ジャズとエレクトロの交差点。Black petrolが『Diaspora』で体現する、生楽器とダンスサウンドの境界なきアンサンブル【インタビュー】


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変幻自在なサウンドと、剥き出しの人間性。ブラック・ミュージックをベースとした京都発のバンド、Black petrolが5年ぶりのフルアルバム『Diaspora』をリリースした。
本作は、UKジャズシーンという道標を得て、彼らがこれまで以上に深く自分たちの音楽を掘り下げた意欲作だ。 「掛け合わせ」で新しいグルーヴを構築する制作の裏側から、メンバーそれぞれのパーソナリティまで。結成から現在、そして未来へと繋がるバンドの現在地をじっくりと紐解く。

※インタビューにはSOMAOTA (Rap,Vo)/takaosoma (Gt)/石尾紘樹 (Key)/たけひろ (Ba)/安原大貴 (Sax) が参加。
ジャズサークルでの出会い、「掛け合わせ」をテーマにした楽曲構築
ーまずはバンド結成の経緯を教えてください。
takaosoma:大学2年生の頃、他大学との交流が盛んなジャズサークルで出会いました。最初はインストバンドでしたが、京大でサイファーをしていたSOMAOTAに僕がDMを送って加入してもらったんです。家が近所だったし、当時大学でサイファーをしている人は珍しくて面白いなと思って。当時、周りでサイファーやってる人ってあんまりいなかったよな?
SOMAOTA:そうだね。いわゆるストリートでやってる人は多かったけど、大学内ではあんまりなかったかもね。
ー普段の楽曲制作はどのように進めているんですか?
takaosoma: 曲によりけりなんですけど、最初にみんなでスタジオに入った時は、ジャムをしていて誰かが出した良いフレーズを派生させて作ったりしていました。最近は基本的に、僕がDTMで作ったデモに対して、みんなにアイデアを出してもらう制作スタイルに変わっています。
ー楽曲の最初のインスピレーションはどのように湧いてくるんですか?
takaosoma:正直、上から降ってくるようなことは滅多にないですね。基本的には「これをやってみたい」というアイデアが浮かんでから作ることが多くて、僕の場合はそれが「掛け算」なんです。例えばダブという要素に、ファンクやヒップホップを掛け合わせたらどうなるんだろう、みたいな。もともと音楽性と音楽性の掛け算を試したいバンドなんです。

ー他のメンバーの皆さんからアイデアをもらうこともありますか?
SOMAOTA:「Kamogawa in my day」とかはそうじゃない?リリックのテーマとかをジェイに伝えて作った曲とかはあるよね。
僕が彼(takaosoma)と喋っていて面白いなと思ったのが…10通りのベースラインと10通りのコード進行、10通りのリズムパターンがあったら、掛け算で1000通りあるじゃないですか。その中で「一番いいものを選ぶ」という作業に彼は長けているんですよね。本人が自分の作り方を説明してくれた時にそう感じました。
僕らの曲って、一聴したらいわゆる衝動的というか、変な曲が多いと思うんです。だから「直感の天才系」かと思いきや、意外と数学的に作っている。そこが僕は面白いなと思っています。
takaosoma:今回のアルバムでは音楽史的な背景とかを初めて勉強したので、それを突き詰めて形にしました。ただ、今後はもっと自分一人からは出てこないような、予期しないものをみんなで作れたらいいなと最近は思っています。
UKシーンへの共鳴
ー今回のアルバムのコンセプトや、作品を通して伝えたいことを教えてください。
takaosoma:もともと僕は、好きな音楽が1種類じゃないんですよ。基本的には、好きになった曲を起点にジャンルを掘り下げていく性格なんです。
だから、自分たちがやっている音楽が正直何のジャンルになるのか、全くわかっていなかったんですよね。ヒップホップなのか、ロックなのか、ミクスチャーなのか……自分たちで形容できていなくて。でもようやく、好きなものを一度全部学び直してみようと思って。音楽だけじゃなく、そのアーティストが生まれた背景や歴史まで掘り下げていったら、自分たちがやっていることに一番近いのがUKの音楽シーンなんだ、とわかったんです。
ジャズをやっている若者がクラブに遊びに行って、「クラブミュージックとジャズを合わせたようなことがしたい」と思う。実は僕らも、大学時代に全く同じようなことを考えていたんですよね。最初は「Charles Mingusをヒップホップでアレンジしよう」というのがコンセプトだったので。
そこから時間が経って、今はかなりオルタナティブな音像になってきていますが、実はイギリスの人たちとやりたいことが似ているんじゃないかと気づいたんです。そこから、自分たちがUKジャズシーンのようなものを日本で体現できたら面白いんじゃないか。そんな想いで、今回のアルバムを作ってみようということになりました。
ー国内のプロデューサーの方々も参加されていますが、共作はいかがでしたか?
takaosoma:共作をしっかりやるのは、実は今回が初めてなんです。自分たちの音楽性と、プロデューサー陣が持っている「現場のクラブミュージック」の感覚を合わせるのは、なかなか難易度が高い作業でした。
でも、すり合わせをしていくうちに、自分の経験値の浅さもはっきり見えてきて。僕はクラブのDJでも、トラックメイカーでもなく、ずっとバンドだけをやってきた人間なので。だからこそ、プロデューサー陣のスキルと、僕らの音楽を掛け合わせたのは大きな発見でした。プロジェクトファイルを交換する時に「あ、こんなことしてるんだ!」と気づくことも多くて、すごく勉強になりましたね。

