ワーナーミュージックがSpotifyの株式75%(約430億円)を売却したことを発表

Spotifyは2018年に入りニューヨーク証券取引所に上場したばかり。
SHARE
2018.05.10 04:00

現在音楽を聴く一つの手段としてストリーミングを使うユーザーが世界中で急増している。定額制音楽配信会社の一つであるSpotifyは、1億7千万人のアクティブユーザーを擁し、その数は今なお増え続けている。



ワーナーミュージックがSpotifyの株式を売却


ワーナーミュージックは、自社が保持するSpotifyの株式の内、75%を売却することを発表した。ワーナーミュージックグループによると、その額は430億円以上にまで及ぶ。同社によると、Spotifyに対し悲観的な意見を持っている訳ではないと、明確な立ち位置を示した上で、今回の売却を経て得た資金はアーティストやソングライターに分配することを発表した模様だ。



(画僧はSpotifyのCEOのDaniel Ek)



Spotifyは2018年4月にNY証券取引所に上場したばかり


Spotifyは2018年4月にニューヨーク証券取引所に上場したのだが、かなり個性的な方法で上場したようだ。新たに自社の株式を発行せずに、自社株式だけを証券取引所に登録する方法(一説によると手数料の30億以上の支払いを避けるためとも言われている)の直接上場を採用しており、異端児扱いをされている。


ワーナーミュージックもSpotifyの未来と今回の株式売買は関係のないものと発表しており、今現在Spotifyの奇策は成功しているように思える。果たしてストリーミング配信は、新たな産業としてさらなる進化を秘めているのであろうか? 今回の動きだけではまだ情報は少ないが、大きなディールが次々と決定する中で、まだ何か新しい発表が残っているかもしれない。



written by Yoshito Takahashi


source:

http://variety.com/2018/music/news/warner-music-group-sells-75-of-its-spotify-shares-1202800953/ 

https://www.cnbc.com/2018/04/03/how-does-spotify-direct-listing-work.html 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-04/P6N4AZ6JIJUO01 


photo: Warner Music Group & Spotify Technology SA



SHARE