過去のクラシック製品を復元するプロジェクトの一環として、北米で限定30セットが販売される。

最新のハイエンドスピーカー・BeoLab 50、4K有機ELテレビ・BeoVision Eclipseを体験してきたよ!

北欧発の高級オーディオ・ビジュアルブランドのバング&amp;オルフセンが新製品のハイエンドスピーカー「BeoLab 50」、4K有機ELテレビ「BeoVision Eclipse」のリリースを発表。今回block.fmではその発表会に参加し、実際に新製品を体験してきたよ。

バング&amp;オルフセン ジャパンが行ったこの発表会では、本国デンマークよりA/S エクスパンションマーケットマネージングディレクターのニールス・モラー・ニールセン氏、バング&amp;オルフセン ジャパン代表取締役社長の岩永真氏、プロダクト&amp;サポートマネージャーの橋本隆俊氏らが登壇し、世界100カ国以上で事業展開する同社にとってキーとなる日本市場についての説明や新製品についてのトークセッションが行われた。

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トークセッションでは、バング&amp;オルフセンはデザイン先行のイメージがあるが、「体験を通じて人々の心を動かす」という同社の企業理念にあるように”体験”を重視しており、製品を通じて、”豊かな体験”をユーザーに提供することをコンセプトにしていることや、それを提供することが「テクノロジーより人を優先する」という同社の製品作りを行う 上での価値観であるということが語られた。

また、新製品の「PRESS PAUSE AND PLAY」というテーマについては、オンライン化が進み、利便性が高まったがその一方でいつも気が休まらない窮屈さも感じるということから一旦離れ、心安らぐ時間を持つことが大切で、どうせならその時間を楽しみ、豊かにするために最高品質のものを提供するという意味を持っていることが明かされた。

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具体的な新製品の紹介では、まずハイエンドスピーカー・BeoLab 50についての説明が行われた。見かけもお洒落なこの流線型のスピーカーだが、最大のウリはスイートスポットとそれ以外の場所でも最高の音質を楽しむことを可能にする、音響環境をコントロールする「Beam width control」と「Active Room Compensation」という機能だ。

Beam width controlは、全帯域の音の指向性をコントロールする技術で、位相をコントロールし、部屋の壁などに反響させず、直接音のみをリスナーに届けることで、クリアな音質を楽しめるとのこと。

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Active Room Compensationは、スピーカーを設置した部屋の音響環境を内蔵マイクで測定し、リスナーのポジションによって音を変化させるという機能。しかも、このスピーカーは専用のアプリでもコントロール可能。好みにあわせてリスニング設定のプリセットを作成・選択することもできるんだって! これは超便利じゃない?

実際に試聴体験して思ったのは、やっぱり音がメチャクチャなめらかだということ。試聴用音源のピアノ演奏の音なんかすぐそこでライブ演奏を聴いているように思えるくらいだったし、さらにベースミュージックを聴いてみたけど、ベース、サブベースもずっしり鳴っていて臨場感があったな〜。

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そして、個人的に特にすごいと思ったのがBeam width controlの指向性の切り替え。自分だけに音が向けられるナローモードでは歌モノトラックのヴォーカルが中央手前に来てる感じがしたんだけど、音が180°に広がるワイドモードでは、後ろに引いて演奏と一体化したヴォーカルになったのが明らかにわかりやすかった。ここまで変わるか?ってくらいだったので本当に驚かされたよ!

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次に4K有機ELテレビ・BeoVision Eclipseの説明が行われた。このテレビはLGとの共同開発製品で、革新的な画素調光制御技術を導入し、完璧な黒と究極のコントラスト比、色域の拡大を実現したモデルで、サイズは55インチ型と65インチ型の2つのサイズが用意されている。

テレビというよりはビデオシステムと説明されたこちらは、「映像をより楽しむため音にもこだわった」もので、本体に内蔵された450Wの3チャンネルSoundCenterが超パワフル。映像もすごーくキレイだったことは間違いないけど、やっぱりその音の質の高さに驚かされたよ。

これさえあればテレビ単体でOK、ちょっとした追加のサウンドシステムくらいなら不要の音質を実現しているとのこと。

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しかもこちら、内蔵サウンドモジュールにより最大で7.1chサラウンドシステムに対応可能、ワイヤレスで最大8台のスピーカー接続も可能なんだって! それとLGのwebOS 3.5を搭載しているから、NetflixやYouTubeも視聴できるし、Spotify Connect、Airplayなんかのストリーミングコンテンツも楽しめるそう。