ー具体的な楽曲の方向性はどうやってすり合わせたんですか?
takaosoma:原曲は僕が作って、その後「クラブでちゃんと鳴るためのアプローチ」をプロデューサーに再解釈してもらう、という流れが多かったですね。そのおかげで楽曲がよりキャッチーになったかなと思います。「完全に僕一人の色ではない」っていうのがミソかなと。そういうプロセスも含めて、いいアルバムになりました。
「伝わる」リリックとは
ーリリックについてはいかがですか?
SOMAOTA:僕が歌詞を書いてるんですけど、今までの曲はメンバーにその意味が全然伝わっていなかったんですよね。 要は難しすぎたというか、散文的すぎて脈絡がなかったんです。
なので今回は、できるだけ難しい言葉を使いすぎない。文章の関係がちゃんと繋がっていて、情景が見える。そういう歌詞を作ろうと意識しました。今までのやり方をガラッと変えて、そこを一番のテーマに据えたんです。
安原大貴:確かに。めっちゃわかりやすくなった。でも、見ててめっちゃきつそうだったよ。やったことない作業だっただろうし。

SOMAOTA:そうだね。歌詞でも言ってるんですけど、僕、京大卒で受験勉強をめっちゃしてきたんですよ。でも、受験で得た知識ってなかなか歌詞にならないんですよね。自分の強みだと思ってたことが全然使えない。 「文学青年」としてやっていきたいと思ってたけど、メンバーに「それだとわかんない」って言われて、アイデンティティクライシスを起こしましたから(笑)。
だけど、ちゃんと伝えるためにはみんなにわかってもらうのがマストだと思う。それに、難しい言葉でしか伝えられないことって、自分の中でも本当には理解できていないことなんじゃないかなって思うんですよね。

石尾紘樹:確かに。普段はSubちゃん(SOMAOTA)と普通の会話ができるけど、ラップしてるリリック上のSubちゃんって、いつも会話してるSubちゃんとほんまに同じとこにおるように実は見えてなくて。すごいイケてる歌詞なんだけど、全体像としてどういう人間かみたいなのが掴みづらかった。でも今回は親しみやすくていいなって思います。
takaosoma:以前の作品は、一人称視点っていうより、もっと第三者的な視点で書いてたからね。今回のアルバムに関しては、普通にお腹も空いてそうだし、眠そうだし、イライラしてそうだし…みたいな。一人の人間として伝わってくる、すごくいいリリックになったんじゃないかなって俺も思います。
生楽器と打ち込みから生まれる独自のグルーヴ
ー生楽器と打ち込みの融合という点で、それぞれの楽器ごとに普段とは違うアプローチや意識したところはありますか?
たけひろ:そもそも僕らはUKダンスサウンドの知識が全然なかったし、生楽器でこのスタイルをやってる人も周囲にあまりいなかったので、本当に模索しながらでしたね。 僕はベースなんですけど、ドラムと「どんな感じで行く?」って相談しながら進めて。音色についても、生楽器のクセが強く出すぎないようにケアしたりして、本当に難しかったです。
石尾紘樹:鍵盤についても、今まで通ってこなかったジャンルだったので発見がありました。例えばガラージの曲だと、ジェイが作ってくれた音源はめちゃくちゃかっこいいのに、自分で弾いてみると「人間味が出すぎて」違和感があったり。かといって全部カチカチに弾くと「じゃあ打ち込みでいいよね」ってなっちゃう。そのパターンの絶妙なズラし方を考えるのは、面白くて楽しかったですね。
メンバーそれぞれに新しい発見や勉強になることが多かったので、楽器ごとに「あ、新しいことやってるな」というのが伝わると嬉しいですね。

