音楽にご無沙汰していたWill SmithがロシアW杯のテーマソング「Live It Up」でカムバック

Will Smithがアーティスト活動を再始動。Nicky Jam、Era Istrefi、DiploとロシアW杯テーマソングに参加した。
SHARE
2018.05.26 04:20

1987年にDJ Jazzy Jeff & Fresh PrinceとしてデビューしたWill Smith(ウィル・スミス)。ソロとなったあとも映画俳優としてスターの階段を駆け上り、並行した音楽活動で「Gettin 'Jiggy Wit It'」や「Men in Black」「Wild Wild West」など主演作の主題歌をヒットさせた。2005年のソロアルバム「Lost and Found」以降俳優業が中心となっていたBig Willieがシーンにカムバックする。




Will SmithがDiplo、Nicky Jam、Era Istrefiとともにロシアワールドカップの公式テーマソングに参加


2018 FIFA ワールドカップロシア大会の開幕まで1ヶ月を切った。公式テーマソングにはInstagramでも大人気のハリウッドスターWill Smithが参加している。


アーティストとしてグラミー賞を受賞し、ハリウッドでキャリアを築いたドル箱俳優はInstagramでアメリカ出身でプエルトリコをルーツに持つNicky Jam(ニッキージャム)とのツーショットをポストしていた。


投稿された写真ではadidasのサッカーボールを手に持つ2人の姿が映し出され“One Life to Live.Live it Up.”という言葉、Diplo(ディプロ)、Nicky Jam、Era Istrefi(エラ・イストレフィ)の名前がキャプションに添えられており、#World Cupのハッシュタグが。




Nicki Jam、Era Istrefiについておさらい


2014年のFIFAワールドカップテーマソングは Pitbull(ピットブル)、 Jennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)、Claudia Leitte(クラウディア・レイチ)による「We Are One(Ole Ola)」


2010年はShakira(シャキーラ)の Waka Waka (This Time for Africa)だった。いずれも国際色豊かなアーティストが反映されたアーティストが選ばれていた。


今回の楽曲でも同様だ。Nicki Jamはアメリカ出身だが、プエルトリカンの血を引いている。レゲトン業界においてはかのDADDY YANKEE(ダディ・ヤンキー)に並ぶほど絶大な支持を受けるアーティスト。


ヒップホップとラテンアメリカとカリブミュージックを融合し、スペイン語、英語を織り交ぜた楽曲の多くがYouTubeで10億回以上再生されている。




Era Istrefiはコソボ共和国プリシュティナ出身のアルバニア系のポップシンガーだ。かつてはユーゴスラビアのセルビアの自治州だったが、独立を経て国となった。バルカン半島中部の内陸部に位置する。分かりやすく言うとイタリアの南。


彼女が一躍世界に名を知らしめたのは2016年に発表された「BonBon」という楽曲である。YouTubeで5億回以上再生されており、ショッキングなピンクファーのカラーとRihanna(リアーナ)に似た歌声が特徴的だ。






FIFAがCNNにコメント。オフィシャルオーディオとMVのメイキングが公開


CNNがFIFAにコメントを求めたところ、FIFAのスポークスマンが回答。「FIFAとソニー・ミュージックは、世界中のFIFAワールドカップのファンのため、エキサイティングな公式テーマソングを提供するために再び提携した。 2018年の公式テーマソングのラインナップとクリエイティヴなコンセプトは、もうすぐ発表されるだろう」とCNNがFIFAからの回答コメントを掲載している。



オフィシャルテーマソングはさっそく5月24日(現地時間)Nicky JamのYouTubeアカウントからオフィシャルオーディオが公開された。

中南米の雰囲気を醸しつつ、フィールドを駆け抜けるような疾走感のトラックは、ワールドミュージックをダンスミュージックのフォーマットに落とし込むのがうまいDiploならでは。ビートもぶっとくて最高だ。


レゲトンアーティストNicky Jamはもちろん。Era Istrefiの歌声もカリブムード漂う楽曲にも非常にマッチする。加えてWill Smithのラップが大胆にマッシュアップされた1曲となっている。


Sky Newsによれば、公式MVはコロンビアのカルタヘナで撮影されたとみられ、Nicky JamののTweetには撮影現場での様子がポストされている。


5月25日(現地時間)にはWill SmithのYouTubeアカウントからMVのメイキング動画が公開された。本編が公開される日はもう間もなくだろう。









Will Smithは並行してアルバムを制作中。スタジオでのREC風景や楽曲の一部を公開


オフィシャルテーマソングがリリースされ、いよいよFIFA ワールドカップ開幕へのテンションが急速に上がってきた。Will Smithは今回のオフィシャルテーマソングへの参加を皮切りにアルバムリリースへ向け、準備中だ。


スタジオでのREC風景や楽曲の一部が公開されている。こちらの動画を分析した記事がViceが運営する音楽メディアnoiseyが細かく分析しているのだが、この記事を手掛けたライターは以前、Fresh Prince時代からの往年の相棒DJ Jazzy Jeff(ジャジージェフ)とのライヴで昨年に発表した楽曲「Get Lit」を“中年の危機”“Ultra Festivalの悪夢”としてメタメタにこきおろしている


たしかにこのRagga EDM風味の楽曲はWill Smithのラップとマッチしておらず、違和感が仕事しすぎている。







しかし、公開されたレコーディング動画では、90年代リバイバルのFresh Prince、Big Willieを現代にアップデートしたような雰囲気のラップを吹き込む姿を見せてくれている。noiseyのライターも期待を寄せており“The Willennium begins anew.(新しい『Willennium』※の始まりだ)とサブタイトルに付け、“中年の危機”は終わりを告げたと書き記した。


※Will Smithによる1999年発売の2ndソロアルバム


Will Smithのシーンへのカムバックは“中年の危機”を完全に乗り越え、成功を収めることができるのだろうか。その第一歩となるワールドカップオフィシャルテーマソングを聴くかぎりは一安心といったところ。


2018 FIFAワールドカップロシア大会は6月14日から7月15日まで。開会式、閉会式のどちらか、またはその両方で「Live it Up」のライヴパフォーマンスを見ることができるはずだ。


ある意味、ワールドカップの優勝国と同じくらい気になるWill Smithの今後の動向に注目していきたい。




written by Tomy Mochizukiy


source:https://edition.cnn.com/2018/05/23/sport/will-smith-world-cup-2018-spt-intl/index.html

https://news.sky.com/story/will-smith-to-perform-world-cup-2018-song-11381738

http://www.espn.com/soccer/fifa-world-cup/4/blog/post/3506811/will-smith-nicky-jam-to-perform-official-2018-world-cup-song

https://www.rt.com/sport/427460-will-smith-world-cup-song/

https://www.billboard.com/articles/columns/latin/8457175/will-smith-nicky-jam-fifa-world-cup-song

https://www.vibe.com/2018/05/will-smith-nicky-jam-live-it-up-fifa-world-cup/

https://noisey.vice.com/en_ca/article/vbbwwb/were-very-sorry-but-will-smiths-midlife-crisis-is-officially-here

https://noisey.vice.com/en_us/article/gykyvj/will-smith-new-freestyle-analysis


photo:Nicky Jam YouTube




SHARE