念願の初対面から感動の再会まで。胸が熱くなるグラミー賞の舞台裏

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多くの有名アーティストがジャンルを越えて一堂に会することもアワードの魅力のひとつ!! 今年のグラミー賞でも様々な出会いが生まれたようで、そんな感動的な裏側も紹介していこう。
Beyoncéと新人ラッパー
主要部門を逃したものの、計4部門で受賞し、通算32個の新たな受賞記録を打ち立てたBeyoncé(ビヨンセ)。あらゆるアーティストが彼女の周りを囲む中、ヒップホップ50周年を祝うステージにも登場したGloRilla(グロリラ)は念願の初対面を果たした。Beyoncéとの2ショットを投稿した彼女のInstagramではコメント欄にて「Beyoncéに会えた!! 私の人生は完結したわ」と投稿。Facebookでも「Beyoncéとハグしたから2度とお風呂には入らない」とコメント。彼女にとってBeyoncéがどれだけ憧れのアーティストなのかが伝わる。
昨年11月のインタビューでGloRillaはコラボしたいアーティストにBeyoncéを挙げていたが、過去にBeyoncéと会って大興奮していたMegan Thee Stallion(ミーガン・ザ・スタリオン)がその後実際にコラボしたことを考えるとGloRillaにも可能性があるはずだ!!
ヒップホップファン涙ものの再会
続いてはBeyoncéの夫であるJay-Z。DJ Khaled(DJ・キャレド)との「God Did」でパフォーマンスも披露した彼が再会を果たしのはGloRillaと同じくヒップホップ50周年ステージに登場したベテランMCのRakim(ラキム)だ。Jay-Zにとってはシーンの先輩ラッパーであり、世代としてRakimに影響を受けなかったわけがない。
そんな憧れのRakimとの再会を果たしたJay-Zは「あなたが成し遂げてきた全てに感謝します」と伝えていた。ヒップホップ界のキングとして長年君臨するJay-Zがしっかりと先駆者に対してリスペクトを持っていることが確認できるこの会話は何とも感慨深い。
念願の対面を果たしたAdele
司会を務めたTrevor Noah(トレバー・ノア)がオープニングセレモニーの最中に会場を周り「Adeleは会いたくてたまらないのにDwayne Johnson(ドウェイン・ジョンソン)に会えていないんだ」と話すと、今年のグラミー賞で初めてプレゼンターとして登場した元プロレスラーであり俳優のDwayne Johnson(ドウェイン・ジョンソン)が登場!! その後Adeleの受賞を発表したのもDwayne Johnsonだったこともあり、彼女にとって思い出深いグラミー賞となっただろう。
ちなみに「About Damn Time」で年間最優秀レコード賞を獲得したLizzo(リゾ)はスピーチで「学校をサボってBeyoncéのライブに行った」ことを告白。その後Adeleと3人で写真を撮るなど、歌姫同士の友情も垣間見えた。
最後にやはりTaylor Swift(テイラー・スウィフト)が、最優秀アルバム賞と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞した元カレのHarry Styles(ハリー・スタイルズ)を祝福していたことも見逃せない。Harryのパフォーマンス中にも客席で踊るTaylor Swiftが撮影されており、微笑ましく思ったファンも多いはず。アーティスト同士が純粋にお互いを認め合うアワードの裏側も、見逃したくない感動の瞬間だ!!
🎥| @TaylorSwift13 dancing to Harry Styles #GRAMMYs performancepic.twitter.com/o17AEG8Po0
— The Swift Society (@TheSwiftSociety) February 6, 2023