takaosoma:去年の終わりぐらいに、Fred again..とEzra Collective、あとCA7RIEL & Paco Amorosoの3組が共作で曲を出したじゃないですか。あれを見た時に、「世界レベルの人たちも、自分たちと同じようなことをしたいんだ」とわかって、すごく自信がついたんです。
takaosoma:日本だと、バンドでそういう動きをしている人ってまだあまりいないと思うんですよね。だから、まずは自分たちがやってみようと。
正直、ライブのクオリティとかはまだまだ未発達で、これからやらなきゃいけないことが山積みの状態です。でも、誰もやったことがないからこそ、やりがいがある。そういう答えって、AIに聞いても出てこないんですよ。だから今は、みんなで試行錯誤しながら必死に頑張っています。
石尾紘樹:ライブでやっていて少しずつ良くなっている実感はあるし、演奏していて気持ちいい瞬間が増えているのも楽しいよね。今までは「自分たちができる範囲」で気持ちよさを提供するライブだったけど、今は「ここが気持ちいいポイントなのかな?」と探りながら鳴らしてみて、「あ、ここ正解だった!」と見つける喜びがある。それはすごく新しい感覚。
偶然の出会いと旅の記憶が形作った楽曲たち
ーリード曲「Diaspora」ではオーストラリアのシンガーPERSIAをゲストボーカルに迎えていますが、どのような経緯で共演に至ったのでしょうか?
takaosoma:自分のnoteにも書いたんですけど。バイトをしているのが恥ずかしくなって、一度バイトを辞めて、路上でギターを弾いて生計を立てようとした時期があったんです。 でも、全然稼げない日もあって、精神的にかなり追い込まれて苦しかった。ただ、その時に音楽のあり方をすごく学んだというか。「ほとんどの人は音楽に関心がない」という現実や、「関心を惹きつける音楽」と「その場に馴染む音楽」は違うんだ、とか。
ある日、真冬の路上で、誰も見向きもしない中で演奏していたら、たまたまオーストラリアから旅行に来ていたPERSIAが通りがかって。「ネオ・ソウルとかソウルが好きなの?」って声をかけてくれたんです。彼女もソウルが大好きで、意気投合して。その後、知り合いの居酒屋で一緒にライブをしたら、すごく良かったんですよね。
今回のアルバムは、いろんな「はぐれた人たち」が集まるような意味を込めて『Diaspora』というタイトルにしました。アルバムを通して、いろんな人との繋がりを大事にしようというコンセプトです。 制作が進む中で「女性ボーカルの曲が欲しい」という話になったんですけど、適任がなかなか思いつかなくて。その時「そういえば!」と彼女のことを思い出しました。インスタでDMを送ったら「いいよ」と言ってくれて、一緒に作ることになったんです。
ー「Stressor」「Hollow」は特にリリックが印象的でした。
SOMAOTA:その2曲に関しては、「繰り返しのフレーズを使おう」とチームで話していたので、そこはめちゃくちゃ意識しました。方針としては、とにかく複雑なものをシンプルにすること。
内容は、社会に対して物申したいみたいな気持ちは正直あまりなくて。当時はマジでストレスに苛まれていて、「もうどうしたらいいんだ」と思っていました。でも僕は、そういう感情を全部音楽に昇華させればいいと思っているタイプなんです。
実際、あの頃は本当にストレスがやばかったんですよ。締め切りもそうだし、新しい書き方への挑戦もそう。もともとMCが2人いたのが1人になったりもして。その限界の感情をぶつけてみたのが「Stressor」です。
「Hollow」に関しては、「どこかへ行ってしまいたい」という気持ちがありました。限界だった時に、楽しかった思い出って何かなって考えて。あの曲は、どんな言葉やフロウを乗せても良い曲になると確信していたので、自分の本当に言いたいことを書こうと思った時に「旅」が浮かんだんです。
2024年に台湾へ2回ほど行ったんですけど、そこですごく台湾が好きになって。音楽をジャンルで分けない感じが日本とは全然違うし、リスナーも「かっこよければ何でもあり」という雰囲気があって。だから「Hollow」は、書いている時めちゃくちゃ楽しかったですね。
音楽の話から一歩離れて、ここからはメンバーの素顔に迫るパーソナルな質問へ。それぞれの旅への憧れや、今夢中になっているものについて語ってもらった。
ー今どこかへ行くとしたらどこに行きたいですか?
SOMAOTA:メキシコ。混沌とした町に行きたいっすね。
takaosoma:なんで?
SOMAOTA:僕、インドがすごい好きで。バックパッカーもやってて2回行ったんですけど、合計7ヶ月くらい滞在したので、さすがにもういいかなと(笑)。今はとにかく、ロジックにがんじがらめになった社会から抜け出したいんですよね。
takaosoma:俺もわかる。
SOMAOTA:でしょ。じゃないと音楽なんてやってない。
たけひろ:僕は日本全国を旅したいっすね。海外もいいけど、やっぱり日本が好き。歴史もあるし、情があるのかな。死ぬまでには47都道府県すべて行きたいです。
takaosoma:バンドで行けたら嬉しいよね。

