AIによるランダマイズ機能を搭載。ループシーケンサー「Wejaam DesignerⅡ」登場

DJ・トラックメイカー向けのフリーソフトとしてリリースされていたWejaam Designerがバージョンアップ。AIによるリアルタイムランダマイズが新たなグルーヴを生み出す。
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2020.01.16 06:00

もともとはDJ・トラックメイカー向けのアプリとしてスタートしたWejaamがバージョンアップ。AIを利用したランダマイズ機能を搭載したシンセ・サンプラー統合型のループシーケンサー「Wejaam DesignerⅡ(ウィジャム・デザイナー2)」として発売された。ホストシーケンサーなど不要でスタンドアローン動作可能なほか、AU & VST3プラグインとしても利用可能となっている。



リアルタイムで最高のグルーブを制作


昨今のDAWには、あるジャンルの制作に特化した操作性やパフォーマンス性の高さが求められつつある。「Wejaam Designer Ⅱ」は、トラックメイカーの制作に照準を合わせたDAWといえそうだ。今までの「Wejaam Designer」のFL的なシーケンス画面を中心とした操作性を引き継ぎながら、トラック制作に必要な機能はほとんど網羅。オーディオ素材やシンセなども搭載されており、インストールしたらすぐにトラックが制作できる。高機能なDAWは機能と引き換えに、操作性を失ってしまいがち。トラックを制作するだけなら使わない機能はほとんど削ぎ落とされており、シンプルな操作性を保っている。

 

トラック制作を加速するランダマイズ機能


「Wejaam Designer Ⅱ」推しの機能がAIによるランダマイズ機能。ランダマイズ機能というと、ドラムトラックのタイミングをジャストからあえてズラすような目的で使われることが一般的だが、「Wejaam DesignerⅡ」のランダマイズ機能はより包括的かつ音楽的にトラック全体をランダマイズし、トラック制作に新たな可能性をもたらしてくれる。 

無制限にグルーヴを作成できるこのランダマイズ機能はライブ中にも活用できるので、ライブでのパフォーマンス中にランダムにバーをタップしていくことで、予想もできない新たなリズムパターンを生成できる。

パフォーマンス中に完成した新しいアイデアを記録しておくこともできるので、偶然の生み出したグルーヴを採用し手グセでは作れなかったような斬新なトラックも生み出せそうだ。




プロフェッショナルなマスタリング機能やエフェクトを搭載


マスタリング用に最適化されたリリースタイムが設定されたリミッターを搭載しており、同梱されているものだけでマスタリングされたグレードのサウンドを制作可能。

リバーブ、ディレイ、コーラス、EQ個別トラック、フランジャー、クラッシャー、ディストーション、パラメトリックフィルターなど制作に必要なエフェクト類も一通り揃っている。 

 



Wejaam DesignerⅡの主な機能・特徴


・FXスイート:EQ、リミッター、コンプレッサー、リバーブ、ディレイ、コーラス、フランジャー、オーバードライブなど

・プロマスタリング:プロリミッターとコンプレッサーをマスタリング用に最適化

・AU&VST3:Ableton Live、Cubase、FL studio oneなど互換性のあるDAWシーケンサーで使用可能

・チャネルごとに1つパラメトリックフィルター設定可能

・チャンネルごとに2つのエフェクトセンド設定可能

・3バンドイコライザー搭載

・リミッター搭載

・iTunesエクスポート

・1600のドラムサンプル

・50のプリセットキット

・178のシンセプリセット

・50パターン

・Mac OS 10.8 Mac OS 10.14 Mojave(64ビット)

・Windows 8 Windows10(64ビット)

・Audio Units、VST3、スタンドアローン 

  

価格は133.35ドル(日本円で約1万4000円)となっている。

Windows版、Mac版共に15日間の無料トライアルをゲットできるので、気になった方はまずは試してみよう。


written by Yui Tamura


source:https://futurbeats.com/index.php/wd/

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