日本人離れした才能豊かなバンド・yahyel(ヤイエル)

音楽通の間ではすでに有名、yahyel(ヤイエル)って?
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2018.06.10 07:31


音楽通の間ではすでに有名、yahyel(ヤイエル)って?


皆さんはyahyelというバンドを知っているだろうか。あまり音楽に興味がない人は名前すら聞いたことが無いかもしれない。しかしながら音楽通の間では一定の知名度を誇る、新進気鋭のバンドである。彼らについて詳しく見ていこう。


まるで洋楽のような楽曲を発表し続けるバンド


彼らyahyelが通目されている理由の一つは彼らの楽曲を聞いて見ればすぐにわかるのではないだろうか。初めて彼らの楽曲を聞いた人のほとんどが感じる感想、それは彼らyahyelというバンドが本当に日本人だけで結成されたバンドなのだろうかという事ではないだろうか。




最近登場した若いバンドたち、著名なバンドでいえばSuchmosをはじめとした洋楽性を感じるバンドはたくさんあるが、yahyelほど日本人らしさを全く感じない日本のバンドは無いのではないだろうか。


洋楽と日本の楽曲の違いは細かく上げればたくさんあるが、最も大きなものがサビというものがあるか無いかだろう。日本の楽曲は誰が聞いても最も盛り上がる場所だとわかる、いわゆるサビというものがほとんどの楽曲に存在している。しかし洋楽にはサビという概念が無い。もちろん楽曲が最も盛り上がる場所というのは存在するのだが、日本の楽曲のサビと比べれば抑えめで、楽曲全体で徐々に頂点を作っていくといった印象である。yahyelの楽曲はまさに洋楽のように徐々に頂点に向けて盛り上げていくような曲構成になっているのだ。




改めて書くが、メンバーはボーカルの池貝峻、サンプリングとコーラスを務める篠田ミル、シンセサイザーとコーラスを務める杉本亘、そしてドラム担当の大井 一彌、VJを務める山田健人と、全員がれっきとした日本人である。しかし、全員が海外に在住した経験があるため、洋楽からの影響は普通の日本人より強く受けていることは間違いない。


もともとは池貝と篠田、そして杉本の3人で活動をしていたのだが、本格的にバンド活動を進めるために大井を加入させ、更にライブで視覚的にも効果を高めるために山田を加入させた。実はメンバーのうち、VJを務める山田健人がとんでもない人物なのである。




敏腕映像作家である山田健人


yahyelというバンドの魅力を語るときにVJである山田のことに触れないわけにはいかないだろう。彼は現在最もアーティストたちから支持を受けている映像作家のひとりといっても過言ではない。


かれがプログラミングの道に目覚めたのはなんと中学生の時である。中学生の時に自身でゲームアプリを開発し、友達に配布したところ、とても好評を得たことから、本格的なアプリを作ろうと改良を重ねて完成さえたアプリは全国で20位のダウンロード数を記録した。




そして2015年にyahyelに参加したと同時に、当時から親交のあったSuchmosのYMMという楽曲でMVを担当し、映像作家としてもデビューを遂げる。そして彼が一躍有名になったのが同バンド最大のヒット曲となるSTAYTUNEである。同年にはそのMVを見た宇多田ヒカルからのオファーを受けて彼女の楽曲のMVも制作する。その後は破竹の勢いで映像作家として活躍を続けている。先に挙げた二人の他には水曜のカンパネラや嵐、欅坂46、さらには米津玄師など、現在第一線で活躍するメンバーが名を連ねていることからも、彼がいかに映像作家として活躍しているかが分かるだろう


yahyelの名前は自分たちの評価についての皮肉


yahyelは優れた音楽性を持っているものの、実は世間からの評価はかなり冷ややかである。あまり音楽を積極的に聞かない層からは彼らの楽曲を聞いても何の魅力も感じる事が出来ないだろう。


一方、一般人が聞かない音楽を聞くことを良しとするいわゆる音楽オタクや、洋楽を聞きなれている海外のリスナーからは彼らの楽曲は洋楽の猿真似だと厳しいバッシングを受けている。実は彼らのバンド名であるyahyelには宇宙人という意味合いがあり、日本人というバックボーンを捨て、世界に通用する音楽を発信すると海外からは猿真似だと言われ、国内からは日本人離れしてなじめないという、地球上のどこにもなじめない存在である自分たちは宇宙人と自称せざるをえないという事を皮肉めいたものとなっている。


Photo:

https://www.facebook.com/yahyelmusic/



Written by 編集部



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