安原大貴:僕は韓国。自分のルーツなので。日本で生まれ育った4世だから、おじいちゃんおばあちゃんも韓国語は喋れないんですけど、何も喋れないのはちょっと寂しいなと思って。中学の修学旅行で一度行ったきりなので、今の自分の目で街並みを見てみたい。バンドでも個人でもいいから、旅行に行きたいですね。
石尾紘樹:僕は今、インドに行きたい。よく「人生観が変わる」って聞くじゃないですか。 実は今、個人的に仕事を辞めようと思っていて。お世話になった人への恩があるから完璧に引き継ぎをしたい自分と、「もう辞めるのになんでこんなに頑張って資料作ってるんだ」という自分がせめぎ合っているんです。でも「インド人は引き継ぎなんて全然しない」っていう噂を聞いたので、その真意を確かめに行きたい(笑)。
takaosoma:僕はやっぱり、UKシーンが今すごく熱いので、イギリスに行きたいですね。
ー今1番注目してるアーティストやジャンルはありますか?
石尾紘樹:今回のアルバムとは関係なさすぎるかもしれないですけど、諭吉佳作/menですね。最近『テーブルテニスのゲームのレフィル』っていうインストだけのアルバムを出していて、その音がめちゃくちゃ面白いんです。実験的なアプローチと、テクノやエレクトロ的な繰り返しの気持ちよさのバランスがすごくて。 今、自分たちが新しいジャンルに挑戦する中で、今まで好きだったものと実験的な要素が組み合わさっている彼女の音楽には、どこかシンパシーを感じるというか。最近はそのインストをよく聴いていますし、自分のプレイにも活かせるところがありそうだなと思っています。
takaosoma:僕はcorto.altoというプロデューサーです。ジャズの音像をビートミュージックとして昇華しているんですけど、いわゆる既存のサブジャンルの枠をぶち壊すようなビートを作っていて。自分が憧れる存在ですね。
安原大貴:僕は最近、寺田創一さんです。
takaosoma:いいですね。ゲーム『サルゲッチュ』の!
安原大貴:そう、『サルゲッチュ』の曲をめちゃくちゃ聴いていて。ハウスやテクノの要素が詰まっているんですよね。昔ゲームをプレイしていた時は、音楽のジャンルなんて何もわかっていなかったけど、今聴くと「こんなに良い曲だったんだ!」っていう発見があって。最近それがすごく嬉しいですね。
SOMAOTA:2025年に一番聴いたアーティストは、Jitwamというインドのプロデューサーです。もう、めちゃくちゃ好きで。以前、京都のMETROに「DoitJAZZ!」という企画で来ていたんですけど、どうしても行けなくて。その悔しさからよりチェックするようになったら、さらにハマってしまいました。活動のスタイルも本当にかっこいいし、すごく尊敬しています。
たけひろ:僕はEzra Collectiveかな。音源以上にライブ映像をよく見ますね。YouTubeとかで、ライブでのパフォーマンスや動き方を研究していて。ベーシストとしての指のタッチの仕方とか、音源だけじゃ伝わらない現場の空気感、映像だからこそわかるライブの良さがすごく好きで、よく参考にしています。
ー京都発のバンドということで、京都の好きな場所やおすすめしたいスポットについて教えてください。
安原大貴: 色々あるよね。
takaosoma:『VOU(棒)』かな。フジロックのGAN-BAN SQUAREでVJをされていた「最後の手段」さんたちがグッズを出していたり。京都は芸大生が個展をできる場所が多くて、大学の頃も友達の展示を見に行ったりしていました。VOUには、学生が作っている面白いものが売っているんですよ。おはじきに落書きしただけのやつが400円とかで売ってたりして、つい買っちゃうみたいな。
安原大貴:場所もライブハウス「磔磔」のすぐ横だよね。
takaosoma:あと個人的には、鴨川より「桂川」のほうが京都っぽいなと思っています。「TURN」のMVでも、鴨川ではなくあえて桂川を選びました。京都は街の左右に大きな川が2つ流れていますけど、僕は制作中によく歩くのが桂川なので。今の自分にとっての京都は、鴨川というより桂川ですね。
SOMAOTA:僕は「kurs」というパン屋。二条城の近くなんですけど、世界一美味しいと思ってます。
takaosoma:その中でも1番美味しいパンは?
SOMAOTA:週に4日くらいしか営業してなくて、そのうち2日間くらいしか出ない限定メニューのフロマージュが最高。あと、食パン(パンドミ)も。普通の食パンしか食べたことがない人がこれを食べたら、マジで飛びますね。
石尾紘樹:僕が行きたいのは「大山崎山荘美術館」。今の妻との初デートの場所なんです。一度行ったきりで記憶が薄れているから、また良い企画展があれば合わせて行きたいなとちょうど思っていました。
たけひろ:僕は、京都といえば「西部講堂」ですね。京大にある…。
SOMAOTA:耐震性の問題で取り壊しの話も出てるけど、みんなで頑張って守ろうとしている場所だよね。
たけひろ:あそこの雰囲気がめちゃくちゃ好き。
SOMAOTA:昔、西部講堂の前でライブしたよね。あれは楽しかった。
安原大貴:僕は「上七軒」というエリア。北野天満宮の近くで舞妓さんも歩いているような場所なんですけど、そこの路地裏にある「糸仙」という中華料理屋さんがむちゃくちゃうまくて。去年食べたご飯で一番でした。 町中華なんだけど、一皿の量が少なめで、少人数で行ってもいろいろ食べられる。何より味が濃すぎないのが最高で。中華は味が濃いのが正義だと思ってたけど、薄味なのに「なんでこんなにうまいの?」っていう。酒も米もめちゃくちゃ進むので、ぜひ行ってみてほしいです。
ーでは最後に、バンドとしての今後の展望や目標を教えてください。
石尾紘樹:今回、アルバム『Diaspora』が出て、Black petrolの新しい一面を見せられたと思っています。メンバーそれぞれが知識や経験を蓄えて、ここからさらに大きくジャンプしていきたいと思っているので、ぜひチェックしてください!

