デビューから四半世紀以上も活躍

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<h3>デビューから四半世紀以上も活躍</h3>
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<p>「接吻」「朝日のあたる道」や「プライマル」のヒットで知られるORIGINAL LOVEは、1991年にデビューしてから日本の音楽シーンに大きなインパクトを残し続けてきた。そしてデビューから四半世紀以上経過してからも色あせる事なく輝き続けている。そんなORIGINAL LOVEは、デビューからどんな軌跡を辿ってきたのかを紹介する。</p>
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<h3>初期のORIGINAL LOVE</h3>
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<p>ORIGINAL LOVEは、1985年にThe Red Curtainとして結成されたバンドである。結成時点ではスリーピースバンドで、ボーカル&amp;ギターでコンポーザーでもある田島貴男、ベースの小里誠、ドラムの秋山幸広で構成されていた。その翌年となる1986年にはギターの村山孝志が加入し、4人組バンドとなる。そして1987年から4人での本格的に活動がスタートし、同年夏にはバンド名をORIGINAL LOVEへと改めた。なお、ボーカルの田島貴男は1988年からORIGINAL LOVEの活動と並行して小西康陽率いるピチカート・ファイヴのメンバーとしての活動もスタートさせる。ただしORIGINAL LOVEの活動に専念するため、1990年にはピチカート・ファイヴを脱退した。</p>
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<p>1990年における何度かのメンバーチェンジを経て、1991年春にシングル「DEEP FRENCH KISS」にて遂にデビューを果たす。その年の秋にはセカンドシングルの「月の裏で会いましょう」がドラマ主題歌に採用され、一気に評価・知名度を上げた。さらに年末には栄誉ある日本レコード大賞においてファーストアルバム『LOVE! LOVE! &amp; LOVE!』が最優秀アルバム・ニューアーティスト賞を受賞し、ブレイク目前と言われ始める。ただし、1992年は期待されながらもいまいち活躍できず、一時期低迷期を迎えていた。</p>
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<h3>1993年秋に「接吻」で大ブレイク</h3>
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<p>そんなORIGINAL LOVEは、1993年に入って大きな転機を迎えた。1993年10月にスタートした日本テレビ系の連続ドラマに5枚目のシングル「接吻 kiss」が採用され、第一回目の放送から全国に衝撃が走る。あまりに美しいメロディーとボーカル・田島貴男の誰にも真似できない太く甘い声に全国の視聴者はたちまた魅了され、シングル発売が待ち望まれるようになった。そして、1993年11月10日にシングル「接吻」が発売されると、シングルチャートにて上位にランクインし、様々な人気音楽番組でもこの曲を披露する。ドラマが終了した1994年に入ってからもこの曲に対する評価は高まり続け、全国のラジオ番組でもリスナーからのリクエストを受けて大量オンエアーされた。さらにカラオケチャートも急上昇していき、「接吻」という曲を通じてORIGINAL LOVEというバンドは遂にブレイクを果たす。</p>
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<h3>接吻に続いて「朝日のあたる道」「プライマル」などが大ヒット</h3>
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<p>「接吻」が大ヒットした事によりボーカル&amp;コンポーザーの田島には次回作に関して多大なプレッシャーがかかっていたが、天才の彼に対してその心配は不要であった。某人気シャンプー商品のCMソングとしてリリースされた1994年4月発売の「朝日のあたる道」は、キャッチーなメロディーが受けてスマッシュヒットを記録する。なお、「接吻」はスローでムーディーなラブバラードであったのに対し「朝日のあたる道」はアップテンポで軽快な雰囲気のポップソングであった。まったく違うタイプのヒット曲を誕生させた事により、田島貴男は同時期にブレイクしたMr.Childrenの桜井和寿同様に次世代コンポーザーとして大きな注目を集める。</p>
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<p>「朝日のあたる道」をリリースを経て、1995年は作品のリリースはわずかに留まり、春には大規模な全国ツアーを敢行。ツアー終了後には田島以外のメンバーが全員脱退してORIGINAL LOVEは実質的に田島のソロプロジェクトとなった事が発表され、ファンからの心配が高まる。そんな中、1995年の終わりに田島は自身のラジオ番組にて「最高の曲ができた。早くみんなに聴かせたい」という興味深い発言をして注目を集めた。その後、発表された彼の自信作が、ORIGINAL LOVEのさらなる人気アップに大きく貢献した8枚目のシングル「プライマル」である。</p>
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<p>この曲は鈴木京香・大沢たかお主演の日本テレビ系ドラマ「オンリー・ユー」の主題歌となった。1996年2月5日に発売されると、同日リリースのMr.Children「名もなき詩」などに続いて初登場5位にランクインする。その後も驚異的なロングヒットを続け、枚数的には接吻や朝日のあたる道を超えて過去最大のビッグセールスを記録した。この曲のメガヒットにより、ORIGINAL LOVEはJ-POPアーティストとして確固たる地位を築く。</p>
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<h3>1997年以降のORIGINAL LOVE</h3>
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<p>「接吻」「朝日のあたる道」「プライマル」と立て続けにヒット曲を出した事により、ORIGINAL LOVEに対する期待は、ますます高まっていった。さらに強まるプレッシャーの中でも天才コンポーザー・田島貴男はハイクオリティーな曲を書き続け、「ディア・ベイビー」や「宝島」といったシングル曲をヒットさせる。ただし2000年代に入ると田島がORIGINAL LOVEとして活動する事は次第に少なくなっていき、様々なアーティストとのコラボでの活動が目立つようになった。例えば、2009年にはEvery Little Thingの持田香織とCaocaoというユニットを結成し、「個人授業（フィンガー5のカバー）」というシングル作品をリリースしている。2010年代に入るとポニーキャニオンからレコード会社を移籍し、ORIGINAL LOVEとしては7年ぶりとなるシングル作品「ファッションアピール」を発表した。2019年に入ってからは『bless You!』という2月発売の25枚目のアルバムが高い評価を受けるなど、日本の音楽シーンにおいて輝きを放ち続けている。</p>
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<p>written by 編集部</p>
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<p>photo:&nbsp;<a href="http://originallove.com/" title="http://originallove.com/">http://originallove.com/</a></p>
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「接吻」「朝日のあたる道」などのヒットで知られるORIGINAL LOVEの歴史

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