロデューサー賞を受賞した。
過去にはAdele(アデル)やEd Sheeran(エド・シーラン)など世界的人気アーティストも受賞歴がある、権威あるアワードだ。その授賞式では、Becky Hill(ベッキー・ヒル)と共に「Disconnect」を熱演した。
UKダンスシーンのトップに君臨するChase & Statusの軌跡
ドラムンベースを軸に、ブレイクビーツ、ヒップホップ、ダブステップ、レゲエなど、さまざまな音楽要素を取り入れた、革新的なサウンドとプロダクションで知られるChase & Status。このユニットは、2003年にSaul Milton (ソール・ミルトン、Chase)とWill Kennard (ウィル・ケナード、Status)により結成。
2005年に『Ten Tonne EP』でデビュー後、2007年にリリースした『Hurt You/Sell Me Your Soul』でUKダンスチャート1位を獲得して以来、ドラムンベースシーンだけでなく、UKダンスシーンのトップアーティストとして君臨し続けている。
特に高い評価を受けたのが、Pendulum(ペンデュラム)やThe Prodigy(ザ・プロデジー)とも比較された、2011年の2ndアルバム『No More Idols』だ。同アルバムはUKアルバムチャートで2位を獲得するなど、商業的にも成功。彼らの代表作として知られている。
さらにMCを伴ったDJセットや、MC、ドラム、シンガー、ギターなどを含むバンド編成でのライブに魅了されるファンも多く、ダイナミックでエネルギッシュなライブパフォーマンスには定評がある。
UKチャートで最高5位を記録した大ヒット曲「Baddadan」
日本では、ドラムンベースはマニアックなジャンルに見られてしまうところがあるが、イギリスでは、しばしばポップスのチャート上位を獲得している。しかし、近年はポップスチャートで話題になるほどの大ヒット曲は生まれていなかった。
そのような、ジャンルとしての停滞ムードが変わるきっかけになったのが、2020年頃から再びイギリスのクラブシーンで興ったドラムンベース・リバイバルだ。これによりイギリスのクラブシーンでは、ドラムンベースの人気が再燃。また、最近ではPinkPantheress(ビンクパンサレス)やpiri & Tommy(ピリ&トミー)といった、このジャンルの影響を受けた若手アーティストの台頭により、再びポップスとしての人気も得ている。
そんな中、「Baddadan」は、昨年UKのチャートで5位を記録した。さらに15週連続でトップ10入りを果たすなど、クラブヒットの枠を超え、メインストリームでの人気が爆発。商業的にも成功したドラムンベース曲となった。
また「Baddadan」を収録したChase & Statusの最新アルバム『2 Ruff, Vol. 1』もUKアルバムチャート最高4位を獲得している。
2023年、Chase & StatusはSpotify主催のイベント「Spotify 2023 Wrapped Live in London」でも「Baddadan」を披露。迫力のドラムンベースサウンドに乗せて行われる、参加MC陣によるマイクリレーやダンスパフォーマンスは必見だ。