【リリース情報】

3.4 Release
2nd FullAlbum
Black petrol「Diaspora」
アルバム配信リンク:
https://orcd.co/blackpetrol_diaspora
【ライブ情報】

Black petrol 2nd Album“Diaspora” Release Club Tour
OPEN/START 23:00
2026.3.13(Fri) CIRCUS OSAKA
2026.3.19(Thu) CIRCUS TOKYO
2026.4.25(Sat) KYOTO METRO
詳細:
https://eplus.jp/blackpetrol/
【Profile】

京都から世界へ。Black Musicを中心に、多様な音楽ジャンルに影響を受けた 『ナードでハード』な音楽集団。
京都の音楽シーンで、大学在学中にそれぞれのジャンルに精通した高い演奏力を持つメンバーによって結成された。
2023年『SUMMER SONIC 2023』、2024年『FUJI ROCK FESTIVAL’24』、2025年5月北京『STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL 2025』、9月にはビルボード横浜にてSkaai(Band set)と対バン。
2026年1月バンコク『Bangkok Music City 2026』、2月台中『浮現祭 Emerge Fest.』、8月ジャカルタ『LaLaLa Festival』など、国内外の大型フェスに多数出演中。
2026年3月、現行UKシーンのJAZZとElectronicの関連性に注目し、クラブ・フロアサウンドを独自の解釈で融合。約5年ぶりのアルバムとなる国内外のアーティスト・プロデューサーが参加した2ndフルアルバム「Diaspora」をリリース。
