bandcamp、アメリカ奴隷解放宣言を祝う記念日の売上をNAACPに毎年全額寄付

今後も人種の正義、平等、変化をサポートする機会を引き続き、模索していくと企業としての社会的責任を表明している。
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2020.06.02 05:00

先月アメリカで起きたアフリカ系アメリカ人のGeorge Floyd氏が警察による暴力により死亡した事件など、人種差別的かつ不当な暴力行為に対し、現在までにアメリカ各地を始め、その他の国でも大規模な人種差別に対する抗議運動が展開されている。その抗議に連動する形でミュージシャン、著名人たちも抗議のためのメッセージを数多く発信していることはすでに多くの人が知るところだろう。



bandcampがNAACPに毎年寄付を行うと発表  


そういった事態を受けて、bandcampは今年から毎年、奴隷解放宣言を祝う記念日(Juneteenth)にあたる6月19日の売上をNAACP Legal Defense Fund(人種的正義のために戦う法的組織)に全額寄付することを発表した。

bandcampが寄付を行う「Juneteenth」とは、1863年1月の奴隷解放宣言の2年半後、アメリカで最も遅くテキサス州ガルベストンの奴隷に彼らが自由になったことが知らされた日で、「Freedom Day」、「Emancipation Day」とも称される、アメリカ・テキサス州ほか36州で奴隷解放宣言を祝う記念日のこと。



企業としての社会的責任を表明 


またbandcampは、先述の収益の寄付に加え、人種的正義のために戦い、有色人種のための様々な機会を創出するNAACPとの提携に向け、年間3万ドル(約320万円)を追加で用意することも発表。政治的、社会的、経済的な人種的正義と変化への持続的かつ真摯なコミットメントが必要だと訴える同社は、bandcampコミュ二ティに対し、今後も企業として、人種の正義、平等、変化をサポートする機会を引き続き模索していく。


bandcampは、今年3月に1日の収益をアーティストに全て還元するキャンペーンを行なっており、先月から7月にかけて同様のキャンペーンを毎月第一金曜日に行うなど、新型コロナウイルス禍によって、アーティストが被った収入面での損失救済措置をいち早く行なっていた。  


現在までにbandcamp以外にもApple、Spotify、Amazon、Netflix、Disneyなどエンタメ関連企業のほか、様々な企業が人種差別に対する抗議の意思を社会的な責任を果たすべく表明している。 


関連記事:bandcamp、アーティスト還元デーを5月より3ヶ月に渡り月一実施を発表


written by Jun Fukunaga 


source: 

https://daily.bandcamp.com/features/bandcamp-naacp-ldf-fundraiser

https://en.wikipedia.org/wiki/Juneteenth 

https://ja.wikipedia.org/wiki/6%E6%9C%8819%E6%97%A5


photo: bandcamp



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