あと、本体に付属しているモーターフロアスタンドも印象的だったな。これはボタンを押すだけでウィーンって感じでテレビが回転。普通ならテレビの位置を動かすにはインテリアをどかしたりしなければいけないけど、これなら自分が座っている位置にあわせてスクリーン位置を調整できるからその手間はいらないところがイケてると思わされたなぁ〜。

また、BeoLab 50、BeoVision Eclipseの2つでは特にライブ映像と映画を楽しむことに効果を発揮するとのこと。確かにデモ映像を観ている時、それは間違いないと感じさせられたよ。

あと、何といっても2つともデザインがスタイリッシュなところはやっぱり見逃せないし、惹かれてしまう部分だね。

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まさにハイエンド・オーディオ・ビジュアルブランドらしい今回の新製品。BeoLab 50は現在販売中で価格は1ペア、475万円（税抜）、BeoVision Eclipseは11月末販売開始予定で55インチ型が171万3000円（税抜）～、65インチ型が226万9000円（税抜）～だ。

なかなか簡単に手が出せる価格ではないけれども、これだけのハイクオリティだからいつかはゲットしたい! そう思わされる新製品だった。

今回の新製品が気になった人は是非バング&amp;オルフセン ジャパンのウェブサイトをチェックしてみてほしい。

▷バング&amp;オルフセン ジャパン
<a href="http://stores.bang-olufsen.com/japan/bang-olufsen-japan/">http://stores.bang-olufsen.com/japan/bang-olufsen-japan/</a>

Written&nbsp; &amp; Photo by Jun Fukunaga

オーディオ・ビジュアルブランド「バング&オルフセン」の新作スピーカーとテレビはここがすごい

デンマークのオーディオ・メーカーAIAIAIから発表されたスタジオ制作向けのヘッドフォン。シンガー/音楽プロデューサーのぷにぷに電機が音質や使用感、ブランドコンセプトでもある”環境に配慮したプロダクト”という視点からもレビューする。

音楽制作でも環境に配慮したプロダクトを選びたい。AIAIAIのスタジオ向けヘッドフォン「TMA-2 Studio XE」をぷにぷに電機が実機レビュー

デンマーク発のハイエンド・オーディオ・ビジュアルブランドのBang & Olufsenが、販売価格4万5000ドル（約517万円）のレコードシステム「Beosystem 72-22」を発表した。

<h3>1972年に発売されたターンテーブルの復刻版などを含むレコードシステム</h3>
「Beosystem 72-22」は、1972年に発売されたターンテーブル「Beosystem 4000」のリリース50周年を記念した復刻版と、リモコン「Beoremote Halo」、ステレオスピーカー「Beolab 18」がセットになったもの。北米にて限定30セットのみのが販売される。
また、「Beosystem 72-22」の購入者には、 購入特典として、1972年にリリースされたDavid Bowie『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』、The Allman Brothers Band『Eat a Peach』、Paul Simon『Paul Simon』、Carly Simon『No Secrets』の4枚のアナログレコードがプレゼントされる予定だ。
今回のリリースは、Bang & Olufsenがクラシック製品を復元するプロジェクト「Recreated Classics」の一環として行われたもの。
<div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" title="Beosystem 72-22 Limited Edition, a Time-Transcending Music System." width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/JnWPLB0IotM?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>
その第一弾として、Bang & Olufsenでは2020年にオリジナルの「Beosystem 4000」のターンテーブルを95台を世界中から収集。エンジニアがデンマークの本社でレストアした「Beogram 4000c Recreated Limited Edition」を販売したところ、数日で完売しており、このプロジェクトに対するハイエンドファンからの反応は上々だ。
<h3>予算があれば購入してみたい憧れのハイエンド・レコードシステム</h3>
Bang & Olufsenは、これまでに「Beosystem 2500」、「BeoSound 9000」などスタイリッシュなCDプレイヤーなどを多数発表。また、block.fmでは以前、ハイエンドスピーカー「BeoLab 50」、4K有機ELテレビ「BeoVision Eclipse」がリリースされた際に<a href="https://block.fm/news/bang_olufsen_biolab50_biovision_eclipse" title="取材">取材</a>を行っている。
「Beosystem 72-22」は、先述のとおり、なかなか一般人が手を出すのが難しい価格で販売されるが、予算があれば購入してみたい。そんな風に思わずにはいられない憧れのハイエンド・レコードシステムといえそうだ。

block.fm

Bang & Olufsen、500万円超えハイエンド・レコードシステム「Beosystem 72-22」を発表!

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